FSKIよませオフ

NIFTYのFSKIのよませオフ。日本全国から60人が終結、うち3分の1が子ども、っていうのだから、どんな状態か想像がつきますかしら?? 毎年、楽しませて貰ってます。

07年3月9日(金)

今回のピックアップは曙橋界隈。板、バッグは前週のツアーの帰りに市ヶ谷のはにー邸に預かって頂いているので、身軽の職場から直行。ピックアップ時間は21:30〜22:00と幅があったので、久しぶりに荒木町・ととやで晩飯。日本酒スイッチが入っていたので、最初から升酒。煮物、刺身と進み、二杯目の升酒お代わりを注文したところで「出発早まります」のメールが入る。

焼き物には届かず、合流点のはにー邸に向かう。10分ほどでやっさん車到着。21:20出発。
道中、CDに合わせて懐メロの大合唱。CDが足りなくなって、途中のSAで買い足した(笑)
ちなみに、歌った曲はmixiの実況中継トピに似非中国語でアップ。60曲以上あったが、気に入ってるものをピックアップすると・・・。

「高等学校的子守歌」、「聖母連合的子守歌」、「経路外的絶縁」、「妖怪女熱唱宛恋人」、「哀愁的逢引」、「追憶的硝子盃」、「欽何処家族的仮想明日晴天」、「姫姫的金剛石」、「甘露追憶」、「葡萄酒紅的心情」、「時間飛翔娘」、「落下不倫愛」、「加藤加藤加藤」、「小林麻美的有名雨滴歌謡」、「不停止浪漫心情」、「四六四九哀愁」、・・・

イントロ当てやって、唄って、中国語訳。一曲で三度美味しい車内であった。

日付が変わって0:30過ぎによませ・パディントンハウスに到着。ずっと歌い続け出、道中一度も寝なかった。今シーズン、初めて??

宿に到るまで悲しいくらいに雪がない。隣のホテルの前に雪だるまのなれの果てらしき1メートル弱の雪の固まりがあったのが唯一の雪。クルマの中で歓声が上がる。

食堂ではいつもより少な目、10人弱が宴会中。早速、持ち込みの酒(菊姫のにごり酒)、つまみ(ままかりの薫製)を提供しつつ、乾杯。
続々とメンバーが揃う中、3時までオトナの宴会は続くのであった。

10日(土)晴れ

眠い。ひたすら眠い。毎週、毎週、どうして学習しないのだろう・・・。
ここの朝飯は、パン、ごはん、そしておかゆが選べる。迷わず、おかゆを選ぶ。

さて、目の前の「よませスキー場」。滑れるのは一番下の緩斜面だけなので、予定通り志賀高原まで上がる。総勢20名近く、子どもも多いので、サンバレーが目も届くし、ドライバーの負担も少ないな、と思っていたところ、出発直前に宿の奥さんから「焼額限定で3000円」との格安リフト券情報があり、そちらを目指した。

9:30焼額山到着、リフト券売り場で聞いても、そういうものは存在せず、正規料金で一日券購入。うーん、痛いな。ちょっとテンションが下がる。

まあ、そうも言ってられず、10:00滑り始める。このツアーに来る前から「一緒に滑ってね」と言われた子ども達と一緒に滑る。

第2高速リフト。すぐに一ノ瀬ダイヤモンドに抜けようと思ったが、子ども達が、硬いバーンを思いの外、危なげなく滑るので、しばらく第2高速を回す。子供達はプルークファーレンで、飛ばす飛ばす。何とかターンをして貰いたいのだが、あの歳頃(小学校低学年)の子ども達はスピード命のようだ。

4,5本滑ったところで、さすがに、飽きてきたのと、おなかもすいてきたので、で、第一ゴンドラ経由でダイヤモンドに移動することにする。その途中で、奈良からのうえいとサンに声をかけられる。関西メンバー中心に4,5人で滑っていたようだ。記念写真。

ゴンドラに乗る。親御さんに聴くと、「次にどこを滑る」じゃなくて「次はどのリフトに乗る」っていうお子さんが多いらしい。焼額山頂で記念写真。

一ノ瀬ダイヤモンドで昼食。レストハウス入りは11:45くらいで混んでいた。タイミング良く10数名の年輩の団体さんが食事を終わかけ。こちらが子ども連れだったのを見てか、早めに席を明けてくれた。しかし、カフェテリアもずっと長蛇の列。

