AFSC 成人の日ツアー
みんなと別れた後、第2高速、山の神と戻っていく。何か、旨い具合に、前回乗り残したものばかりが動いている。無駄なし。 一ノ瀬をつぶし、寺小屋に廻り、タンネに戻り、高天原。ここまでで4時近い。4時半丸池リフトが「門限」。さて、どうするか。ブナ平はつぶしておきたいが・・・。東舘山を1人滑っていったが、天候も悪く、いつものようにはとばせない。かつて、寺小屋から30分弱でサンバレーまで戻ったこともあったが、どうも無理そうである。 ここで、滑って戻るのを断念。高天原からシャトルバスを使うことにする。そうとなれば、残りの西舘もつぶしておきたい。クワッドで上がり、フード付きに乗ったのは営業終了の5分前。ギリギリである。 晩ご飯前には、菅平組も帰還。養講の様子をうかがう。いやいや、大変そう。ちなみに、この養講にはAFSCから3名参加だが3名とも別参加というのが、いかにもアドベンチャー??? 夜はナイターもあったが、ガスがかかっており、また、昼間悪雪を滑り過ぎ、太ももがいうことをきかず、あっけなく断念。部屋に戻り、師匠の腰をもんだり、都連の話をしたりするうち、23時には全員夢の中・・・。 7日(日)猛吹雪昨晩早く寝たこともあり、朝、早く目が覚めた。ひとり、朝風呂。実は、昨日「チャレンジスイッチ」が入ってしまい、この日の天気によっては横手山・熊ノ湯を攻めようかと密かに思っていたのである。天気は雪。やはりレッスンには辛そうな天気。ウェアに着替えて朝食。 師匠に相談。「まあ、今日もそれほど生徒は来ないだろうな。」とOK頂く。 8:22サンバレー発のシャトルで木戸池へ。 普段だとチャレンジ組が他にもいるのだが、この日は私だけ。木戸池はまだリフト試運転中だったが「次のバスに乗るの?」とリフト係員さんがリフトに乗せてくれた。おかげで、誰のシュプールもないバーンを滑る(写真左) 気持ちが良かったが、熊ノ湯にとっとと移動。雪不足で営業していない前山のスタンプは熊ノ湯の第1ペアで押印。 熊ノ湯は快適。レッスン組が多かったが、おいらは9時前に滑ったので、ゲレンデはガラガラ、圧雪の上にさらに新雪がつもった状態。気持ちいい!順調にリフトをつぶし、高速クワッドから、横手山に滑り込む。この辺りから風が強くなる。 山頂を目指す。上のペアリフトは寒い寒い。乗り合わせた中年女性はずっと震えて、スキーグローブの両手をこすり合わせてた。そんなんで暖かく(熱が伝わる)グローブ、意味ないじゃん・・・。 横手山ヒュッテは犬が2頭になっていた(写真中)。横手山頂から滑る間、顔が冷たい冷たい。特に口の周りが感覚がなくなってくる。はたと気づいた。先シーズンまではヒゲがあった。あんなヒゲでも、防寒の役にたっていたんだ・・・。 シングルリフトでは修学旅行生の集団の飲み込まれ、一番下の9分半のリフトでは意識を失いかけつつも、何とか横手山達成。もう5分早ければ、10:50のバスに乗れたのだが・・・。11:19のバスを待つ間、レストハウスで呑んだ缶コーヒーの何とうまいことよ。 11:50サンバレー着。丁度、午前のレッスンを終えた本隊と合流。聴けば、午前のスクールには20代後半の女性が参加していたんだそうな。うーん、残念。
正月ツアーで食いそびれた味噌ラーメンを食べ、元気が出たところで、午後のレッスン前にジャイアント、蓮池、丸池をつぶしてくる。残すはサンバレー1本というところで、午後のレッスン開始。 この頃から、風が半端じゃなくなる。突風と言っても良い。 午後は「兄妹」「姉弟」の2家族とナベちゃん。午前中から奈穂が見ており、5人とも全員ファミリーは紐なし(笑)で降りてこれるので、蓮池へ連れていくことに。おいらはサポートでつく。 ところが法坂クワッドを降りた辺りから突風。子供のゴーグルは、中で水蒸気が凍り、視界がなくなり、どんどんブルーになっている。それでも何とか蓮池まで連れてきたら「強風のため、まもなくリフト営業を終了します。」との放送。慌てて、トリプルに乗り、サンバレーに戻ることに。 