NIF仲間の蔵王ツアー

昨年1月、山形蔵王に関東のスキー仲間が来てくれました。あのときは、最後の最後に転倒して皆に迷惑掛けちゃったんですが、今シーズンも同じメンバーが同じ蔵王に来てくれました。
2日間のスキー・温泉三昧の後は、仙台で旬の美味しいもので一杯。

2010年3月6日(土)霧雨

東京メンバーは始発の山形新幹線で山形入り。路線バスで蔵王温泉へ。おいらは先週も使った8時の直通バスで蔵王温泉入り。
温泉街のかわらや旅館が今回の宿。先週バタバタと仙台に戻ったので、荷物はほぼ全て預けてあり、下着、靴下くらいが入ったリュック一つなので楽。

おいらが9:45,東京組は10時過ぎに到着。すぐにひと部屋を使わせて頂いた。まずは再会を祝して日本酒で乾杯、着替えたり、ワックス塗ったり、リフト券を手配したり。今回の宿「かわらや旅館」、廊下ですれ違っても、乾燥室で出会っても、従業員の方が丁寧に声をかけてくれる。ネットで調べた宿だがアタリだ。

ウダウダしてて、宿を出たのは11時15分。スカイケーブル乗り場まで徒歩5分ほど。丁度良いウォームアップ。この時点で麓は雨で、ゲレンデには濃い霧。
スカイケーブルからスタート。ダイヤモンドバレーで足慣らしして、中央ゲレンデ経由でお地蔵さんを目指す。と、「玉こん、食べた〜い」の声が。まだ、一本しか滑っていないが、12時を回ったこともあり、鳥兜駅の102で小休止。玉こんとビール。

その後、いつものコースでお地蔵サンへ。フニテルも待ち時間ゼロ。昼時ということもあるけど、この霧だから観光客は上がってこないのかなぁ。お地蔵さんと記念撮影。行けども行けども、霧が濃い。

既に時間は13時過ぎ。おいらお奨めのレストラン黒姫2に向かう。黒姫方面に移動して、下の方は霧が晴れていて、この日初めて快適に滑った気がする。

5人とも石焼き系を注文。今シーズン何回目だろうか、ついに、厨房のシェフから「いつも、ありがとうございます。」と声をかけていただき、常連の仲間入り(笑)
中ジョッキで乾杯し、熱々にハフハフいいながら昼宴会。早朝出発してきた東京組は、順番にウツラウツラ。


玉こんにビール

お地蔵さん

お疲れモード

そんなこんなで、午後のスタートは3時近く。レストランから見ていても、霧がかかったり、晴れたりと、不安定な天気。
晴れ間を探しに黒姫クワッドで上がり、大平コース経由で上の台へ。降りていっても霧が晴れないだけでなく、小糠雨状態。
前週、荷物をコンパクトにするため、軽くて小さくたためる2代前のウェアにしていたこともあり、撥水性、防水性はゼロ、吸水性抜群(涙)。ウェアがしっとり濡れて、だんだん重くなってきた。

竜山ゲレンデへ転戦したが、隣のジャンプ台が見えないくらい濃い霧。ここで快適だったのは唐松コース。

2人がここで上がり、残る3人でシングル一本、さらに1人離脱で最後は2人でスカイケーブル。
前週、慌てて下山するときにノンストップで滑ったコース。普段はノンストップなんてやらないが、あのときは非常事態なので冒険。でも、余裕を持って滑れば2キロ弱のちょっとしたロングクルーズで楽しめる。一気に滑り降りて、濡れたウェアで乗り込むとゴンドラの中は身体から立ち上る湯気で一杯。リフトで濡れるよりも良いので2本楽しんで、16時半過ぎ、滑走終了。

ちょうど午前2時間、午後2時間といったところ。宿まで戻り、温泉へ。
ここのお風呂の売りは、浴槽の下に源泉があり、そこからわき出る。浴槽の床がすのこ上になっていて、そこから静かにお湯が溢れてくる。
長座姿勢で大人が4人はいれるくらいの大きさ。もともと混浴だったのか、女湯との仕切りもすのこ上。ドキドキ。

30分ほどかけてのんびり入浴、蔵王のお湯は透明なのですね。風呂上がりにビールでのんびり。
18時半からの夕食は座敷で。年配のグループ4名と一緒だったけど、間に空きテーブルが2つあったので気にならない。
山形牛?のすき煮鍋をメインに、刺身、西京焼き、カルパッチョ、里芋等の煮物、氷頭なます、・・・。ビールと日本酒。持ち込みの豊盃の活性にごり酒と宿で出る地元の男山・つづらお。
1時間半ほどで満腹、幸せ。

部屋に戻り30分ほど記憶を失い、買い出し。日本酒とビール、つまみを少々。さすがに浴衣に羽織では冷える。帰ってから、またお湯に浸かる。
9時頃から宴会。鮭とば、酒盗等々、身なの持ち寄りで豪華宴会。例によって、わたスキを見たり、おいらの学生時代のビデオを見たりで、いろいろ話しているうちに日付も変わり、風呂入って、さらにビールを飲んで就寝。