のどが渇いたので、レストハウス2階の自販機で缶ビールを、売店でポテチを買って、とりあえず急場をしのぐ。列が若干少なくなった頃合いで、このレストハウスで一番旨い(と私が思っている)モツ煮を生ビールで頂く。

埼玉からのボーダーさんの女性2人と合い席になり、微妙な会話を楽しむ。しかし、2人足してもおいらの歳に届かないとは・・・。ショック。

食事を終えた子ども達はどんどんゲレンデへ出て行く。
大きなガラス越しに、滑りを見る。時折、一緒に滑ってるお父さんに「もう少し大きなターンで滑ってあげて」とか「手を前にと言ってあげて」など、無線で遠隔レッスン。親御によれば「ぴなサンが言ってる」方が、素直に従うのだそうだ。

このままだと、ダラダラと飲み続けてしまうので、牛丼をかき込み(肉が濃いめの味付けでgood)、13:15ゲレンデへ。それからは、ひたすら一ノ瀬ダイヤモンドを滑る。

小6のひかるチャンから競争を挑まれる。昨年はよませでやって、彼女の転倒でおいらが楽勝。リベンジなんだそうな。

「直滑降はダメよ」と言って、よーいドン。荒れたバーンでは、体重が重い方が有利で、何とかオトナの面目躍如だったが、「涙目になってる」と指摘される始末。まあ、おいらには向かないな、ああいうのは。

若干、滑り足りなさもあったが、その後の予定も考えて15:00で滑走終了。
焼額に戻り、よませへ。クルマの中では、親子の会話を聞いている内にスっと落ちてしまった。20分ほど眠ったろうか。

宿に戻ると、土曜着・滑らずメンバーが呑んでいる。「花火師」さんも何人か。今回も、花火を打ち上げてくれる予定だったが、ゲレンデに雪がなく、周辺も乾燥しており、山火事の恐れがあるため、残念ながら中止。
本来なら、打ち上げが終わるまで呑めないところ、花火の仕込みをしているはずの時間に飲み続けていたようだ。みんな出来上がっている。おいらも、ひと風呂浴びて、焼酎の水割りで合流。ひと眠りしようとの目論見がはずれてしまう。

さて、18時から食事。
これまた、気をつけなければならないのがこの宿の食事の量である。食堂の入り口にビュッフェ形式で4,5品あるのだが、それを持ってテーブルに向かうと、そこにはさらに2,3品あるのだ。
丁度、ビュッフェが混んでいたので、日本酒だけ頼んで、テーブルの焼き魚と小さな鍋で始めてしまう。ひととおり食べたら、ビュッフェへ行き、揚げ物、エビチリ、ビーフシチュー、ちまき等々を『食べられる分だけ』とり、さらにワインで食す。

19時15分過ぎまで、食事を楽しむ。4人がけのテーブルが多いのが残念。家族連れが家族単位で固まってしまう。せっかく全国から集まってるのだから長いテーブルでお話しながら食事が出来たらいいなぁ。どうせ、そのあとのゲーム大会でテーブルを動かすのだし。

食後、男性陣中心にテーブルをセットし19:30からゲーム大会。仮装必須ではないが、子ども達の「サルは?」の声に押されて、例年通り、サルの着ぐるみで参加。12名程度の5チーム対抗。おいらのチームは「どすこいs」。

お子ちゃま達の「お菓子のつかみ取り」から始まり、パズルだの、クイズだの、幹事とと夫妻が企画・立案・買い出し・進行を全てやってくれるのだからありがたい。その負担たるや・・・。「幹事団」ということにすべきとは思うが、如何せん全国から揃うので難しいか? 

おおよそ3時間。奮戦すれど、我が「どすこいず」はビリ。ゲームの賞品はミルメーク。まあ、これはこれで嬉しい(右の写真は一位のチームの賞品)。
このあと、一等は「Wii」、二等は「DS」という豪華じゃんけん大会があり、おいらは、去年の夏、大曲で無くしたNIFTYのタオルをゲット。最後にもれなく20周年記念「FSNOW」ロゴ入りの特製ぐい飲みを頂き、お開き。

この後は11時からオトナの時間。ただ呑んでしゃべるもよし。おいらは、懐かしいCMがぎっしり詰まったDVDを調達、プロジェクターをお借りして壁に映し出す。これが思いの外、皆さんにウケたようである。CMってのは、皆さんの頭に刷り込まれているんですなぁ。「ああ、懐かしい」「このCMって・・・」と、口々に声が上がる。1時間ほどのDVDだったけど、皆さん、雑談もせずに食い入ってくれましたわ。

