恒例・野沢温泉ツアー 恒例の高校ＯＢの野沢温泉ツアー。例年より一週遅いツアーだったので雪が心配だったけど、案ずるより産むが易し。初日が雪、２日目が快晴と天気にも恵まれ、新雪を堪能しました。久しぶりに２代前のウェアで滑りました。 ０７年２月２３日（金） ２１：１５、予定より１５分遅れでピックアップ。直前に配車が変更になり４乗で、集合場所の関越道嵐山ＰＡへ。環八はそこそこ流れる。関越もクルマは多いものの特に渋滞なし。２２：４０、３台９名が合流して野沢へ。おいらはクルマを乗り換えて昨年同様、保坂号でイントロ当てをやりながら。途中、さしたる渋滞もなく野沢着は２：００。現地では雪がチラチラ。 出張先から先乗りしていた１名を加え、総勢１０名がせいぞろい。ここから宴会が始まる。 「はじめまして」代わりにいきなり、ワインの一升瓶を２本差し出すメンバーもいる。ビール、ワインを呑みながら、久しぶりのメンバー、お初のメンバーの顔合わせ。眠いのに、寝たいのに・・・。「カノッサの屈辱」まで始まってしまった。大部屋を「寝る部分」「呑む部分」に分けて、宴会は続く。最後に残ったおいらが寝たのは５時。 ２４日（土）雪〜曇り飲み過ぎという訳では断じてないが、寝足りなくて、起きられない。かなりゆったりと８：３０くらいに朝飯。食欲旺盛、お代わりまでする。外は昨夜来の雪。え？ 雪不足なのだから、降雪は嬉しいはずなのだけど、どうしても動きが鈍くなってしまう。例によって入浴してストレッチ。 げんたろう屋内湯「源太の湯」に異変。無色透明の湯になってる。湯ノ花も浮かんでいない。湯の割り当てが減ったからとのことだが、この辺りの因果関係が判らない。まさか「１００％かけ流し」ではなくなってるのか？ 湯治モード１人、午前中は休憩の２人を宿に残し、残る７人は長坂ゴンドラへ。げんたろう屋のオヤジさんに挨拶。「こんなに雪が少ないの、生まれて初めて。」ってことだった。 特にうだうだしていた訳ではないが、やまびこに着いたら既に１１：００。降雪は思ったよりも激しくはなく、一方、雪面はかなりいい状態。コース端の荒らされていない部分はそこそこの新雪が楽しめる。フード付きをいいことに缶ビールをプシュっ。 さすがにこの天気、フード付きリフトは混んでいたが、１時間ほどして１２時を回るとびっくりするくらい人がいなくなる。朝食も遅かったし、この天気では昼食に入ったら最後、もうゲレンデに出てこないかも知れないので、しばらく滑り続ける。リフトの本数はそれほどでもないが、一本が長いので、かなりの満足感だ。  「自己責任ゾーン」に一歩踏み込むと、そこにはまだ誰も滑っていない新雪が・・・。普段こういうところ滑らない、という人も含めて林間を３本ほど滑る。林間。回りに誰もいない。一瞬の静寂。で、１２時半頃になり、さすがに腹も減ったので、おなじみパラダイスゲレンデ脇の白銀（はくぎん）に逃げ込む。昨年、あれだけ呑んだからだろう、ご主人も奥さんも覚えていてくれた。ほぼ満席だったがうまい具合に空いたテーブルに座る。宴会モードの始まりである、が、何と今日は野沢菜炒めができないとのこと。何でも、野沢菜がいたんじゃったんだって・・・。おいおい、野沢に来て野沢菜がない、白銀に来て野沢菜炒めが食えないってのは、詐欺じゃねぇか（笑） 気を取り直して、おつまみ焼肉、おつまみとんかつ、今シーズンからの「ビールピッチャー」を頼み、乾杯。ピッチャーがすぐに空いてしまう。もちろん白ワイン、赤ワインも気持ちがいいくらいに空いていく。と、奥さんがこっそり「３皿だけ野沢菜炒めが出来るんですけど・・・」と言いに来た。迷うことなく「３皿お願いします。」 ここでもう一度生ビールに戻る辺りがオトナの飲み方（笑） それ以外にもビーフシチューだの、何だのと食事なんだかつまみなんだか判らない。休憩モードの２人も１３：１５頃合流。  窓の外を見ると、吹雪いたリ、晴れたりと何ともめまぐるしく天気が変わる。白銀のいいところのひとつは目の前が緩斜面のパラダイスゲレンデということ。この日も、滑っては呑み、呑んでは滑るの繰り返し。この日初めてカービングをはくＨ君に、ワンポイント、ツーポイントのアドバイス。やはり、足がピッタリ閉じて、きれいな外向傾姿勢が出来てしまうのは仕方がないところ 結局、ワインは４本？５本？？ 店のワインを飲み干すには至らなかった、残念。  おいらは最後の〆にゴマ味噌ラーメンを食す。何でも「スキー王国ＮＡＧＡＮＯ」のＨＰで、長野県内のゲレンデラーメン人気投票第２位に輝いたそうな。投票総数、得票数が判らないので何とも言えないが、まあ、凄いことであるのは間違いない。で、食べてみると、これがすりごまたっぷりでうまかった。。看板娘ｓａｙａちゃんのイナバウアは今年も健在でした。結局、パラダイスリフトが止まる１６：３０まで、滑呑の繰り返し。ベースキャンプがあるとこれが出来るからいいな。やっぱ、午後はパラダイス・ゲレンデだな。 