AFSC お正月ツアー

毎年恒例のお正月ツアーです。昭和の最後から毎年、年越しはサンバレー。
今年は雪不足が心配でしたが、何とか滑走には影響のない状況。総勢12名のこぢんまりしたツアーでしたが、いろいろと楽しみました。

シーズン初めということもあり、また、参加者の半分近くが受検生だったからか、レッスン中心の中身の濃いツアー、スクール参加者も最大10名を数え、賑やかな毎日でした。

06年12月30日(土)

年末の諸行事を終わらせ、18時に曙橋HIRO集合。6人が2台に分乗して、志賀・サンバレーへ。
途中、渋滞もなく10時前には宿着。大晦日の準備にいつもより遅くまで開いていた食堂にお願いして生ビールで一息。その後、京都から参加の2人も合流して、部屋で持参のタケノコや里芋の煮物をつつきながら軽く呑む。結局1時半就寝。

31日(日)曇り〜晴れ

7時半にすっきり起床。
久しぶりに体操のおにいさん。まずは、小3の男の子を担当してレッスンを始めたが、遅れて参加した生徒さんがあり、再度、班分けの結果、おいらはレッスンを受ける組になり、午前中は師匠班でプルーク。

午後は鬼武班で、レッスンしながら一ノ瀬まで遠征。
テーマは「ずらし」。高天原、一ノ瀬も1週間前よりは大分雪がついているが、例年に比べるとかなり少ない。

夕方、塩じぃ、ねこちゃんが合流。総勢12名でカウントダウン体制。今年最後の夕焼けはとってもきれいでした。(写真左)
師匠から各メンバーにアドベンチャーTシャツが、「着るためにではなく、脱ぐために」配られました。

さすがに大晦日、志賀の湯も客がそこそこ入り、我がAFSCの食事は2ラウンド目。食事を待つ間に、いろいろつまんで腹一杯。(安斉さんが後から後から缶ビールを開ける開ける・・・)

食事を済ますと、もう動けない・・・。おいらはナイターはパスして、紅白も見ず、大広間で2時間ほど記憶を失っていました。この時間、他のメンバーが何をしていたかは不明。

22時過ぎ、「年越し蕎麦」の館内放送で目が覚める。食い過ぎで気持ちが悪いが寝ていて年越しなんて最低。恒例「無料ナイター」に猿の気ぐるみで参加。根性無しで、サルにウェア姿だったが、それでも「写真撮らせて下さい」と囲まれる。(写真中はゲレンデにミニ三脚を立て、セルフ撮影)

23:30 ナイター2本滑り、食堂のみんなと合流、「サル蕎麦」を食いながら、他のお客さんも巻き込んで乾杯開始。
23:40 サンバレー花火。丁度、紅白の決着がつくタイミングで、アナウンスを忘れてしまった。慌てて表に出た拍子に、滑って転ぶ。頭も打ったが、着ぐるみのしっぽとかぶり物のお陰か怪我は無し。23:50 クラッカーが配られる。23:59 カウントダウン開始

0:00 クラッカーと雄叫びとともに雪上マイムマイムに飛び出す。クラブ員6名に「常連の飛び入り」が10名ほど。中には赤ふんもいて、大盛り上がり(でも、来年以降エスカレートするのが怖い。)

普段の行いがよいのか、この瞬間だけは、それまで吹いていた風もやんで、「いつもより多く回しております」。天候といい、参加メンバーといい、ほんとに今年は楽だった。

毎年、楽しみにして下さっているという老夫婦から「いつも、元気を頂いているんですよ。」と握手を求められる。うーん、マイム冥利。

食堂に戻り全員で乾杯。しばらく呑んで、本隊は大広間に移動。おいらとLEKI君は、ここ数年マイムマイムに参加してくれる名古屋のスキーチームRZDの皆さんとホールで交歓。(写真右)

名古屋の地酒を頂きながら、1年ぶりの旧交を温める。板の話になって
「今シーズンは日程が合わず、クラブのマテツアーが開かれなかった。他のメンバーはこっそり買いにいったので、おいらは乗り遅れちゃって」
と話したら、
Salomonの2V、1万でどうですか?」とのお申し出。その話、乗った!! 明日、試乗させて貰うことに。