ここから後は「八甲田山 死の彷徨」も斯くや・・・と思われる状態。突風で子供が立っていられない。それだけならいいが、風よけになってあげるオトナまで風を受けて斜面を上ってしまう。(上れそうなことはこれまでもあったが、実際に上れたのは初めての経験。) でも、子供達は強かった。半べそになりながらも、何とか丸池まで。丸池の休憩所で少し休んだら元気が出たようだ。あと少し。サンバレーのメインゲレンデも危なげなく降りてくる。15:00無事生還。 今から思えば、この頃、焼額ではボーダー6人が遭難していたんですな。朝、出がけに法坂リフトの石川さんに「ちょっと旅に出ます」って挨拶したら、「今日は風でリフト停まるよ」って言われたけど、ホントにそうなった。さすが、地元の人は判ってる。 30分早めに志賀の湯に戻り、休憩の後、子供達次第で30分の補講をすることに。その間、おいらはリフト事務所まで行き、チャレンジの景品を貰ってくる(写真右)。 生徒さんの一番年かさの男の子が、スタンプが並んだカードを興味津々で眺めていた。「もう少し上手に滑れるようになったら、キミも一杯リフトに乗ってね。」と声をかける。達成記念に師匠から一杯をついで頂く。天候に加え、その殆どが一人旅だったこともあり、これまで5回のチャレンジで最も過酷。 さすがに、この天候ではリフト終了までの気力もなく、補講終了後少し滑って5時前に上がり、入浴。 晩飯はキムチ鍋。もう、腹一杯なのに、さらにすいとん投入! 師匠の指示で鍋ごと部屋に持って帰る。お盆を持つナベちゃんの姿。うん、そのポジションでプルークをやればいいのだ・・・。 部屋では鍋を前に・・・さすがに食えない。ビールと日本酒を少しずつ。どうしても見たかった「情熱大陸」が終わり鍋を食堂に返して、全員落ちました。 8日(日)雪この日も早く目が覚める。二日間頑張りすぎたのか、右の股関節がバリバリいうのを朝風呂でほぐす。右のふくらはぎも痛い。うーん。それでも、「あれだけ降ったんだから、一番はおいしいに違いない。」とパンツだけウェアに着替えて朝食。食後、曇り空のゲレンデをみながらコーヒーを呑んでると、一瞬外が明るくなった(写真左は、そのときのサンバレー頂上から)。それっ、とばかりに飛び出す。 3連休の最終日、チェックアウト準備の客が多いのか、リフトが動き出した直後のゲレンデはガラガラ。きれいに圧雪されたバーンを大回りで飛ばす。うーん、これがスキーぞ。アポロも雪がたっぷり。小回りで攻めても大丈夫。レッスン始まるまでの50分ばかり、ふくらはぎの違和感も忘れて堪能。 レッスン開始時間になると、雪が降り始める。皆、装備を雪対応に変更。レッスンは師匠・ナベちゃん、奈穂・あるぴなの二組に分かれる。ナベちゃんはファミリーで「魔法の紐」を使いストックワークをやっていた模様。奈穂班は各自テーマを持ち、クワッドを何度も回す。周りから見れば、ウェアも板もペアのラブラブな二人がガンガン滑っている・・・っていう図だろうか(違)
昼のアプリコットはリンゴ食べ放題(写真右。暇だから剥いちゃったってことらしい)。 この間に、HIRO号を雪の中から掘り起こしておく。雪が軽く、思いの外、作業は楽。その後志賀の湯のロビーに戻る。ソファーで30分爆睡。 午後は今回初めて?4人でレッスン。ナベちゃん、シュテムでドツボにハマる。3時前、山かおサン合流。奈穂が山かおさんの基礎種目をチェック。4時前にレッスン終了。 夕食後、サンバレー発18時。これまた渋滞もなく、21:30飯田橋着。 お疲れ様でした。 【データ】滑走日 :07年1月6日〜8日(シーズン通算滑走日数11日)ゲレンデ:志賀高原全山 リフト待:6,7分(6日焼額第3高速) 宿 :志賀の湯ホテル ゲレ食 :ビワ池ホテル・アプリコット(右はメニュー。餃子、ピザトースト美味い) 【おこづかい帳】ツアー費 :50,000円(2泊4食、宴会、交通費)リフト代 : 3,600円(3,600×2−3,600(レッスン時補助)、1日は優待券使用) 計 :53,600円 シーズン累計:199,150円 |