東北6県ゲレンデ巡り(猪苗代)

NIFTYのスキー仲間わもさんから「猪苗代方面に行くけど、どう?」とのお誘いが仙台在住のおいらとQQFさんにあり、ご一緒させていただいた次第。
アルツ磐梯、猪苗代スキー場、いずれも雪質バッチリ。眼下に猪苗代湖を望む絶好のロケーション。

08年1月26日(土) 曇り〜雪

6時ピックアップ予定だったのが、遅れて6:45仙台発。道中、特に問題もなく、アルツ磐梯着は9時過ぎ。2時間ちょっと。やっぱ、近いわ。駐車料金1000円。駐車場からゲレンデまでは無料シャトルバスで3分ほど。歩いても10分ほどか?

既に到着していた東京組2人とリゾートセンターで合流。リフト券売り場に行列。買うのに10分ほど要す。10時ちょうどに滑り始める。
アルツは晴れ。ゲレンデは、大きく表と裏の2つに分かれ。表は2本のクワッドとゴンドラ方面の3つに分けられる。裏は猫魔ボール(WhistlerのBowlと同じことか?)と呼ばれている。午前中は猫魔ボールを中心に滑る。

木曜日に北陸から北日本を襲った爆裂低気圧のお陰なのか、雪質が抜群である。標高はそれほど高くない(1280メートル=志賀・サンバレーよりも300メートルほど低い)のにこの雪とは、やはり緯度が高いからか。滑り始めたのは遅かったが、それでもコース脇には膝くらいまでに新雪が残っており、何本か楽しむ。

このスキー場。リフトが長い(ゴンドラが2390mなのに、クワッドが1850m、1910m)ので、あっという間に時間が過ぎてしまう。5,6本滑るのに1時間半。志賀の1.5倍の感覚である。

昼食はリゾートセンターの磐梯食堂。カフェテリア方式。美味しさ保証付きと称しているカレーが売りらしいが、行列が長かったのでパス。ちなみにこのカレー、一口食べてまずかったらお代はお返しします・・・ってことなのだが、きっと二口食ったらダメなんだろうな。
おいらはセットものでハンバーグとチキン照焼、そして生ビール。このハンバーグと照焼のセットはつまみにgood。ご飯も美味しかった。

午後は午前中滑れなかった表側を滑る。

16時過ぎに滑走終了。1日滑っての感想は、
 ・ 雪は、特に猫魔ボールは良かった
 ・ コースもいろいろあって楽しめるが、コース内の案内が不親切
 ・ ボーダーが多い、しかも、余り上手くないorマナーが悪い
 ・ ゲレ食はまあまあ。売店等でもiDが使えて便利。

17時前にゲレンデ発。野地温泉の宿までは1時間弱。志賀の上りのような山道を延々と。途中でナビが「この先9キロ、積雪のため通行できません」「この先8キロ、路面凍結のため通行できません」と連呼するのでドキドキ。先行するわも車に連絡を取ろうにも携帯も圏外・・・。やっぱ、無線機じゃなくっちゃですね。

18時過ぎに野地温泉ホテルに到着。こりゃ、秘湯だわ。

さっと入浴して19時から昼食。前々週に泊まった木戸池温泉ホテルが同じ温泉ホテルでも修学旅行宿のメシだったのに対し、こちらは、由緒正しい温泉旅館の夕食。看板に偽り無しである。浴衣に丹前で、1時間ほど掛けてゆっくりと味わう。ひとりビール一本で満腹。

朝早かったこともあるが、満腹でどうしようもなく、部屋に戻って横になったらそのまま落ちてしまった。

23時、ようやく目覚め、再度入浴。時間帯によって入れるお風呂が違うのだが、たまたま19時、22時が入れ替えの時間のため、夕食前と同じ風呂しか入れないが、仕方がない。ぬるめのお湯にゆっくり浸かり、脱衣場でしばし放心状態。

日付の替わる頃から軽く呑みが始まる。わたスキを見始めたら止まらない。同い年の3人がツッコミまくる。2時半お開き。

このあと、ひとりでこの日3度目の入浴。千寿の湯、鬼面の湯(写真の露天風呂。緑色はライトアップ。)をはしご。どちらも素晴らしい。特に千寿の湯は檜の浴槽が3つに仕切られており、一番奥が熱く、それが流れ込む2番目は中くらい、最下流の3つ目はぬるめとなっており、好きな温度で長湯ができる。まるで、郡上八幡の水舟のよう。
部屋に戻り、缶ビールを一本空けて4時頃に就寝。

