あとりえS 試乗会

千葉のスキーショップあとりえSの試乗会が志賀・横手山で開催された。
金曜夜に仙台で仕事の打上げ、土曜日は仙台でお神輿の打合せ、さらに、仙台−長野の直通夜行バスが営業終了・・・。いろんな条件が重なり、七・三で参加をあきらめていたのですが、スキー仲間に背中を押してもらい参加にこぎつけました。
参加してみりゃ、いつもどおりの楽しいツアーなんですよねぇ。

2010年4月24日(土)曇り


前夜、職場の打上げ会場から、ネクタイ姿で大きな荷物を引きずりながら、みずサンが見つけた「群馬行き」の夜行バスに乗り込む。何とマニアックな路線だろう。これまで行ったことがない前橋が目的地。

群馬には土地勘がなく、車内アナウンスもない。しかも、伊勢崎辺りから頻繁にバス停に停まる。乗り過ごしてはいけないので外が明るくなり始めた4時くらいからカーテンの隙間から外をチラチラと眺める。
すると5時すぎに前橋バスセンター到着。予定では6時到着なのに1時間も早い。慌てて降車したが、6時のつもりで眠っていたらヤバかった。降りられてよかった。

ピックアップは6時なので、バスセンター待合室のベンチ(バスの座席風)に横になって寝ていたら、6時前にみずサンから「着きましたよ。」の電話。待合室も覗いてくれたそうだが、背もたれに隠れていて見つからなかったらしい。

前橋から高速に入り、渋川伊香保へ。かつて上信越道、長野道がなかった時代はよく通った道。今話題の八ツ場ダムの横も通り過ぎる。
草津から白根山を通って志賀へ。
数日前に開通したばかりの志賀草津道路、アスピーテラインほどではないけど3mほどの雪の回廊になっている。
2時間半で志賀・横手山へ。すでに試乗会の準備が進んでいる。あとりえSの吉田さんにご挨拶。東京組の4人もゲレンデに出てきている。硯川・一平荘に前泊した大阪組の2人も上がってきた。

いよいよ、試乗会の開始。「そろそろ板を買い換えるか・・・」という気なので、まじめに乗らなきゃ。天気は曇り、バーンはカリカリ。ここも異常気象なのか。それにしても、試乗会開始前に、BBQサイトに陣取る我々って(笑)

おいらはSALOMON、ELAN・・・といつもの板を順番に試してみる。なぜか、この週末は第4リフト営業休止で、第2リフトまで登らなければならないので大変。


群馬行きバス

雪の回廊

国道最高地点

2時間ほどで5台の板を試して午前中終了。BBQへ。炭を熾して、他のチームのコンロに分ける。ぴな組の皆さんがスタッフ以上の働き。BBQ部長としては大変助かった。改めて感謝>おーる

ぴな組の持ち込みは、マトンスライス、羊タンのスライスが計1.3キロ。、そのほか、栃尾の油揚げ、鰯の味醂干し、ソーセージ、バゲット、じゃがいも、もやし、えのき、空豆・・・。これにあとりえS用意の肉と野菜。十分過ぎる。
おいらは、青森の「スタミナ源たれ」を2種類持ち込み。

BBQの間、クルクル天気が変わる。薄日が差したかと思うと、あられが降ってくる。さすがに寒い。これまで参加した試乗会で最も寒いBBQ。
生ビールの泡が、そのままの形で凍る・・・(汗)。ビールより、日本酒の熱燗、焼酎のお湯割、そしてホットワインと、温かい飲み物がうまい。これには、味醂干しや油揚げ、焼き空豆が合う。

今回のヒットは野菜のホイル焼き。これまでのBBQでカボチャのスライスを「うまい。」と食べたことが無かった。早過ぎればシャリシャリ、遅過ぎると干からびたり炭になったり。
今回はピーマン、タマネギとともにアルミホイルで二重に包み炭火に投入、10分ほど?でホクホクに蒸し上がり、味付けなしでも野菜の甘みで十分うまい。何故、今まで気付かなかったのか、コロンブスの卵だな。わもチャン、グッジョブ

他のチームの残りの炭も貰いながら、最後の最後までBBQサイトから離れることができず、結局、午後は一本も滑らないまま終わっちゃいました(笑)


