志賀・滑り納め先月の車山検定サポートが今シーズンの滑り納めとなる筈でしたが、クラブのホームページの伝言板に「行きたいなぁ」と書いていたら、急遽ツアーがセットされ、ホームゲレンデの志賀高原へ行くこととなりました。一緒に行ったのは、当HPの掲示板にときどき書き込みがある「ざびえる」、3月4日の衝動的ツアーに行ったO武、そしてざびえるの職場の同僚のY澤くん、それにぴなの男ばかり計4名。 1日(土) 早朝4時、ざびえる号が拙宅に迎えに来てくれる。実は、前日、急に「この土日、出勤してくれないか。」と命ぜられたので、出番を最終、すなわち「日曜日21:00〜」という、いわゆる「宿直」にして貰い、とにかく出発です。(このことが後でラッキーとなる。)。 途中順調(だったと思う)で、例によって気づいたら志賀の下のところまで来てました。7時過ぎくらいと、かなり早いペース。きっと、どこかでワープしたに違いないのですが、小生、例によって後部座席で3点セット(枕、耳栓、アイマスク)で寝ていたので判りません。(この辺りは、これ以上突っ込まないように)。 前日雪が降ったらしく、最後の登り坂でスタックしているクルマ多数。ざびえる号は難なくサンバレー着。絶好の天気、それに寒い・・・。4月とは思えない雪の量で、ゲレンデもきれいに圧雪されていました。 定宿の「志賀の湯ホテル」に入り、到着から部屋を使わせて頂く。(通常は、「アーリーチェックイン」として1000円/人を払わなければならないところですが、こちらも常連ということで、サービスして下さったのだ。ありがたいものだ。) レストランでモーニングセットを食べ(小生は間違えて注文。和定食が食べたかったのにぃ)、8時半のリフト営業開始とともにゲレンデへ。 サンバレーで2本ほど足慣らしをした後、4人で「奥志賀最短記録」をめざし、8時47分サンバレー発 順調に丸池、蓮池、ジャイアント・・・と進んだが強風のため東舘山のゴンドラが運休。従って、リフトを乗り換え、西舘山、高天が原、タンネ、一ノ瀬ファミリー、ダイヤモンドと回ってくる。さほど、遠回りという訳ではないが、道路にかかる橋を1回余計に越えなければならないのが億劫。で、焼額までくると、今度は焼額のクワッドが動いていない。さすが某王子様系のゲレンデ。客が少なければとっとと営業終了してしまう。仕方がないので、横に移動し、第一ゴンドラから奥志賀へ。10時半には到着。 ぴなはちょっと一服、残りの3人は熊落としをもう一本。 ここまでのゲレンデ、いずれもアイスバーンの上に雪が乗っているといった状況で、楽しんで滑るにはチトきついかもしれない。(西舘だけは、逆に割と柔らか目で、重かった。) 11時過ぎ、奥志賀発。順調にサンバレーのレストラン・ティファニーを目指す。途中、タンネの森を横切っていると、突然リフト上から「ぴなさ〜ん」と声をかけられる。誰かと思えば2月の第1週にブランシュたかやまに一緒に行ったA川夫妻がリフトの上から手を振っているではありませんか。日帰りで来たとのこと。それにしても、広い志賀、おいらたちはサンバレー−奥志賀を往復中に、よくもまあ、出会えたものである。その場では、少しお話をして、無線の周波数を合わせて別れて、小生たちはサンバレーを目指す。到着は、12:50。 いくつかのハプニングはあったが奥志賀往復4時間であった。 「ティファニーでの昼食」は「いつもの」2杯、焼き肉ランチ。食事が終わっても、客が少なく手持ちぶさたのマスターが解放してくれなかった(笑)。 14:20ぴなは仲間と別れ、再度、タンネの森へ向かいA川夫妻と一緒に滑ることにする。というのも、これまであまりスキーに興味がなかったという奥さんが、4月に入ってまで滑りに来てくれてる(「教わったことを忘れないように」だって。泣かせるねぇ・・・。)のが嬉しく、また、その後の夫人の滑りを見たかったからだ。 20分ほどでタンネの森に着き、無線でA川氏と連絡をとり合流。早速、「突発レッスン」の開講。急な斜面はまだ怖いようであるが、先日練習した「外足に荷重する滑り」は緩斜面では完全にマスターしている。