27日(日) 雪〜晴

7時半から朝食とのこと。7:15に複数の携帯アラームが鳴っていたが、誰も起きる気配がなく、結局8:25過ぎに朝食。朴葉味噌はじめ朝食もうまい。

朝食後、再び入浴。この時間に入れる風呂は、これまた千寿の湯と鬼面の湯。ただ、深夜が貸し切り状態だったのに対し、さすがにチェックアウト前のこの時間は4,5人の先客あり。白濁の湯をいいことに、こっそりストレッチをする。

10:00宿発、11時猪苗代スキー場到着。仙台から2時間で来たのに、宿から1時間かけていくのってどうよ(笑)

ここは中央とミネロの二つのスキー場がひとつになっている。既にこの時間は中央側の駐車場は満車で、ミネロ側に駐車。駐車料は無料。ちなみに地図を見ると見禰山(みねやま)という地名はあるのだが、何故、ゲレンデの名前がミネロなのかは不明。

駐車場からスキーセンターまでは歩いても5分ほどなのだが、シャトルバスが出ている。至れり尽くせり。昼食まではミネロ側を制覇。クワッドからのロングコースは気持ちがよい。安比のザイラーロングを小さくしたような、ウィスラーのエメラルドをもっともっと小さくしたような、フラットで滑りやすいバーン。

昼は中腹のレストランSaraH。ミネロと言い、サラと言い、どういう意味なんだろう。猪苗代湖が一望できるロケーション。おいらは生ビールと本日のパスタ(シーフード・クリーム)。具だくさんでつまみにはちょうど良かったが、分量が多い・・・。

中央ゲレンデとミネロは経営が違うようで、リフト券も「共通」リフト券と単独リフト券があるそうな。共通の法は、多分、客数に応じて両スキー場で按分するのだろう。ここには良い競争が働いているのかも知れない。駐車場からのシャトルもそうだが、ミネロではパトロールさんが無料ワックスサービスもやっていた。液体の簡易ワックスなのだが、仲間がやってもらったら、良く滑るようになったそうな。(サービスは、午前・午後1時間ずつだそうな。)

昼食後は中央ゲレンデに遠征。両ゲレンデのつなぎは悪くない。修学旅行らしき団体がいたり、そこここにパークがあったり、特に印象に残るゲレンデはなし。
ちなみに、「1973年建設」という年代物のシングルリフトや、「2007年12月建設」というでぴかぴかのペアリフトがありました。新設(っつうか掛け替え)リフトって、最近珍しいのでは?

今日も16時過ぎ、滑走終了。1日滑っての印象は、
 ・ リゾート風ではあるものの、全体として素朴な感じがする(特にミネロ)
 ・ オリジナルのTシャツなど、なかなかよろしい
 ・ ゲレンデは上級者にはもの足りないかも。疲れ義民おおいらには丁度良い

皆さんにお待ちいただき、土産選びに20分ほど迷う。「帯に短し、たすきに長し」なのだ。結局「一滑入魂」のTシャツを買う。こんなのいつ着るんだ? てんてんしっぽさんに怒られそうである。

17時、ゲレンデ発。途中、菅生PAで夕食をとり19時半拙宅着。

【データ】

滑走日 :08年1月26日〜27日(シーズン通算滑走日数17日)
ゲレンデ:アルツ磐梯(1日め)、猪苗代(2日め)
リフト待:ほとんどなし
宿   :野地温泉ホテル
ゲレ食 :アルツ磐梯 磐梯食堂  ハンバーグ・チキン照焼定食  1200円  生ビール650円
     猪苗代   ミネロレストハウス 「SaraH」(サラ)   本日のパスタ  1000円

【おこづかい帳】

宿泊費  :8,800円(1泊2食、食事時のビール代)
交通費  :6,400円(仙台−猪苗代のガス代、高速代、アルツ駐車場代割り勘)
リフト代 :8,300円(アルツ1日券4500円+猪苗代割引1日券3800円)
 計   :23,500円


シーズン累計:269.240円



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