自慢のお風呂

品数たっぷりの夕食

3月7日(日)曇り・ガス

朝ごはんの時間を聞いていなかったが、7時半に電話がかかってきて起こされる。部屋の暖房は停めて置いたのに、かなり寝汗をかいている。おいらだけではなかったみたい。温泉効果なのか、布団のお陰なのか。

塩鮭、温泉玉子、ほうれん草のお浸し、ひじき煮、きんぴらゴボウ、ハムサラダに、焼き海苔。さらに食後にはホットコーヒー。旅館の朝食にしては、かなりレベルが高い。

食後、風呂に入りいつものとおりストレッチ、部屋に戻り二度寝(っても5分ほどだが。)

。 着替えて、宿代の精算をして、荷物をまとめて・・・。宿出発は9時20分。夜のうちに雪が降っていたようで、辺りはうっすら雪景色。
前日よりも晴れていたので、再度山頂へ。スカイケーブル、パラダイスリフト、フニテルと乗り継いだが、時間帯のせいか、天候のせいか、いずれもリフト待ちが10〜15分ほど。スキーブームの頃にはこんなの「リフト待ち」とは言わなかったが、最近ではこの程度でも「混んでる」という気になる。

山頂到着は11時前。霧で何も見えなかった昨日とは違い、遠くまで見える。木々が少しだけ雪をかぶっているところは、先週とも違って、不思議な光景。何枚か写真を撮る。
ちょうど別のスキー仲間が蔵王にいて、「アストリアホテルで小休止」とのメールが入ったとのことだったので、樹氷原コースから横倉を目指す。メンバーのひとりは横倉のカベに挑戦していたが、コブはカリカリ、ガスでよく見えず快適ではなかったようだ。アストリアホテルのレストランに行ってみると「本日、都合により営業休止」の貼り紙。「???」 どこで小休止してるの??

気を取り直して、アストリアリフトを乗り継ぎ、ユートピアから大平コース経由で上の台へ。実は、前日から「ジンギスカン・スイッチ」が入ってる人が約5名。リフト上で「ジン、ジン、ジンギスカ〜ン」と歌い出す始末。
そこで、前日から目を付けていた上の台ゲレンデ前のその名も「ジンギスカンロッジ」を目指したのでありました。





牧場を持っているこのロッジ、生ラムが食えるのだそうな。ジンギスカン定食が2000円と少々高いが、一度スイッチが入ったメンバーは気にしない。お店の人も、こちらのオーラを感じたのか、注文する前からコンロの準備を始め、おいら達が迷ってると「定食の『肉のみ』(ご飯と味噌汁がつかない代わりに肉増量)がよろしいかと・・・」とアドバイス、さらには肉を出してきて「肉の海に溺れてください」。ちょうど、バラから赤身に移るときに「お口直しに野菜盛り合わせなど」と細々と面倒を見てくれる。

本来、食券を買って食べなければいけないのだが、他にあまりお客さんもいないし、何しろ、おいら達は次から次へと頼むので、伝票扱いにしてもらう。肉のみセット2000円に、野菜ひと皿、ビール4本、ワイン1本を追加して、ひとり3000円ちょっと。ゲレ食にしちゃ高いが、宴会と思えばリーズナブル。お新香もサービスで出してくれたし。

1時間半ほどののんびりしたジンギスカン・タイムを終え、13時半に午後の滑走開始。まだ滑っていないゲレンデ・・・ということで、スカイケーブルからサンライズ、中森ゲレンデを滑り、皆さんのリクエストで竜山ゲレンデへ。前日は霧で全く周りが見えなかったので、同じゲレンデと思わなかった人もいた(笑)
この時点で丁度15時。リフト券を換金して、お米プレゼント券を応募して、宿へ戻る。

温泉に浸かり、荷物をまとめて、土産物を買い16時30分のバスに乗る。予定よりも少し早く18時に仙台駅着。21:26の最終はやてを予約して、名掛丁センター街の花祭りへ。
ほやの刺身・酢の物、たらきくの酢の物、牡蠣フライ、三角油揚げ・・・と東北の旬を地酒で味わい、2日間のツアーの〆。

いやぁ、楽しかった、うまかった。。

【データ】

滑走日 :10年3月6日〜7日(シーズン通算滑走日数 24日)
ゲレンデ:山形・蔵王温泉スキー場
リフト待:なし
ゲレ食 :レストラン黒姫2 石焼きキムチうどん 900円
     ジンギスカンロッジ C定食セット肉のみ2000円
ゲレ宿 :かわらや旅館

【おこづかい帳】

宿泊費 :11200円(1泊2食、夕食のビール)
リフト券: 8200円(宿泊者割引2日券)
交通費 : 3000円 (往復直行バス)
   計  :22400円


シーズン累計:318,100円



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