持ち込み食材

野菜のホイル蒸し

ホットワインに熱燗


撤収して、宿へ。風呂につかり身体を温め、ウダウダしていたら直ぐに夕食。さっきまでBBQなのだからお腹は一杯だけど、頑張ってデザートまでしっかり完食。もちろん、夕食にもれなく付いてくるケーキは別腹でたいらえべる。

部屋でひと眠り。さすがに夜行バスで来たので眠い。部屋宴会が始まっても、しばらくは押し入れに頭を突っ込んで寝てたが、夜10時近くになって復活。
ロビーでは、あとりえSのメンバーが宴会中。ちゃんめろの阪谷さんが弾き語り。昨年作った「カナダ ウィスラー 雪景色」を歌わせて頂く。

♪ 成田発の国際線 乗ったときから 頭の中は雪の中
休暇願い 出した俺に ボスは無口に 鋭い視線 投げかけた
それでもめげず 9連休をとり
エゴボウルに エメラルドに サドル滑るの
ああ カナダ ウィスラー 雪景色

ごらんあれが ブラックタスク ここのシンボル 現地の人が 指をさす
汗でくもる ゴーグルを ふいてみたなら 青空の下に 横たわる
ごめんね 上司 私は帰りません
季節外れ 粉雪舞う セブンスヘブン
ああ カナダ ブラッコム 雪景色

部屋では恒例の「わたスキ」。既に今シーズンだけでも何回も見ているはずの仲間なので、そこら中にツッコミを入れながら・・・。

日付が替わっても、ウィスキーのカスクを頂きながら、かなりディープな話題。2時半頃にお開き。


きれいな夕日

夕日を撮る人 1

夕日を撮る人 2

年4月25日(日)快晴

前夜、寝たのが遅かったのでなかなか起きられなかったが、何とか8時に朝食。前日とはうって替わって快晴。こりゃ、頑張らなければ。9時過ぎにゲレンデに出て試乗開始・・・、と思ったらテレマーク体験が始まるところ。

急遽、みずサンにブーツをお借りして参加。吉田さん、阪谷さんのダブル・イントラ。贅沢だ。
毎年1時間ちょっと練習しているだけだから、ゼロリセットされちゃうんですよねぇ。今年も生まれたての仔馬状態。涙目になり、悲鳴を上げながらの滑りでしたわ。

11時半くらいから試乗開始。
SALOMON、OGASAKA、K2、ROSSIGNOL、ATOMIC、ELAN、VOLKLといろんなメーカーの板を次から次へと乗り換える。
ATOMICの「DEMO TYPEa」やSALOMONの「24 S5」がしっくり来たな。
14時過ぎ、横手山ヒュッテで遅い昼食。久しぶりなのできのこ雲セットを頂く。それにしても改めて考えると『きのこ雲』って、凄い命名だな。

ダブル・イントラ

ぐんのテレマーク

並ぶきのこ雲


15時前に滑走終了、風呂につかり、16時前にはぐん号で志賀発。道の駅で土産物を買って、中央道経由で新宿へ。久しぶりに富士山を目の当たりにしてテンションアップ。
途中1時間ほど渋滞にはまったけど21時前に新宿着。

讃岐うどんの店で腹ごしらえをして、ネットカフェで時間調整、いつもの夜行バスで仙台へ。
フォーラス前で降りたけど、気持ちの良い朝だったので、タクシー代を節約して、20分ほど荷物を引っ張りながら歩いて帰宅。ふーっ、楽しかった。


【試した板 13台】(同じ種類でサイズ違いも乗ってます)

【データ】

滑走日 :10年4月24日〜25日(シーズン通算滑走日数 35日)
ゲレンデ:志賀・横手山スキー場
リフト待:ほとんどなし
ゲレ食 :横手山ヒュッテ きのこぐもセット(グラスビール付) 1800円

【おこづかい帳】

交通費 :13800円(6500(仙台−前橋)+2300(志賀−新宿)+5000(新宿−仙台)
ツアー費:16500円(宿泊費、試乗会、リフト代、BBQ代)
 計  :30300円


シーズン累計:425,590円



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