1時を過ぎ、ホールもお開きに。大広間に戻り、残ったメンバーと軽く飲み就寝。

07年1月1日(元日)晴れ

日本酒を飲み過ぎたLEKI君は寝ている間に、隣の長老の頭を蹴っていたそうだ。見れば、布団と直角(T字型)に寝ていた。

志賀の湯ホテルの朝食は恒例の元日スペシャル。左の写真では分かりにくいけど、雑煮、田作り、昆布巻き、きんとん、伊達巻き、数の子が並ぶ。

元日でもあり、天気もいいので奥志賀ツアーを募集することに。久しぶりに放送したが、頭も身体も寝ていたので、まじめな放送になってしまった・・・。そのせいか、お客さんはゼロ(泣)。

RZDしんサンに「例の板、試乗いいですか?」とお借りする。

奥志賀ツアーの参加希望はゼロだったが、クラブ員5名(写真中)でツアー敢行。残りは、サンバレーでスクール&レッスン。
記念にチャレンジカードのスタンプを集めながら奥志賀まで滑る。

いつもどおり、東舘山ゴンドラに乗り、まずは東舘山神社」。
いつも雪に埋もれている鳥居が全て出ていた。奥まで獣道ができていたので雪と笹をかき分け5分ほど登っていったが・・・。結局もう一つ鳥居が見えただけで、しかもそこは寺小屋のリフトの横だった(泣)

その後、一ノ瀬のいつも閉鎖のパーフェクターコースでビデオ撮影なぞをしながら進み、一ノ瀬神社でお参り。リフト上から見るだけだったので位置がよく判らずウロウロ。ファミリーゲレンデのかなり下(パーフェクター・天狗コースからの合流よりもさらに下)だった。
こちらは、鳥居に小さなお社もあったが、いかにも賽銭箱があった場所が雪がボコっとなくなっており、こりゃ賽銭泥にやられたな、という感じ。

一ノ瀬ダイヤモンドでシュテムをやり、焼額まで行く。
頂上で記念写真(写真右)を撮っていたらサンバレーの師匠からの無線が入る。多分、あそこじゃなければ電波が届かなかったと思う。ピンポイント。


元旦の食事

奥志賀にて

焼額頂上にて

横移動を避け、第3ロマンスのところから奥志賀に滑り込む。
奥志賀ゴンドラ脇のレストラン(名前を忘れた)で昼食。満席だったので屋外のウッドデッキで食べる。木立を見ながら、ちょっとしたリゾート気分。

昼食後、ゴンドラに乗り、「うその熊落とし」を滑り、奥志賀到着。フェニックスのアウトレットを覗く間もなく、5分ほどの待ち合わせでシャトルバス(LEKI君、初体験)に乗り、焼額第2ゴンドラへ。撮影ポイントでサンバレーや横手山を眺めながら、一ノ瀬、タンネと抜け高天原神社へ。

こちらもいつも埋もれていて本殿に行けないが、この日はガランガランも鳴らしてお参り。ふと気づくと、その横に小さな志賀高原スキー神社。へぇ、これがそうなんだ・・・と慌ててお参り。

4つの神社を回って、この日なら「奥志賀ツアー」よりも「半日初詣ツアー」の方が、お客さんを呼べたかも。

ここから、いつもの逆ルート、高天原連絡リフト(板をはずして乗るシングル)で、ロープウェイ駅へ。連絡リフトのすぐ下にはサルが毛繕い中。下りのリフトの何と怖いことか・・・。

都合良くシャトルも来て、サンバレー到着は予定より20分ほど遅い15:50。


東舘山神社

一ノ瀬神社

高天原神社

一服後、リフトが止まるまでレッスン。終了後、おいらは一万円札を握りしめ、大広間3,4で既に宴会中のRZDしんサンに「昨晩は酔った勢いじゃないですよね?」と確認しつつ、2Vの商談成立。(この時点でも、酔った勢いだったかも(笑))

