AFSC クリスマスツアー

前日まで仕事がどうなるか判らなかったこのツアーですが、無事フル参加できました。
遅ればせながら、クラブとしての今シーズン初ツアー。師匠ひとりに生徒2人の濃いメンバーでのレッスン三昧となりました。一体、クリスマスは何処に行っちゃったんだろう・・・?

06年12月23日(土)晴れ

師匠が22日夜にパーティが入り、おいらも仕事の見当が付かなかったこともあり、AFSCには珍しい当日朝発。山本かーる氏の新車パジェロが拙宅6:30、曙橋のHIRO7:00で東京発。
都内は順調だったが、関越に乗ったらクソ迷惑な事故渋滞。12キロを70分・・・。

結局サンバレー着は11時過ぎ。荷物をほどき、着替え、食事をしてゲレンデに出たのは1時ちょっと前。渋滞がなければ午前中から滑ってた筈だから、損をした気分。

サンバレー(写真左)はシロクマコースが閉鎖だが、それ以外は普通に滑走可能である。

昨年、法坂リフト会社の社長さんと飲んだときに、「クワッドリフトの乗客がセーフティ・バーを上げるタイミングが早過ぎて危険だ」って話したのですが、社長さん、早速、対応して下さった。
リフト山頂駅の直前で「バーは駅の建物に入ってから」というアナウンスが入るようになったのだ。「子どもが落ちる虞がある」「子どもが真似をするからオトナもちゃんとしろ」ってのは、ちょいと余計かなとも思うが、とにかくあの放送は効き目がある。
パッと見でも、駅まで我慢してくれる人が明らかに増えているし、放送が入ると、他人にも注意しやすい。今までは乗り合わせた人が上げようとするのを押さえると不愉快そうににらまれることもあったから・・・。
こういう良心的なリフト会社が、志賀に何社あるのだろう・・・。ご褒美に(笑)、スーパー10を法坂リフトの券売所で購入。スーパー10をクレジットカードで買えるようになったのはありがたい。(写真中はゲートでの「残日数10日」表示)


この日は、私以外の2人がシーズン初滑り。プルークボーゲンから始める。インスキーを前に出したプルーク(テールコントロール?)、アウトスキーを前に出すプルーク(トップコントロール)と発展させていく。かーる氏が今シーズンチャレンジする準指導員の検定種目に沿った練習のようだ。
プルークが得意なおいらとしては見せ場である。

その後、中回り、大回り、小回り、シュテムとバーンに合わせてひととおり練習。丸池、蓮池まで移動して練習したが、ゲレンデは修学旅行生か、大学のサークルの合宿ばかりで、一般客が殆どいない。こんなのでよいのだろうか・・・?

途中、30分ほどのビワ池ホテルでのビール休憩(笑)をはさみ、16:30までみっちりレッスン。終了後、おいらは1人残って、リフトが停まるまで自主トレ。途中からはナイター照明も入りきれい。

夕食はとある事情にて、右の写真のような場所。しかもエプロン姿で・・・。

夕食後、風呂に入り、上がってきたら皆バッタリと倒れる。湯上がりのビールも飲まずに、である。20:30には全員意識がなくなっていた。クリスマスツアーなのに・・・(泣)

24日(日)晴れ

6時前に目が覚めた。そりゃそうだ、既に10時間近く寝ている。朝風呂にはいった。風呂の体重計がデジタルになっていた。自宅のと同じメーカーの体重計だったので、勝手にセットして測ると71.8キロ、18.3%。で、何故か「内臓年齢」という項目があり「27歳」なんだそうな。うーん、これって、どんな意味があるんだ??

部屋に戻ったがまだみんな寝ていたので、二度寝。次に起きたのはフロントからの「朝ご飯できてますよ」の電話があった8:30。みんな丸12時間寝ていたことになる。お疲れモード。

ゆっくり朝飯を食べて10時にゲレンデへ。6時頃はガスっていたが、晴天。サンバレーには修学旅行がウヨウヨしていたので、遠征しながら練習することに。

丸池→蓮池→ジャイアント→(東舘ゴンドラ)→一の瀬ファミリーと移動。蓮池とジャイアントの間のロープトゥはまだ運転していなかったので、板を担いで登った。よく考えりゃ、以前の通り、下のトンネルを抜けて道路を渡れば良かったのだが・・・。

東館山の看板が丸々顔を出していた(いちばん上の写真)。初めて見たんだと思う。それほど雪不足ってことか。一ノ瀬ファミリーも迂回の天狗コースと、メインゲレンデのペアリフトよりも下だけが滑走可能。ここだけはリフト待ちの列が出来ていた。それでも2,3分。ホントに修旅しかいない。

実は、この朝、悲しいことが起こっていた。
師匠の入れ歯が取れてしまったのだ。前日、堅いフランスパンをかじってぐらついていたのが、ついに脱落。高校時代にバスケットの試合で相手とぶつかって折れた上の前歯6本分がゴソっとない。ご本人には大変ショックなことなのだが、笑える事態に・・・。
(笑いその1)発音が・・・
 ただでさえ、難しい師匠の言葉が余計わかりづらくなる。「後半はカホクして。」???『カホク』??「歌穂く」?? 島田歌穂みたいに?? 正解は「加速」だった・・・。
(笑いその2)表情が・・・
 上の前歯6本がない顔って想像できますか? ハロウィンのカボチャよりも凄いんです。滑り降りてきて、指導を受けようとのぞき込むと、師匠の顔がいつも「ニコちゃん」になってるんです・・・。

ま、そんな感じではあったが、インスキーのアウトエッジを意識して、オーバーアクション、上体を進行方向にしっかり向け、身体を内側に倒すってなことを半日やっているうちに、シーズン初めにしては、かなりいい感じになってきました。ビデオがあればなぁ・・・。

サンバレーに昼食をとりに戻る。途中、丸池リフトのおねえさんがサンタの帽子をかぶっていたのが可愛いかった(写真中)。でも、この日いち番可愛かったのは高天原クワッド降り場のおねえさんだった。


昼食は昨日に引き続き志賀の湯ホテル。貸し切りの学生さんは奥のレストランでカレーライスに違いない。おいら達はゲレンデ側の食堂で、今日から始まった生ビール。食券番号は10番。いちばんを逃した・・・。チャーシューとネギメンマがサービス。食事は学生さんに合わせた訳ではないけどカレーライス。

まったりとした後、2時前に午後のレッスン開始。尿意と闘いつつ、サンバレーで2日間の仕上げ。周りをみながら、プルーク、シュテム、大中小を繰り返し、繰り返し。

営業していないペアリフトを使って、リフト小屋のお兄さん達が救出訓練をやっていた(写真右)。なるほど、あーやってやるのか・・・。でも、リフトが停まるときって風が強いときが多いだろうから、板をはいて降りてくるのは大変そうだ。

4時に終了。入浴。殆どの荷物を志賀の湯ホテルに預け、17:35サンバレー発。途中怖いくらいに渋滞もなく(そりゃそうだ、今日はイブだもん・・・)、21:20飯田橋着、1時間後、無事帰宅。

【データ】

滑走日 :06年12月23日〜24日(シーズン通算滑走日数4日)
ゲレンデ:志賀・サンバレー〜一ノ瀬ファミリー
リフト待:3〜4分(一ノ瀬ファミリー)
宿   :???
ゲレ食 :サンバレー・志賀の湯 ラーメン 700円

【おこづかい帳】

ツアー費 :20,000円(1泊2食+交通費+夕食時の酒代)
リフト代 : 7,200円(スーパー10使用2日分)
 計   :27,200円


シーズン累計:54,650円



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