月山・夏スキー

GWの志賀で滑り納めと思ってたところ、NIFTYのスキー仲間OZZYから「月山ツアーがあるよ」と教えて貰い、参加させていただくことに。

月山、15,6年前に職場の人と来たことがあるような、ないような。あると思っていたのだけど、記憶がない。

にしても、月山、コブだらけとは・・・。

08年6月7日(土) 曇り

朝6時、OZZY車にてピックアップ。8時に志津温泉の「仙台屋」で東京・土浦からのメンバーと落ち合うことになっている。
仙台宮城ICから乗り、東北道−山形道経由で月山ICで降りる。この距離が101.4キロで2850円。ギリギリで通勤割引を使い損ねる。惜しい! 仙台南から乗っていれば98.5キロで通勤割引が効いて1350円だった・・・。次回の教訓である。

仙台屋到着は7:30。何と、1時間半でついてしまった。
東京からのメンバーは6時に寒河江PAに合流して、昼の食材を24時間スーパーで買ってきてくれる。8時に到着。
宿のご厚意ですぐに部屋に入れて貰えた。家を出るときからウェアなので、ゴロリと横になり20分ほど仮眠。9:00前に、宿のバスでゲレンデ近くの駐車場へ。宿から駐車場までは15分ほど。そこから、さらにリフト乗り場まで15分ほど山道を登る。もう少し前ならば、Tバーリフトがあったそうな。

一緒に歩いていたひろしが「あれがゲレンデですよ。」え、何?コブだらけじゃないですか。「だって、圧雪車が入らないから。」 そりゃ、そうだけど、聞いてないっすよぉ(泣)

銘々、バーナー、フライパン、食材、椅子、そして飲み物を担ぎ上げる。「滑りに来たの? 飲みに来たの?」という状態。おいらも、エビスビール6缶、ホヤの刺身、はんごろしキムチを持ち込む。

着いてすぐに宴会場作り。スコップを使って、椅子とテーブルを作る。30分ほどで全員がなんとか食事をできるスペースを確保。

ってことでようやく10時、滑走開始。リフト待ちの長い列。15分待ち。まあ昔に比べれば可愛いモノである。何より、この季節に月山にまできて滑ろうという人たちなので、リフト待ちも慣れたもので、大騒ぎしたり、タバコを吸ったりする人たちもいないので、楽。

全長1000mの長いペアリフト。この季節は板をはずして乗る。そのため板載せが搬器にくっついている。上に行っても、曇り。さらにガスも出てきて、あまり楽しくない。

ってことで、11時から小宴会開始。テーブル作りをしていた幹事のひろし、OZZYとビールで乾杯。おいら持ち込みのホヤと野沢菜キムチで酒(売店に売ってた銀嶺月山)を呑んでいるうちに、みんなが戻ってきて、12時くらいから本格的に宴会開始。

例年、このツアーは芋煮をやるのだそうだが、今年はフライパンでベーコンやソーセージ、野菜を焼いて食べよう・・・ということになってる。
これがシンプルで実にいい。ビールが進む、進む。目の前のリフト待ちの列は長くなったり、短くなったり。午前券が終わるときには30分待ち近くになってたかな。セントメリー・マスターズの検定会でお世話になった宏樹先生も一人で自主トレしてらっしゃいました。

カップラーメンも持っていったけど、そこまでたどり着く前に満腹!

14時前に軽く片づけをして、いざゲレンデへ。
午前券で滑ってる人が多いのか、この頃にはリフトの列は大分短くなっていて15分弱。

ここのリフト乗り場には小さなホワイトボードが置いてあって、1日に何回か内容が変わっている。
午前中にみたときは「梅雨入り前のラスト晴れかも。たまには行列のできるリフトより」とあったのが、午後は「大斜面 兵どもが 夢のあと 危ない時間帯です。お気をつけ下さい」「ドはどんだけのコブのド、レはレモンコブのレ、ミは・・・」など、ゲレンデの注意から、唯のお遊びまで、毎回毎回楽しめるのでありました。
(翌日も「僕の名前は凸、僕の名前は凹、2人合わせて凸凹だ」なんていう替え歌がありましたわ。)

この時間になっても、まだガスは晴れておらず、すぐ隣の月山は見えず仕舞い。コブ好きの皆さんのあとにくっついて、2本コブを滑り、ラスト1本はコブのない沢を滑ってこの日の滑走は終了。