シュナイダーから下山する。酒も入ってるのでチャレンジコースに逃げようと思ったのだが、レースの後始末で閉鎖中、シュナイダーも雪不足で閉鎖、ってことでアイスバーンのユートピアを降りるしかない。  宿に戻り内湯につかり、横になったら即落ち。晩飯のコールで起きる。３時半頃にラーメンを食ったので晩飯は食えないだろうな・・・と思ってたけど、気がつきゃ、水尾（日本酒）の一升瓶がテーブルにドン。こうなりゃ話は別。結局、完食。食後、ぐんサン、せうサンと野沢菜キムチ「はんごろし」の買い出し。おいらは頼まれていた分も併せて２０袋。帰り際に慌てるのがイヤだったので、この日に麻釜近くの土産物屋黄金屋へ。Ｇ、Ｓも５袋ずつ計３０袋をゲット。店頭に並べられていたものを買い占めた状況。でも「ケースごと（３０袋）買って帰ったお客さんもいるのよ。」とのこと。まだまだ、甘いな。支払いを終えて店を出ると、すでにたくさん並べられていた。在庫はたくさんあるようだ。後ほど、宿の冷蔵庫に保存してもらう。  せっかく麻釜まで足をのばしたので、麻釜の湯、河原湯をはしご。比較的小さな２つの外湯、入れ替わり立ち替わり人がはいるせいか、丁度いい湯加減になっていた。大湯通りの酒屋でいつものBass Pale Aleのボトルを買ってラッパ飲み。これぞ、野沢の醍醐味。いつもと違うことをしたので、マッサージを頼むのを忘れていた。不覚。 うじゃ君が温泉卵作りにハマっていた。宿近くの松葉の湯には温泉卵づくり用のお湯が出ているのだ。東京への土産にするとのことで２０個も作っていた。 夜は宴会。前夜に引き続きＤＶＤ鑑賞。スキージャンプペア実写版、ＣＭ１００選、プロジェクトＸ、そしてやっぱり「わたスキ」。 ＣＭで懐かしがるポイントが十人十色ならぬ１０人 １０箇所。 昨晩の朝５時まではきつかったが、結局この夜も深夜３時まで。『学習』って言葉を知らない面々。 ２５日（日）快晴 眠い。気持ち悪い。外を見ると快晴！！朝食は半分くらい。それでも温泉につかりシャキッとする。荷物をまとめ、昨日よりは１時間ほど早く９：５０にゲレンデ。長坂ゴンドラに列。２０分待ち。山びこまで５０分かかっちまった。 いい天気である。後続部隊が上がってくるまで、わたスキの影響ということもないが、板で椅子なぞを作って・・・。 昨日に引き続き、山びこを繰り返し滑る。全山雪不足のため、必然的に少しでも雪質の良い山びこで滑ることになる。 結局１時くらいまで休みもとらず滑り続け。  この日の昼は、これまたお約束のげんたろう屋レストハウス。スカイラインコースで下山するも、一番下は雪不足で閉鎖。カモシカコースで柄沢ゲレンデに降りる。柄沢の上のリフトは営業休止中で、殆ど人がいない緩斜面をカービング大回りでゆったりと滑る。連絡リフトで、向林ゲレンデに入り、レストハウスへついたのは１３：３０。 レストハウスには新メニュー「餃子」「辛みそラーメン」があった。 ビールに餃子かぁ。もう、呑むしかないですな。ドライバーの皆さんごめんなさい。餃子８個５００円は安いが、まあ、特に特徴のない餃子だった。 辛みそラーメンも、それほど辛くはなく、前日に食べたごま味噌ラーメンの方が特徴がある。まあ、コーヒーを付けて８００円にして貰ってるのだから、文句も言えまい。 うだうだと２時間もまったりとしてしまった。 渋滞を避けて出発は１８時となったので、最後のひと滑りとゴンドラに乗る。パラダイスで滑るという皆と別れてやまびこへ。クワッド３本。大分荒れてはいるがコースが空いているので快適。天気もよし。  リフトも止まったので、上の平。パラダイス、シュナイダー、チャレンジ経由で一気に日影ゲレンデまで。１２，３分ノンストップ。さすがに疲れた。遊ロードで神社のところまで降り、ほぼ横移動で宿に戻る。 写真は、修さんと千鶴さん。 のんびりと内湯につかり、１８：１５野沢発。 途中、藤岡のハイウェイオアシスで食事。「ららん藤岡」に入ったが、経営者が替わり「おやじのひれカツ丼」が「ひれ カツ丼（大）」に、「せがれのひれカツ丼」が「ひれカツ丼（中）」に。中身は同じなのに。 藤岡から渋滞にはまり、等々力着は日付が替わる直前であった。 よく呑み、よく滑った２日間であった。 【データ】滑走日 ：０７年２月２４日〜２５日（シーズン通算滑走日数２６日)ゲレンデ：野沢温泉 リフト待：２０分（日曜朝・長坂ゴンドラ） 宿 ：げんたろうや 本館 ゲレ食 ：白銀 おつまみ焼肉、おつまみとんかつ 各６００円、ゴマ味噌ラーメン ８５０円 生ビールピッチャー、ワインボトル 各２０００円 げんたろうやレストハウス 辛みそラーメン ８５０円、餃子８個 ５００円、生ビール(中) ５００円
【おこづかい帳】ツアー費 ：24,000円（1.5泊３食、交通費、宴会代）リフト代 ： 0円（優待券等利用） 計 ：24,000円 シーズン累計：404,410円 |
