NIF仲間の安比ツアー

一昨シーズン、初めての安比に誘ってくれた太一郎・玲奈が安比に来るというので合流。1月に一緒に滑った安比在住のR-A-Y(^o^)宅に泊めて貰い、リゾートライフを少しだけ味わう。

2010年3月13日(土)強風

金曜夜に「安比寄席」があるとのことでお誘いを受けていたが、仕事が立て込んでいたので結局土曜日の朝発。6:25の路線バスで高速バスセンターへ。安比往復6600円の割引乗りつきチケットを購入。「APPI」のステッカーがおまけにつく。どこに貼ろうかな。

仙台→盛岡のバスは10数名。「スキー板はお預かりできないのですが・・・、そう言われても困りますよね。」と運転手さん。安比往復のチケットを売ってるのにねぇ。
盛岡→安比のバスは満席で増発便が出ました。定刻10分遅れほどで安比高原着。R-A-Y(^o^)に合流。

強風でゴンドラは全滅とのこと。萎える気持ちを奮い立たせて、いざゲレンデへ。動いているのはセントラルクワッドとザイラー連絡・ザイラー第2。ってことで、ザイラー方面へ。
風は強いけど、天気はいいので、林間を上がっていくザイラーの長いリフトはポカポカ、のんびりである。途中、林の中にニホンカモシカを2頭発見。慌ててカメラを向けたが、丁度木の陰に隠れてしまった。残念。

週の中頃、仙台市内でも24センチの積雪があったけど、安比も一晩で80センチ降ったのだそうな。このお陰で、ザイラーは雪タップリ。強風で表面がちょいと堅くなってるけど、まずまずのコンディション。2本滑ったところで、12時過ぎ。太一郎・玲奈が12時半くらいにゲレンデに来るとのことなので一旦プラザに降りる。

丁度、彼らも着替えを終えたところで合流。
昼食の時間でもあり、どこで食事をするか相談。在住のR-A-Y(^o^)がまだ行ったことがない、というのでルピナスのイタリアンバイキングに決定。
せっかくなので、4人でザイラーを一本滑ってから、13時過ぎに少し遅めの昼食。

貧乏性のため、元をとろうと、ついつい食い過ぎる。パスタ4種類、カレーライスにピザに、サラダ。最後はデザートまでがっつり。いつもならビールを頼むところだが、食べるのに専念笑い。

昼食後14:30に滑走開始。結局、午後になっても風は弱まらず、ゴンドラは×で、セントラルクワッド、ザイラー連絡・ザイラー第2くらいしか動いていない。
滑れるところを探しながら、のんびりと滑る。

それでも16時半、滑走終了。R-A-Y(^o^)宅で着替え、小休止して、二戸・金田一温泉に連れて行ってくれるという。座敷わらしの宿が火災に遭ったので有名。距離感がなかったので遠慮なくお願いしたのだけどクルマで小1時間。
途中、「ふうせつ花」という豆腐屋さんに寄った。ざる豆と湯葉のお店。試食をさせてくれるのだけど、豆の味が濃い。ウマっ。

目指すは金田一温泉。金田一(きんたいち)」とはアイヌ語で「山の中の人の集まるところ」という意味らしい。(ちなみに「安比」も同じくアイヌ語の「平和の地」という言葉が語源になっているそうな。)

焼けてしまった座敷わらしの宿以外にも温泉宿が何軒かあるようだが、この日連れて行って貰ったのは日帰り温泉「ゆうゆうゆ〜らく」。入浴料600円のところ、生ビール&小鉢のついたセットが1000円。迷うことなくセットを頼む。
2週続けて山形蔵王の強いお湯に浸かってたけど、ここの温泉はぬるめの優しいお湯。ヒバの浴槽が良い香り。気泡風呂、半身浴の風呂、打たせ湯にサウナまでついている。
それほど混んでおらず、カランも少なくないのだが、お風呂セットを置いて場所取りをしている人が多くて、使えるカランが2,3カ所だけ。そういう文化なのだろうか。誰も苦情を言わないのかなぁ。

