中村SC スキーを楽しむ会

地元の「仙台中村スキークラブ」。強化合宿や例会など、シーズンに10数回の雪上行事を実施している基礎系のクラブ。
広瀬通の牛タン屋の小山さんの紹介で、今回は「スキーを楽しむ会」に参加させて戴いた。
参加者25名中11名が指導員という豪華なツアーでした。よく滑り、よく呑みました。

09年1月10日(土)吹雪

朝5:50、小山さんにピックアップして戴き、日の出町の国際観光の駐車場へ。
ここでメンバーが合流。サロンバスに乗り込む。運転手さんもガイドさんもお馴染みらしい。途中2カ所でピックアップし、総勢25名で東北道を北へ。

バスの中にはビールサーバーが持ち込まれ(メンバーに、国分町の酒屋さんがいらっしゃるのだ)、最初から酒盛り状態。決して嫌いでないので、眠気覚ましに何杯か戴く。

このクラブの年末の強化練習会の話を伺っていたら、何と、あの渡辺三郎さんに2日間教わったのだそうな。
で、三郎さんの話とくれば、わたスキです。クラブの先生に、おいらが「わたスキ、大好き」って話をしたら、いきなり携帯で三郎さんに電話。お話しさせてくれるのかとドキドキしてたら、普通に新年に挨拶して電話切っちゃった。これって、イジメじゃん(笑)

で、バスの中でわたスキの上映会となったのです。皆さん、熱心に見て下さいました。が、「あの滑りは三郎さんだな・・・」と。そっちが興味の対象だったようで(笑) 万座のロッジの乾燥室で古い板が立てかけられているシーンでは「あんなの履いてた。」
いやぁ、いろんな人と見ると楽しいですね>わたスキ

夏油到着は9:30。吹雪ですわ。14名の参加者がレベルで班分け。おいらは上級者班で生徒4名に先生3名。吹雪・深雪の中のレッスン。
午前中は第1ゴンドラを2本。最初に言われたのが「ポジションが高い。」「癖があるねぇ。」。ポジションはすぐに直せたが「癖」の正体が・・・。

その後も、「踏み替えターンになっている」「ターンの最後まで板に働きかけて」「身体をターンの方向に正対させて」・・・。いつも言われることは一緒。ちょいとブルー。

あまりの寒さに11:30に午前のレッスン終了。センターはウスのフードコート。生ビールはバスの中でたっぷり呑んでたので「どうしようか・・・」と思ってたら、呑む? と皆さんのポケットからウィスキーが。おお、ありがたい。身体を温めるために生で戴く。

食い物も夏油らーめん1000円と迷った末に、牛たんカレー。たんシチューのカレー版を想定していたのだが、茹でたタンがカレーに載っかってるだけ。失敗・・・。

午後も天候は回復せず。ゴンドラを3本。午前中よりは感じが判ってきた。

レッスンが終わってから、緩斜面で2本自主トレ。何かつかんだかな?

宿へは東北道をさらに北へ。雫石近くの鶯宿(おうしゅく)温泉のホテル鶯。中村SCが例年使っているそうな。露天付の風呂はアルカリ性単純泉。冷えた身体をじんわり温める。

夜は思いの外おとなしく就寝。

09年1月11日(日)晴れ

朝。7時半から食事なのだが、同室のおやまさんが6時半くらいにはお目覚め。うーん、眠いぞ・・・。

朝食後、例によって風呂に入ってストレッチ。8:30ホテル発。この日のゲレンデは雫石。20数年前にきたとき、雫石は風で全てのリフトが停止。滑れなかったという曰く付きのゲレンデである。

この日も天気はいいが風は強い。停まってるリフトがいくつかあって、ロープウェイで上に上がるしかない。20数年前の悪夢が・・・。まあ、滑れるゲレンデがあるからマシか。

昨日に引き続き、先生3人、生徒4人の贅沢なレッスン。
今日も言われることは一緒。
それでも、だんだん良くなってくる。上達してる、という感覚はないが、言われたことができると嬉しい。

昼飯はプリンスルーム。やっぱ、良いお値段ですわ。五目あんかけ焼きそばがボリューム感満点だったのだけど、せっかく岩手に来たので、じゃじゃ麺(1050円)を食す。なかなか美味い。

円卓だったので、どなたかが買ってきた日本酒がグルグル回ってくる。おかげで身体が暖まる、暖まる。

午後も引き続きレッスン。比較的長い距離を滑りながら、大回りと小回り。
・ スタンスがターンの中で変わる
・ 上下動が大きいのに、荷重が少ない
・ 股関節が窮屈
といったアドバイスを戴く。

夜は昨日に引き続き、ホテル鶯。大広間で夕食宴会。みなさんに注いで回る。酒はいくらでもある。怖い宴会である。

その後は部屋に戻り、中学生2人を交え、スキー宿のゲームの定番大貧民。中一の奏鳴クンが強い強い。10数連勝。
おいらは大貧民から富豪までを行ったり来たり。いやあ、楽しかった。

中学生が寝る時間になり、おいらも、もう一度風呂に入って就寝。



09年1月12日(祝)曇り

今朝も早く起こして戴きました(笑)
朝食の後、恒例の入浴。昨晩のうちに雪が降ったようで、雪の中の露天風呂となりました。
この後、荷物のパッキングを済ませて8:30出発。9:30レッスン開始。

この日は、イントラ1名、生徒2名の小グループでレッスン。
ちなみに、イントラさん達は、毎朝ミーティングをして、班編成や担当イントラを調整している。もちろん、滑りのアドバイスは申し送りされている。

左ターンのときの右腰。プルークボーゲンと同じように回すように教わる。
これをやってみると、なるほど、うまく腰と板が離れずに進んでいく。あれれ、これ簡単じゃん。
この日の先生は初日、2日目とは違う先生。言われたことは、
・ ニュートラルをしっかり作る
・ エッジングではなく、外足を押し出す
・ 内足をたたむ
の3点。勉強になります。

12時過ぎまでレッスン。下に降りる皆さんと別れて、中腹のアリエスカで一人、簡単な昼食をとり、集合時間まで最も高い地点までのサンシャイン・リフトを5本滑って、雫石を堪能。

15時にスキー場発。当然、帰りのバスも小宴会。ほぼ予定通りに仙台着。
昼に、夜に、充実の3日間でした。

【データ】

滑走日 :09年1月10日〜12日(シーズン通算滑走日数 12日)
ゲレンデ:夏油(10日)、雫石(11,12日)
リフト待:雫石ロープウェイ15分
ゲレ食 :雫石 プリンスルーム 高倉じゃじゃ麺1050円
         アリエスカ   高倉クッパ   950円
     夏油 フードコート  たんカレー   900円
宿   :鶯宿温泉 ホテル鶯


【おこづかい帳】

ツアー費 :36,000円(交通費、2泊4食、酒代、レッスン料 傷害保険)
リフト代 :10,680円(夏油1日券3680円+雫石1日券3500円×2
                     (いずれも団体割引))
 計   :46,680円


シーズン累計:163,400円



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