初めての山形蔵王

職場の上司と後輩。山形蔵王で滑ったことがない・・・ということでご案内。
のんびりガイド役のつもりが、方や北海道出身、肩や新潟出身で大学のスキー部。
煽られて、煽られて、滑る滑る滑る。2日間でほぼ全てのコースを滑りました。

10年1月16日(土) 雪

9時ピックアップ。上司Sさんが車を出して下さる。後輩K君は日帰り参加なので、これも自車。
朝から仙台も雪。高速を使うも50キロ制限のため、ゲレンデ到着は10時半。

今回は、宿の予約から始まって、リフト券の購入、滑走のガイド役はおいら。
マスターズやNSCのツアー同様、温泉街に入らずに、大森ゲレンデをベースにすることにした。
宿の駐車場に入る案もあったが、ゲレンデへのアクセスや日帰りのK君のことを考えて大森駐車場へ。駐車場につく頃には晴れ間も見えており、期待が高まる。

お二人が初めてとのことなので、地蔵山頂を目指す。大森クワトロ、黒姫クワトロと乗り継ぎ、RW山頂線へ。コース取りを間違えて、百万人を1回滑ってしまったが、早回りではないので良しとする。
山頂線は整理券なし、待ち時間5分ほど。RWで上がってくるとだんだん天気が悪くなり、途中からは雲の中。

山頂は吹雪・・・。お地蔵さんは脇の下くらいまで埋まってる。見えるはずの樹氷が全く見えない。写真だけ撮って、とっととザンゲ坂を下る。ユートピア辺りまで下がってくると多少視界が開ける。樹氷の育ち具合ははもう少し・・・というところ。

午前中は黒姫、大森を滑る。コースが長く、お二人ともスキーがうまいので、先導しているはずが煽られる。自分も気持ちよくなったこともあって、なかなか停まるタイミングがつかめず、一本が長い長い。疲れる・・・。

2時間滑ったところで1時前に昼食。昨シーズンの経験もあり黒姫Uレストランへ。メニューは昨年と変わらず。
おいらは石焼きチゲ鍋キムチうどん900円と中生。程よい辛さで、具の豚キムチだけでビールが進む。

1時間弱の昼休みで13時半滑走開始。午後はまず横倉を一通りすべる。横倉のカベもそこそこ柔らかそうだったのでチャレンジ。Sさんが小気味良いショートターンで降りて行ったのにはびっくり。おいらより5歳年上なんだけど、日頃走ってらっしゃるので、脚力が違う。

横倉もすべったところで、山の反対側も除いてみることになった。RW山麓線から、中央ゲレンデに向かい、高鳥コースで上の台ゲレンデへ。スカイケーブルで上がり、パラダイス、百万人と戻り、大森へ戻る。最後は大森のカベも滑り、動画も一本撮って、滑走終了は16時半。この時間に上を見上げると、頂上まではれている。悔しい・・・。まあ、人生なんてこんなもの?

日帰りのK君と別れて宿へ。
温泉街高湯通りにある「こけしの宿 招仙閣」。○天トラベルやじゃ○んでも評判の良い宿。料理控えめのリフト券付きプランで予約。
宿のフロント(っつうか帳場)で確認したら、駐車場が徒歩5分くらいとのことで、面倒だな・・・と思ったのだがSさんの車が四駆で「これなら、宿のすぐ裏の駐車場まで登れるからOK」ってなことでラッキー。

チェックインして、一風呂あびたら17時半の夕食の時間。廊下や食堂には大小様々なこけしが並ぶ。少しずつ表情が違っていて面白い。
料理は通常のコースより一、二品(刺身?)が少ないようだが、すき焼きのボリュームもたっぷりで十分満足。

1時間半ほどかけて、ビール2本でのんびり食事を楽しみ19時部屋に戻る。既に布団が敷かれていたがSさんが未見とのことなのでわたスキの上映会。

おいらはワインを片手に解説。終わって、次のDVD(「昭和の情景」)を見ているうちに眠くなり、再度風呂にはいって、23時半頃には就寝。

17日(日) 小雪

7時過ぎに目が覚める。Sさんはまだ寝ていらっしゃるようだったので、そーっと朝風呂へ。
小さなお風呂なのだけど、掛け流しのお湯の量が半端じゃない。ザバザバと音を立てて溢れている。身体を入れた瞬間ピリっと熱い気がする(実際、前夜に一緒になった若者たちは「熱い、熱い」と大騒ぎだった)するが、実は適温で、気持ちがいい温度であった。

部屋に戻るとSさんも既にお目覚め。7時半朝食。再度入浴してストレッチ。
お会計をお願いすると、「車はお帰りまで停めてください、お荷物はフロント前でお預かりします。お帰り前にも温泉をお使いください。」とお願いしようと思っていたことを全部先に言ってくれた。

9時スタート。この日はスカイケーブルから始動。前日に滑っていないダイヤモンドバレーへ。この辺りまでは、まだ視界も良好。のんびりと大回りを楽しむ。そこから中央ゲレンデを滑ってから、これまた昨日「雪不足」の看板にビビって滑らなかったハーネンカムコース。丁度一年前の大転倒のコースを横目に見ながら滑る。その後、大露天風呂を経由して中森ゲレンデへ。
この時点で11時。丁度2時間滑ったのでラウンジ101で休憩。Sさんはケーキセット、おいらは山形の酒。住吉(笑)

30分ほど休んだ後、中森ゲレンデを一本、中央ロープウェイで上に上がり、樹氷現コースを滑りながら黒姫へ。大森、黒姫を一本滑った後、昼食は昨日と同じレストラン黒姫U。

今日は石焼豚ガーリックカルビ丼。これまた、具だけで一杯やれる。

午後は大森の小カベを滑った後「まだ行ってない竜山ゲレンデへ行こう」ということになり、えっちらおっちら遠征。
仙台に来て3シーズン目、山形蔵王は何度も来ていたけどこのゲレンデは初めて。のんびりしたペアリフトに乗ると、すぐそばにジャンプ台が見えた。迷彩服姿の自衛隊員がランディングバーンの整備をしていた。雪の中だと迷彩服って却って目立つのでは?

この竜山が思いのほか滑りやすかった。圧雪された中斜面・・・、おいらが一番好きなバーンですな。ついでに、と唐松コースを抜けて土日祝のみ運転の唐松ペアリフト(36番)にも乗る。これは駐車場との連絡リフト。
結局残り1時間ほどを竜山ゲレンデで過ごし16時30分滑走終了。

宿で風呂を使わせてもらい、17:20蔵王出発、18時30分仙台着。

いやぁ、滑った滑った。膝も腿も売切れてしまいましたとさ。

【データ】

滑走日 :10年1月16〜17日(シーズン通算滑走日数 11日)
ゲレンデ:山形・蔵王温泉スキー場
リフト待:ほとんどなし
ゲレ食 :レストラン黒姫U 石焼チゲ鍋キムチうどん 900円   石焼豚ガーリックカルビ丼1100円   中生ビール600円
宿    :こけしの宿 招仙閣

【おこづかい帳】

ツアー費:12800円(1泊2食、リフト1日券)
リフト代: 4400円(コンビニ前売券5200−800円)
交通費 :  0円(お言葉に甘える)  計  :17200円


シーズン累計:173,650円



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