1時間近くのんびり浸かって、お待ちかねの生ビールセット。途中で生樽が切れてしまい、中途半端になった一杯もサービスで持ってきてくれる。日替わり小鉢はモツ煮。凍み豆腐が入ってるのが珍しい。うまい。安い。

晩ご飯は同じく二戸の短角亭。肉屋さんがやってる焼肉屋サン。こちらの名産である短角牛が安く食べられる。
セットはカルビ、タン、ミノがタップリで3000円。さらにこの日のサービスは厚切りのヒレ。1枚1000円とのことで2枚注文。ナムルにキムチの盛り合わせを頼み、生ビール・マッコリで頂く。

赤身の肉うまい。ミノもコリコリしてうまい。さらに680円の冷麺がこの日は380円とのことなので全員注文。これまたうまい。
温泉で助走は済んでいたとしても、腹一杯食って2500円でお釣りが来るんだから、R-A-Y(^o^)が安比からクルマをとばしてでも来たいという訳がわかるな。

帰り道、雪が降り始め、だんだん強くなってくる。途中で、何度か降雪と地吹雪でホワイトアウト。R-A-Y(^o^)の部屋に戻り、わたスキ見ながら、まったりと呑み会。1時過ぎに就寝。


ガスではなく地吹雪で白く煙る頂上

豆腐屋さん

肉に溺れる。これで3000円

3月7日(日)快晴

この日も強い風。ケーブルテレビでリフトの運行状況を確認、下の方しか動いていない。でも、昨晩あれだけ雪が降ったのだから、ゲレンデコンディションはいいはず。
意を決して山へ向かう。何やらキャンペーンでバナナのサービス。ちょうどいい朝ご飯。

ゴンドラが動いていないので、セントラルクワッド、シュレップリフト、Tバーリフトと乗り継いで上に向かう。シュレップは慣れてない人が多くて度々止まるので閉口。
カッコウゲレンデへ。雲がほとんどなく良い景色。綺麗に見える。

さすがに雪は良い感じ。そうこうする内に、だんだん風も弱まり、ついに安比ゴンドラが営業開始のアナウンス。一気にゴンドラまで滑り降りる。安比ゴンドラからザイラーへ。ザイラークワッドを上がってきたところ、ビスタクワッドも動き始める。
昨日は開けてなかったのできっと「良い」に違いないと急ぐ。岩手山が目の前にドカンと現れる。

期待していたほどではないものの、コースの端に少しだけ新雪が残っていた。2,3本滑ったところで、お昼になる。
この日の昼はレッドハウス。おいらは生ビールとナンドック。ポケットの中の笹蒲なんぞもかじりながら昼飯終了。
太一郎、R-A-Y(^o^)が食べてたカツカレー1400円はカツは揚げたてで、カレー・ルーは別盛り。十分おかずになるな。

午後は西森へ。まだまだ新雪が残ってましたわ。ちょいと林間なんぞも楽しみました。西森だけ5本ほど回す。最後に安比ゴンドラ一本滑って16時滑走終了。

17時5分のバスで盛岡へ。このバスも増発便が出た。バスに乗り込んだ途端に携帯がブルブル。職場から「福島で震度5弱」のメール。ギリギリセーフ。盛岡でじゃじゃ麺を食べて、最終バスで仙台へ。よく滑り、よく食べた2日間でした。


何故に安比でバナナ

ナンドッグ

岩手山がドカン

【データ】

滑走日 :10年3月13日〜14日(シーズン通算滑走日数 26日)
ゲレンデ:岩手・安比高原スキー場
リフト待:10分程度
ゲレ食 :レッドハウス ナンドッグ 700円
     Lupinas(ルピナス) イタリアン・バイキング 1575円

【おこづかい帳】

宿泊費 :  0円(友人宅に宿泊)
リフト券: 6000円(オーナー優待券)
交通費 : 6600円 (往復直行バス)
   計  :12600円


シーズン累計:330,700円



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