何本かリズムを変えて滑っても大丈夫。 で、次は「夢のパラレル」ということになる。A川さんに聞くところによると、「1ターンだけパラレル」を何回かみたとのこと。それならばと、斜面を選んで「し」の字、「J」の字を書いて貰う。まあ、何とか見られる。そこで、エッジの切り換えを説明する。時間もないので、まず理屈から入ってもらう作戦。 で、判ったような顔なので、ニュートラルポジションを長めにとって、ターンを連続してもらう。ここでの味噌は、スタート時に「二」の字から始めること。あとは、一切余計なことをしない。 こんなことを、リズムを変え、表現を変え・・・といろいろとやっている内に1時間があっという間に過ぎる。最後の方はかなりスムーズにパラレルらしきターンが連続するようになる。あとは、日数を滑り込むのみ。 16:00二人と別れ、サンバレーへ急ぐ。丸池リフトに乗ったのは16:28。何とか無事にサンバレーへ戻り、本日は終了。サンバレー組は、それぞれ途中に休憩を入れながら、17時のリフト終了まで滑ってました。 18時に食事の放送。宿のおかみさんからビール3本の差し入れも頂き、ナイターもないことから、19時過ぎまでたっぷりと食事を兼ねた宴会。部屋に戻りましたが、疲れもあり、みな、すぐに横になる。ひとりひとり、意を決したように地下の大浴場へ。その後はテレビなんぞを見ながら軽くワインを飲み、日付が代わった辺りで就寝。(あ、そうだ。バタやんを持き、Y澤さんに調子の悪いところを治して貰ったのだ。) 2日(日)晴れ後曇り 朝、朝食の館内放送で目が覚めたが、しばらくうだうだ。朝食後も動きが少し鈍く、ゲレンデへ出たのは9時。 今日のサンバレーは、アイスバーンをピステンがある程度つぶしてあり、大変滑りやすい。このため、専ら サンバレーで滑ることになる。リフト待ちもなく、猿のように滑る。 途中、ちょっと様子を見るために丸池へ。なかなか良さそうだったのでAコースを1本滑る。が、他にはさして魅力のあるバーンも無く、早々にサンバレーへ戻る。 朝食、お替わりをしたにも関わらず腹が減ってきたので11:30にティファニーで昼食。今日はハン バーグランチ。マスターから、チャーシューと焼き肉の差し入れもありビールも2杯。この二日ともランチタイムのティファニーは、結構混み合っていた。 13時にゲレンデへ。今シーズン、最後の最後である。 だいぶ暖かく(6度くらい)になり雪も食いつきが良くなってきた。タイムレースも何本かやる。ざび、O武には、小生1秒近い差を付けられる。全く歯がたたない。 全面コブ斜面になっていた通称「しろくま」にも、シーズン仕上げなので何本かはいる。(おばあちゃん、ごめんなさい。) メーンゲレンデの大回りも楽しめる。ゲレンデ全体を使って「総滑」なんてのもできた。 で、2時間たっぷりと楽しんで、15時で全員上がり。 風呂に入り、荷物をまとめ、宿の皆さんに挨拶をして16時過ぎサンバレー発。 途中まで快調で、横川で釜飯なんかも食いましたが、藤岡JCTから渋滞との情報に、藤岡ICで高速を降り、17号経由東北道羽生から東京へ。 途中、ぴなの職場から携帯電話に連絡がはいり「今晩の宿直はいらない」とのこと。ラッキー。 江戸川区のY澤君を送り。拙宅着は21時丁度。 この季節とも思えない雪の量。雪質も少々堅いがザクザクよりはずっと滑りやすい。ほんとに四月かという感じでした。「滑り納め」としてはたっぷり過ぎるほど滑り、心地よい疲れが残りました。 【データ】滑走日 :00年4月1〜2日(シーズン通算滑走日数 34日)ゲレンデ:志賀高原 アクセス:往路3時間半、復路5時間(途中の食事含む) 天候 :初日晴れ、二日目晴れ後曇り リフト待:ほとんどなし リフト券:1日券4,800円 2日券9,200円 【おこづかいちょう】宿泊費 :10,000円(1泊2食。夕食時のビールは宿の差し入れ)交通費 : 6,000円 リフト代 : 9,200円 計 25,200円 シーズン計 468,830円 |