食後、新年の初ナイター。クラブ員5名。おいらは自分のものとなった2Vで小回りをものにすべく練習するも、礼基やRZDの野地サン達にあおられ、飛ばす飛ばす・・・。

ナイター後はスキーのビデオなぞも見ながらまったりと過ごす。日付が替わる頃、山かお持参の天体望遠鏡(80万福沢!)で観望会。土星の輪っかがあんなにきれいに見えるなんて、最初はいたずらかと思 いました。月のクレーターもバッチリ。デジカメを接眼レンズに当てて写真も撮る(右の写真)。きれいに写せた。1時過ぎ就寝。

志賀高原スキー神社

80万福沢の望遠鏡

十三夜(上下左右が逆)

2日(月)曇り〜ガス

だんだん食事にでる時間が遅くなる。昨晩のナイターのせいか、体中がバリバリ言う。連日の朝風呂でなんとかほぐしてゲレンデへ。

スクール班とレッスン班に分かれる。おいらはレッスン班。
午前中はのぶ、ねこちゃんと一緒に塩じぃに教わる。テーマは「ニュートラル」。塩じぃのレッスンを受けたのは初めて?? オーソドックスな教え方。人それぞれ、別の引き出しを持ってる。レベルの違う3人を教えるのは大変だったと思う。

午後は師匠班でレッスンだったが、途中から濃い霧が出てきて、レッスンは度々中断。スクール終了後、志賀の湯に退避している間に、何となく上がり。

食事の後、LEKI君はナイターへ。他のメンバーは若干ガスが残る天候のためパス。おいらはしばらく横になっていたが20時過ぎくらいからBSの懐かしの演芸番組を見ながら、飲み始める。久しぶりに林家三平の「源平盛衰記」を見た。これぞ、正しいお正月の過ごし方。

22時、本格的に宴会始め。3日間のビデオを師匠と奈穂センセイが見ながら、ワンポイントアドバイス。
ビール、久保田千寿、焼酎と乾きもの&焼き芋で、まったりとした時間が過ぎる。24時に縮小、タロットで今年を占う番組を見つつ、1時にお開き。

3日(月)ガス

朝から天気悪し。レッスン開始時にはほんの少し小雪がちらつく。この日はスクール生が多く(午前8名、午後10名)、ガスの中、みんな頑張ってました。おいらはビデオ班&レッスン班。しかし、ガスでビデオの出番は殆どなし。

昼前、ちょっとした晴れ間を見つけて検定をやろうとしたが、一種目終わったところでガスに覆われ中断。
昼は今年最初のビワ池ホテル・アプリコット。「生中&餃子」を頼んだのが二人。判ってるな。ドライバーは運転を考えてビールを飲まなかった。こんなの初めて。

昼過ぎ、ガスが晴れたので、1級受検者のLEKI君がフリー滑降。検定員はアプリコットの通称「ひろみ席」(謎)からジャッジ。スタートしていきなり小回り。ビデオを回しながら、倒れそうになる。(本人に言わせると「大回りは本番に取っておく作戦」だったそうな。)

午後も、スクール&レッスンだが、ガスは晴れず。

師匠がときどきいなくなるので(笑)、2本ほど受検生に検定前のワンポイントアドバイス。考えて見りゃ、受検回数じゃ、今のクラブ員で最も多いこと間違いなし>おいら

スクールも終わり、天気も悪いので早めに上がるか、と空を見上げると、ホンの少し晴れ間が。残りの検定を実施することに。結果は2人ともそれぞれ1級・2級に合格!!!

検定終了後、16時半に上がり、入浴、パッキング、夕食(味噌ラーメンがなく、大ショック)を済ませ、のぶ親子の見送りを受けて、HIRO号はサンバレー18:40発で下山。渋滞も全くな21:50飯田橋にて降車。

【データ】

滑走日 :06年12月31日〜07年1月3日(シーズン通算滑走日数8日)
ゲレンデ:志賀・サンバレー〜奥志賀
リフト待:10分弱(元日の焼額山第二ゴンドラ)
宿   :サンバレー・志賀の湯ホテル
ゲレ食 :

【おこづかい帳】

ツアー費 :75,000円(3.5泊7食、宴会、交通費)
リフト代 :15,900円(3,600円×4+1,500円(スーパー10を4日分+ナイター 1回)
 計   :90,900円


シーズン累計:145,550円



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