AFSC サンバレーツアー

総勢8名の合宿。初日は本隊から離脱して志賀のチャレンジに費やす。2日目は朝からレッスン三昧。
2日とも全く色合いの違うスキーであったが、とにかく、ひたすら滑り続けた濃い内容でした。

07年1月19日(金)

荷物は自宅にあるのに、夜は職場の新年会がセットされており取りに戻る時間がない、ということで、出勤前にスキーバッグをHIROに預けにいく。
既に師匠は開店準備。コーヒーを一杯ごちそうになる。
今回は東京から3台、京都から1台。京都はともかく、出発時間や帰りの時間が合わず、8人で4台の贅沢ツアー。おいらが乗った本隊は22:00HIRO発、渋滞もなく1:30志賀の湯ホテル前着。例によって、風呂に入り、軽く呑んで寝る。

20日(土)曇り〜晴

7時過ぎに目覚める。天気はそこそこ。こうなると、恒例のチャレンジに行きたくなる。
3連休に吹雪の中、「ぴな史上、最も過酷なチャレンジ」を達成はしていたのだが、まだ、正月ツアーの残りのカードがあり、また、前週の川村スキーで一緒になった職場の後輩の友人2人が隣のビワ池ホテル泊でチャレンジをやると聴いていたのも後押し。寝ぼけている鬼武の耳元で何度か「チャレンジ、チャレンジ、一度はチャレンジ」とささやく。

で、睡眠学習が効いたのか、朝食後、鬼武もチャレンジを決意、ふたりでサンバレーのバス停へ。既に友人もバス待ち中。
8:22サンバレー発のシャトルで木戸池へ。その後、熊ノ湯笠岳と順調にこなす。熊ノ湯は雪も良かったし、ゲレンデに殆ど人がいない。チャレンジでなければ、一日中楽しんでも良いくらいだ。
空は雲が多かったが、熊ノ湯山頂では笠岳がくっきり。お二人は横手山へ滑り込むルートは初めてだったようである。
横手山は、お二人がヒュッテで食事をしたいとのことだったので、なるべく後になるように、いつもと逆に陽坂から下を先につぶす。これは失敗だった。一番下の9分29秒を始め、3本のリフトに乗り続ける羽目に。さすが、横手山。太陽が雲に隠れると寒い・・・。渋峠、クワッドリフトが営業をやめていたが、あのペアリフトだけで客が呼べるのだろうか? 渋峠の樹氷は確かに見物ではあるが・・・

横手山ヒュッテで友人2人と記念撮影(写真左)を撮り、ここで別れる。(その後、彼らは1日で47個のスタンプを集めたそうな。)

横手山を一気に滑り降りる。時間にして6,7分といったところだろうか。こうやって滑ってみると、横手山ってのは、思いの外、いいバーンがない。何故、人気があるのだろう。2300メートルの雪質や景色? ヒュッテのボルシチ? 不思議である。

硯川11:19のいつものシャトルバス。いつもは蓮池でロープウェイに乗るのだが、今回は、ロープウェイと奥志賀ツアーで使ったリフトは乗る必要がないので一気に奥志賀まで。
志賀高原の端から端まで1時間20分のシャトルの旅。シャトルバスは、いつ乗っても眠くなる。暖かさとタイヤチェーンの心地よい振動のせいだろうか。ちなみに、おいら達は一日券で乗ってしまうけど、端から端まで乗ると1300円らしい。(写真中)長野駅からの高速バスが1500円だから、かなりの長旅である。

一緒に廻った4名

バスの料金表

社長さんから記念品授与
12:40奥志賀着。この時点で客は5人だけ。運転手さんもおいら達が、随分前からいることに気づいていたみたいで「長らくのご乗車、お疲れ様でした。」
10分ほどのトイレ休憩のみで、チャレンジ再開。奥志賀は端から順調にクリア。焼額への横移動はセオリー通り上からにしたが、これが思いの外、楽だった。いつもは、奥志賀でさんざん呑んだ後だから息が上がってしまうのだろうか?

