08−09シーズン初滑り in 箕輪

なかなかスイッチが入らないまま、ついにシーズン・イン。
OZZYにセットして貰って、ようやく初滑り。「スキーってどうやって滑るんだっけ?」と、思い出しながらの滑りだったけど、天気もよく、雪もまずまず。
ゲレンデで見かけた「初めてスキーを履いた」兄妹にミニ・レッスンまでしちゃうオマケ付きで大満足でした。

08年12月6日(土)

前夜から職場の旅行会で秋保温泉。土曜の昼に戻ってきてから準備。初滑りって、何か忘れてそうで・・・。
夕方18:30、所要で仙台に来ていたOZZY車にピックアップしてもらい、山元町(宮城・福島の県境)のOZZY宅へ。途中、飲み物と食べ物を調達して、2時間ばかりの小宴会。
日付が変わった頃に就寝。

7日(日) 快晴

朝5:30起床、さっと着替えて5:50出発。朝食はクルマの中でおにぎり。
鎌倉で育ったおいら的には、海は夕日が沈む場所。ここでは海から朝日が昇る。朝焼けがキレイ。
新潟弁のCDを聞いていたが、終わったとたん意識を失った。(毎度、申し訳ない>ドライバー様方)

気がつくと福島を通過、吾妻小富士が真っ白で、気分は否が応でも盛り上がる。

8:20箕輪スキー場着。昨シーズン、猪苗代に来たときに横を通ったが滑るのは初めて。
駐車場無料は太っ腹。リフト券は休日1日券4300円。1000円食事券付き4900円のパック利用。クレジットカード使用可。

この日の営業は、Bリフト(クワッド600m)とCリフト(フード付きクワッド1500m)の2本。これでゲレンデの50%が滑走可能だとか。
8:30のCリフト営業開始と同時にゲレンデへ。リフト脇のメイプル・ストリートコースを滑る。スキーヤー比率がかなり高い。
上2/3はコース幅も広く、雪もまずまずの初級コース。下1/3は平均斜度22度の中級コースで、日影のせいか、氷の塊がゴロゴロ。シーズン初めの脚とチューンナップしたばかりの板には少々酷。

レースのスクールをやってて、子供達が狭いコースをガンガン飛ばしてくるので怖い怖い。5本滑ったところで既に10時。小腹がすいたのでゲレンデ内にあるホテルのレストランで小休止。

窓際に陣取って、水分(缶には「ジン・ライム」と書いてあったが(笑))を補給。

窓から見ると、ホテル前の緩斜面を登っては滑り、登っては滑り、を繰り返している男女。兄妹だろうか。黙々と練習。生まれたての子馬のように足元がおぼつかない。きっとマルハ(まるっきり初めて)さんに違いない。
「頑張ってるなぁ。そういや、しばらく教えてないなぁ。昨シーズンは正月のクラブのツアーでレッスンしただけだったからなぁ。」と見るとはなしに見ていたら、いつの間にかいなくなっちゃった。

30分ほどの休憩を終え、再びゲレンデへ。
メイプルストリートはガリガリ・ビュンビュンがいやなので、Bリフトを使ってホテル前のE・Tという初級コースをグルグル回すことにする。
最大斜度11度、全長640メートルの幅の広いコース。野沢の長坂ゲレンデに似た感じ。それにしても何故E・Tなんだろう。

プルークボーゲン2本やって、感覚をチェックしたあと、気持ちよくカービングの大回りを何本か。
OZZYがトイレに行ったので、一人でリフトに乗ったら、さっき練習してた男の子が一人で次のリフトに。中学生くらいか。リフト降り場で待ち伏せして「さっき、ホテルの前で練習してたでしょ。1本、一緒に滑らない?」と声をかけた。
いきなり、知らないおっさんに声をかけられ、びっくりしたろうけど、「はい。」とのお応え。