16:30宿のバスが迎え。
宿の大浴場は、檜の香りの温泉(黄色っぽい、塩化ナトリウム泉)で、ちょいと熱め。のんびりとストレッチ。
風呂から上がって、心地よい夕方の風に誘われて、宿の前の五色沼の回りを散策。名前の通り、水の色が場所場所で変わっているのは何故だろう? 水芭蕉も咲いてて初夏を感じますわ。

18:30からの夕食。とにかく飯がうまくて、分量も多い。山菜鍋、山形牛の石焼、山菜の天ぷら、岩魚のから揚げ、川魚のカルパッチョ・・・。月山ビールで頂く。いやぁ、満足、満腹。

さすがに直ぐには宴会モードにはならず、部屋でゴロリと横に。20分ほど仮眠をして、再度入浴して体調を整え(笑)、21時過ぎから宴会。
持ち寄った日本酒、ワイン、ウィスキーを好き勝手に飲みながら、いろいろな話。

スキーの話から、わたスキの話、そしてウィンクキラー。特に何をしたというわけではないけど、3時間ほど、ゆったり、まったりと「オトナの時間」が過ぎていく。

日付が変わり、サッカー日本代表がオマーンと引き分けたところでお開き。

6月8日(日) 晴れ

昨日とうって替わって快晴。姥が岳も月山もきれいに見える。

7:30から朝食。6時半くらいから外の明るさに目が覚めるが、一生懸命寝る。7:15くらいに布団をようやく抜けだし、朝風呂から朝食へ。朝食がまた凄い。鮎の一夜干しを銘々が固形燃料であぶって食べるのだ。いやはや、酒が欲しくなる。

名古屋からの参加者の飛行機の時間から逆算して、分刻みのスケジュール。

パッキング、精算を終わらせて8:40、それぞれのクルマで月山へ。昨日バスがついたところよりもゲレンデから遠い駐車場から、えっちらおっちら。ただし、天気もいいので、長袖のアンダーシャツにTシャツを重ね着しただけの軽装、荷物も板の他は、缶ビール(笑)とカメラくらいなので楽。

9:00滑走開始。とにかくコブばかりをひたすら滑る。
今回のポイントは「コブも普通のパラレルで滑る」ということ。さすがにこの季節のコブは柔らかいので練習にはもってこい。でも、頭では判るんだけど、身体がついていかない。悲しい・・・。

最初の3本滑ったところで、缶ビールを雪から掘り起こして、ドライバー以外で一口ずつ回しのみしたのが、唯一の休み。

予定時間の12:30までみっちり(と言っても合計5本? 6本?)滑って、滑走終了。

駐車場でさっと着替えて、13:10月山発。
川町の出羽屋へ行き、ちょいと遅い昼ご飯。立派な料亭・旅館であるが、蕎麦屋さんでもあって、山菜そば1050円はリーズナブル。これに7品ついた山菜天ぷら(これも1050円)を3人でシェアして、ひとりあたま1400円。おいらは別会計で月山ビール(笑)

15時過ぎに仲間を山形空港に送って、天童の立ち寄り温泉「ゆぴあ」へ。ここが300円という低料金ながら、浴槽、露天も広くてgood。(カランがちょいと少ないのではあるが)。サウナもついてるのだが、バスタオルを持参しないと入れないのが残念。

終わった後は普段なら「ブシュッ」なのだが、脱衣場の貼り紙につられて「腰に手を当てて牛乳」でした。
16:40ゆぴあ発、帰りは天童ICから乗り、仙台宮城まで。無事通勤割引も使い、拙宅着は18時。
いやぁ、疲れましたわ。

【データ】

滑走日 :08年6月7日〜8日、(シーズン通算滑走日数36日)
ゲレンデ:月山
リフト待:最長25分
ゲレ?食:出羽屋 山菜そば、山菜の天ぷら (いずれも1050円)
温泉  :天童最上川温泉「ゆぴあ」300円

【おこづかい帳】

ツアー費 :13200円(1泊2食、昼BBQ、夜宴会込み)
交通費  : 4000円(ガソリン代、高速代割り勘)
リフト券 : 3600円(7回券、あとはご厚意に甘える)
  計  :20800円
 

シーズン累計:483,360円



前のツアー次のツアー


スキーのページに戻る

ぴなのほめぱげへ