恒例! 川村スキー99年から参加している川村スキー。今年は20名規模で、久々に賑やかでした。昼はのんびりチャレンジ、夜は懐かしのウィンクキラー。うむ、スキーツアーの王道である。 08年1月11日今回は東京−仙台往復は新幹線、東京−志賀往復は仲間の車。20:40 自宅発 市バスで仙台駅へ。21:26のはやてで東京へ。荷物はほとんど木戸池に置いてきているので、リュックひとつの身軽な旅。せっかく仙台から参加するので、牛タンの燻製をつまみ代わりに購入。 23:08 東京着。ピックアップ場所に到着するも車が若干遅れているとのことで、23:55東京発。下道で関越まで、特に渋滞もなく志賀へ。車内では赤ワインを開けて、軽く酒盛り。 驚いたのは真夜中の3時過ぎだというのに志賀の気温はプラス3〜4度。水しぶきを上げて木戸池温泉ホテル着は4:00。 『階段下』に置きっぱなしにしてあった道具も無事。暖房の切れた部屋(22時で切れるらしい)で薄い布団をかぶって仮眠。 12日(土) 雪8:00起床、志賀の湯や安比に比べると何かが足りない食事。修学旅行専門の宿だから仕方がないか・・。食後、入浴、ワックスがけの準備をして、外に出るも、まだ木戸池のリフトは動いていない。今回は3日かけて、のんびりチャレンジをすることに。 9:47のシャトルバスで総勢10数名(正確にカウントしていない。)で蓮池へ。丸池経由でまずはサンバレー。昼食場所を志賀の湯ホテルと決めて、いくつかのグループに分かれる。 チャレンジ組は滑る組の人と、蓮池、ジャイアント、東舘山と動いて、午前中の目的地寺小屋へ。正月以降雪が降らず、昨晩も「水しぶき」だったことでもわかるとおり、道中、バーンはカリッとした感じ。それでも、さすがに寺小屋にいくとそこそこの雪質。 オリンピックコースからぶな平を経て、きたときと逆順でサンバレーへ。既にボーダー組等が食事中。ワインが何本も空く(笑) AFSCの師匠もいらっしゃって、昔(7、8年前か?)にレッスンしていた当時幼稚園だったはるぼんがクラブのツアーに参加。ユンソナ似のかわいらしい中学生になっていたのにビックリ。 うちのグループがあまりにもたくさん飲んだからか、志賀の湯の女将さんが「ワイン、持って行きます?」と五一の白の一升瓶を下さった。ありがたく頂く。川村さんのリュックをお借りして、午後は一升瓶を背負ってチャレンジを続ける。 午後は、サンバレーにボードレッスン組を残して、蓮池、ジャイアント、西舘山、高天原と回る。途中、はぐれたり、離脱したり。これだけの人数、無線機があればよいが、そうもいかず、携帯に頼る。これも持っていなかったり、電波が届かなかったり・・・。 ダイヤモンドまでほぼつぶし、若者ひとりと高天原からシングルリフト下り(何度乗っても恐怖)経由でロープウェイ。最終のシャトバスで木戸池へ。時間が20分ほどあったので日本酒を買って、駅舎内で温まっていた。バスが入ってきたので、外に出たら、バスは停まる気配もなく私達の前を通過・・・。おいおい、終バス逃したじゃん。 あわてて、蓮池の営業所まで下って、何とかバスに乗り込む。ああ、びっくり。 宿に帰ったのは17:30。入浴。ホテルの名前に「温泉」とはいっているだけん、風呂は源泉かけ流しで浴槽も広い。ちょいとぬるめに設定してあるので、ゆったりと疲れを癒すには最適。 風呂上がりは昨晩の残りの赤ワイン。食事は鍋。まあ、修学旅行生の夕食としては丁度いい感じ。他のテーブルと比べると二品ほど少ない感じだったので、相当値切ったかな? 夕食後は各部屋に分かれてしまい、うちの部屋ではわたスキ、バブルへGO、ボンなごを見て、男4人でウィンクキラーをやって23:30にお開き。 13日(日) 吹雪昨日と同じように質素な朝食、入浴。9:11のシャトルバスで焼額方面へ・・・、とシャトルは満員で増車。この時点で30分近くロス。イヤな予感。本隊は焼額へ直行、おいらは前日はぐれたチャレンジ組が西舘をのこしているとのことで「興銀入口」でシャトルバスをおりて、滑りながら焼額方面をめざす。ロープトゥが並んでいたので板をかついでエッチラオッチラ。修学旅行が多く、結構ロスが多い。 