例によって、焼額は運休のリフトも多く(それも、時間によって違う)ルート選定に苦慮したが、携帯電話で索道協会のHPをチェックしながら、何とか切り抜ける。それにしても焼額までもがあんなに空いているのは初めて。いつもは人をよけながら小回りのところ、板が2Vということもあり、大回りで頂上から麓までノンストップで一気に滑り降りた。気持ちいい!。

一ノ瀬を終えた時点で予想外のハイペースであることに気づく。この調子なら、残る全てを今日中に終わらせることができそうである。一ノ瀬、寺小屋、タンネ、高天原と順調にクリア。修学旅行生が多かったが、際どいところで、いつも彼らのちょっと前にリフトにたどり着く。

実は、寺小屋から一ノ瀬・タンネに戻る際、コース外の山越え(シュプールはいくつもついていた)をしようかと目論んだが、オトナの分別でやめ。前回と重複になったが、一本リフトに乗り地道にクリア。 高天原から、東舘山のオリンピックコース、ブナ平、西舘と回る。ブナを除き、ガラガラで、とにかく、一気に滑り降りる。西館はもう少し楽しみたかったが・・・。

ジャイアント、蓮池、丸池とひたすらつぶし、サンバレーで最後のスタンプを押して貰ったのは16:20。丸1日、食事もとらず、休憩も1回だけで滑りまくり、無事チャレンジ終了。事務所に行き、法坂リフトの社長さんから直々に記念品のタオルを頂く(写真右)。
志賀の湯で飲んだ生ビールの美味しいこと。美味しいこと。

夕食はしゃぶしゃぶ。昼飯を食えなかった分、ご飯3膳。食い過ぎた・・・。夕食後、2人が帰京。一人がナイターへ。彼らを見送って、横になった途端、おいらはそのまま12時過ぎまで寝てしまう。(残りのメンバーも入浴後早々に寝てしまったそうな。) 夜中に目を覚まし、風呂に入って、軽く呑んでいたら二人ほど起きてきたので、久しぶりにスキー談義なんぞをしながらの酒盛りは4時まで続きました。

21日(日)晴れ

前日、かなり無理して滑ったこともあり体中がギシギシいうし、遅くまで呑んでいたので起きたくない。が、ようやく晴れたのである。ここ2週間、天候には恵まれなかったので、寝てられない。無理矢理起きて、食事して、風呂入って、ワックス塗って・・・。

結局、9時過ぎにはゲレンデへ。この日は本隊に合流。レッスン三昧。指導員検定、準指導員検定の受検者がいることもあり、検定種目を中心にレッスン。
おいら、このツアーの前に、検定種目カードを作るべく、種目を勉強した。おかげで、レッスン中、各種目のポイントが面白いように頭に入ってくる。もちろん、頭で判ることと滑れることは別物だが・・・。
ゲレンデが空いていたこともあり、普段あまりやらない「シロクマゲレンデでの大回り」なんてのも何本も繰り返す。

正月ツアーで2級に合格したのぶ君の滑りが飛躍的に上手になってるのにビックリ。やはり、「技術はバッジに着いてくる」のか。

昼はアプリコット。「生と餃子」は定番化しつつある。

午後、いちばんで皆でポールに入る。準指導員検定には制限滑降と賞するポールがあるのである。サンバレーのポールだからサンポール? まあ、ポールのタイムってのは年齢順みたいなところがあります>うちのクラブ

午後も1時過ぎから3時半までみっちりレッスン。とにかく空いているので、いろいろなパターンのターン。あんまり空いているからか、パトのIさんが、ボードでパトロールしていた。

やはり、シーズン初めはクラブで滑りをチェックして貰うと安心する。あとは、シーズン中に身につけるべく、滑り込むだけ。

志賀の湯が夕方から修学旅行で貸し切りとのことで、いつもより早く上がり、風呂入って、荷物をまとめて、出てきたところで、福岡の高校生が到着。

16:30サンバレー発、飯田橋着20:00 いやぁ、ホントに良く滑った・・・。

ガランとしたゲレンデでレッスン

パトのIさん、貴重なスノボ姿

おいらのタイム

【データ】

滑走日 :07年1月20日〜21日(シーズン通算滑走日数15日)
ゲレンデ:志賀全山
リフト待:なし
宿   :サンバレー・志賀の湯ホテル
ゲレ食 :

【おこづかい帳】

ツアー費 :30,000円(1.5泊3食、交通費、宴会代)
リフト代 : 7,200円(3,600円×2)
 計   :37,200円


シーズン累計:254,350円



前のツアー次のツアー



スキーのページに戻る

ぴなのほめぱげへ