その後も、スキージャンプペアとか、ちょこちょこと流しながら、雑談に突入。さすがに一人減り、二人減りし、2時、「もう寝ようよ」ということになり撤収。

11日(日)雪〜晴

「吹雪だぞ」の声。起きたくないのに、さらに起きられなくなる。確かに、窓の外からピューピューと音がする。外を見ると一面の銀世界(笑)
写真は、前日と同じ場所からゲレンデを撮ったもの。

8時に起きて朝食。昨晩の宴会で出てきた青唐辛子味噌がうまい。白飯がいくらでも食える。ゲレンデで撮った写真を食堂のテレビで流す。子供達が集まってきた。楽しそう。

8:50集合写真。
さて、どうするか。一部の家族連れを除き、この日は滑るモードの人がいない。かといって、せっかく雪が降っているのに、滑らないのもスキーの神様に怒られそう。それに、この日までのリフトただ券を譲って貰ったし・・・。
ドライバーにご相談。「少しだけ滑ってきていい??」「11時くらいに出発できれば」「じゃあ、10時まで」・・・と小雪がちらつく中、ゲレンデへと急ぐ。みんなが口々に「気持ちよく大回りしたら、石を踏むから気をつけてね。」。そりゃそうだ、昨日まで土が出てたんだから。

いつもは素通りするバーンを一本一本丁寧に滑る。前日の焼額が大回り中心だったので、今日は小回りで滑る。

小一時間、10本ほど滑り、10時丁度に終了。宿に戻り、ざっと汗を流して、パッキング。10:30には小布施に向けて出発!!

小布施の桜井甘精堂到着は11時。泉石亭でちょいと早い昼飯・・・と言ってもオトナなので、ただ食うだけではつまらない。
ドライバーのやっさんに両手を合わせつつ、ビールで乾杯、そして地酒・・・。料理も、突き出しのハスのきんぴらから、完全につまみモード。蕎麦あられ、山芋ワサビ。
そのうちに、後発部隊4家族も終結。今日は子どもがおとなしい・・・と思ったらゲームに熱中してた。うーん、今どきの子どもって。

結局2時間かけて、日本酒4合、つまみも、本来メニューにない、持ち帰り専用の特製つけもの「 おぶせ純子」を器に入れて持ってきて貰ったり、したい放題。店長さん、ありがとう。最後は栗おこわで〆。

食後は、桜井甘精堂本店で落雁を買う。ついでに、甘精堂のやってる洋菓子店「栗の木テラス」に寄った。何も買う気は無かったが、おいしそうな焼き菓子が「ホワイトデーセット」になっていたので、職場の皆さん用に買う。ちょっとしゃれてていい感じである。

桜井甘精堂に来たら忘れちゃならないのが、お隣にある本吉乃川の松葉屋本店(左写真)。試飲させて貰う。つまみ代わりに味噌まで出して貰う。ドライバーのやっさん、ごめんなさい。
「しぼりたて生酒」がうまくて、四合瓶を二本買う。

小布施でやれることは全部やった。13:45小布施を後に、ここからは、一路東京へ。引き続き、歌声喫茶状態は続く。途中のSAでさらに、懐メロCDをゲット(笑) 西城秀樹だの、沢田研二だのを唄っていたが、しかし、真っ昼間からの冷や酒が聴き、復路は半分は落ちていただろうか・・・。途中で、マロンシュークリームを食ったことだけは鮮明に覚えている。

渋滞表示はあったものの、「多分」ほぼ、順調に進み、17:40飯田橋で降ろして貰う。
接続良く18:30には等々力へ。時間があったので久しぶりに床屋に行き、19:40帰宅。

【データ】

滑走日 :07年3月10日〜11日(シーズン通算滑走日数30日)
ゲレンデ:志賀・焼額等、北志賀・よませ
リフト待:3,4分(10日の焼額第1ゴンドラ)
宿   :よませ・パディントン
ゲレ食 :一ノ瀬ダイヤモンド レストハウス
      もつ煮400円

【おこづかい帳】

ツアー費 :21,150円(1.5泊3食、宴会・ゲーム等)
交通費  : 5,000円
リフト代 : 4,800円(志賀1日券+よませチケットは頂きもの)
 計   :30,950円


シーズン累計:458,260円



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