昨日つぶしたダイヤモンドを超え、まずは山の神のペアリフト、そこから焼額の第1高速。乗り合わせた方が「奥志賀のゴンドラ停まってるよ。」ありゃりゃ。こりゃ、前途多難だな。 通常なら焼額は端から順番につぶしていくのがセオリーなのだが、同行者が「帰りに残しておけば」とのことで、第2高速を残し、第2ゴンドラへ。込んでいたのでパスして4ロマ、第1ゴンドラに向かうが何となく第3高速をつぶす。1ゴンでは判子ひとつ。うーん、今日は何も停まってないのか・・・。 1ゴンから奥志賀へ向かう・・・、がどのリフトも停まってる。結局動いていたのは第1ペアのみ。一気に6個押して貰う。嬉しいような、悲しいような、複雑な気持ち。 焼額方面はバスで戻るしかないのだが、ちょうど1時間待ち。本隊との昼食合流は諦めて、奥志賀レストランで昼食。 その後、焼額の第2ロマンスから順番につぶすも、1ゴン、第3高速、山の神のペアを再度乗るという、極めて無駄なルートで時間を食い、結局本隊とはゲレンデでも遭遇できず。 朝いち番で西舘からつぶす、という姑息なことをせずに、一緒に焼額に移動し、順番につぶすのに付き合って貰いながら、奥志賀へ進み、昼食後、西舘なりジャイアントなり、昨日の取りこぼしをつぶす、というコース取りが団体行動としては正しかった。チャレンジが主目的になってしまい大失敗。かなり凹む。 このあとジャイアントをつぶし、サンバレーへ。AFSC師匠とビールを軽く呑んで、シャトルで宿へ。 木戸池はこの日も滑れず、横手山、熊の湯、前山を最終日に残す。 夕食後は宴会。10数名でウィンクキラー。2時間以上盛り上がる。散会後4人ほどで呑み直し1時過ぎに就寝。 14日(祝) 晴れ3日目にしてようやく晴れ。朝食、入浴、荷物をまとめて、9時過ぎにシャトルで出発。熊の湯からいつもの通り攻める・・・、が「あれ? カメラがない。」朝食を撮り、そのまま、ワックス掛け、入浴と日課をこなしたが風呂場までは記憶がある。実はワックス掛けは風呂の前にワックス、風呂上がりにコルク、と2回に分けたのである。 慌てて、宿にいた川村さんにSOS。4階から地下まで探して頂く。20分後「スキーロッカーのところにありました。」。いやぁ、焦った、焦った、助かった。 熊の湯−笠岳−熊の湯−横手山−渋峠−横手山ヒュッテ−横手山といつものとおり順調にこなす。晴れてはいるがもの凄く寒い。渋峠のリフト降り場で聞くと「マイナス15度、南極へようこそ」と答えが返ってきた。 ヒュッテではたまらず「熱燗下さい。」 前山を終わらせた時点で12:30。他のメンバーは半日券だったのでここで別れる。いつも1回しか滑らない前山を3回(迂回コース、不整地、聖地)滑り、横手山レストハウスに戻り昼食。 が、楽しみにしていたハンバーグサンドがない・・・。泣く泣く、新メニューの餃子定食とビールを頂く。定食にする必要はなかった・・・。 13:20のバスで木戸池に戻り、30分間木戸池を滑りまくる。 これまで滑ったことのない木戸池の反対側を滑る。昼過ぎだというのにファーストトラックにありつく。(右写真の3本はおいらののシュプール) とても静か、目の前には湿原(に雪が積もった広場)が拡がる。リフトも短いし、コースもあっという間だけど、悪くない空間である。 14時、滑走終了。チャレンジ達成。ピンバッジとタオルを頂き、風呂に入り、パッキング。14:30出発。途中、志賀の下りに50分、高速も若干流れが悪く東京駅到着19時10分。20時過ぎのはやてで仙台へ。 【データ】滑走日 :08年1月12日〜14日(シーズン通算滑走日数15日)ゲレンデ:志賀高原スキー場全山 リフト待:10分(日曜日の焼額第1ゴンドラ) 宿 :木戸池温泉ホテル ゲレ食 :志賀の湯ホテル ハンバーグセット800円 奥志賀レストラン 味噌ラーメン900円 横手山レストハウス 餃子定食900円 【おこづかい帳】宿泊費 :22,000円(2.5泊5食、食事時のビール代)交通費 :25,200円(仙台−東京の新幹線代19700円+東京−志賀のクルマ代5500円) リフト代 :10,800円(スーパー10の3日分) 計 :58,000円 シーズン累計:245,740円 |