まずは「大きな風船を持って、手は前。下を見ないで前を見て。」そして、「肩で板を押してみよう」。ポジションと荷重をアドバイス。

これが、結構、ハマった。それまでと違って、しっかりとターンする。こうなるとこっちも嬉しくなってくる。「もう一本行こうか。」

OZZYも合流して、リフトに一緒に乗る。訊けば、郡山の中学生。やはり、今日が初めて。さっきはお母さんに教わりながら、妹さんと一緒に練習してたのだそうな。スポーツはサッカー。なるほど、足腰は強いんだな。

もう一本滑ったところで、お母さんと妹さんに合流。妹さんにも「一緒に滑らない?」「はい。」。
妹さんにも同様にポジションと荷重を教える。荷重が弱い分、ターンが浅くなりスピードが出てしまうのだが、しっかり板に乗っているので、尻餅を搗かない。初めてとは思えない。

スキーは16年ぶり・・・というお母さんはカービングの板は初めて。せっかくなので、ちょいと角付けを強くして貰って「板が勝手に曲がっていく」感覚を確かめて貰った。

2本ほど滑って、スノボのお父さんがいらっしゃったので「じゃあ、頑張ってね。」とご一家とお別れ。

再びOZZYとE・Tコースをグルグル滑ってたら、さっきの妹さんがホテル前で一人で雪遊び。あれれ? 飽きちゃったのかな。またまたお節介の虫。「滑らないの? 滑ろうよぉ。」

あはは。ナンパしちゃいました、小6の女子を(笑)。
ターンが仕上がらないのはブーツが緩いせい? 「長靴と運動靴と、どっちが走りやすい?」「運動靴。」「でしょ。ブカブカだとうまく運動できないよね。ブーツも同じだよ。」とバックルを締め直しみる。
さらに「肩で押す」から「ブーツのベロにすねを押し当てる」に言い方を変えてみたら、これがBINGO。しっかり、ターンができるようになった。

さらに2本ほど滑ったところで、時間は1時近くに。丁度、お母さんとお兄さんが滑ってるところに合流。4人で記念撮影。HPへのアップを了承頂く。「じゃあ、気を付けてね。」

ようやく昼飯である。小休止の後、2時間以上、ぶっ続けて滑っていたんだ。途中で、ミニレッスンが入ったので、時間が経つのを忘れてた。

昼飯は、レストハウス2階のスパイシーというレストラン。ホテルのレストラン(Panorama)よりもちょっとだけ庶民的。(生ビールは同じ値段なのに、あちらはプラカップ、こちらはジョッキ。)

おいらは生とカツ・カレー。王道ですな。腹も減ってたので美味かった。食後は30分近く爆睡。

14時、午後の滑走開始。一本だけメイプル・ストリートを滑る。朝よりは雪も柔らかくなり、氷の塊も減ったけど、飛ばし屋がいるのは変わらず。とっとと、E・Tに逃げ込む。
4時間券という設定があるせいか、午前よりもグッと人が少なくなった。これを良いことに、カービングの高速大回り(とは言っても、平均斜度9度(笑))を何本か滑り、15時、本日の滑走終了。

いつもなら、ちょっと早いかな?というタイミングだが、5時間も滑って、レッスンまでできて、初滑りとしては上出来、満足。

ゲレンデ近くのホテル(マウント磐梯)の温泉に日帰り入浴。600円。ちょうどいい湯加減の、柔らかいお湯にゆったり浸かり、初滑りの疲れをほぐす。小一時間、じょんのび(のんびり、のびのび、という意味の新潟弁。「寿命が延びる」が語源らしい。)。

16:20ホテル発。東北道は渋滞もなく、18:10拙宅着。

# 帰ったら、ご家族からHP経由でお礼のメールが届いていた。感激!!

【データ】

滑走日 :08年12月7日(シーズン通算滑走日数 1日)
ゲレンデ:福島・箕輪スキー場
リフト待:なし
ゲレ食 :カツカレー1000円 生ビール530円
温泉  :マウント磐梯・日帰り入浴600円

【おこづかい帳】

交通費  :2,000円(高速代・ガス代割り勘)
宿泊費  :  0円(OZZY邸)
リフト代 :3,900円(1日券マル得パック利用)
 計   :5,900円


シーズン累計:5,900円



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