マスターズin蔵王 & 納会(東北6県ゲレンデ巡り)2月の安比ツアーに参加させていただいたセントメリー・マスターズ・クラブ。その際に「3月の納会で山形蔵王」っていうお話を伺い「参加したいオーラ」を出しまくっていたら、お誘いいただきました(笑) ってことで、前週に引き続き、同僚K氏とマスターズの行事に参加させて頂きました。 普段のツアーでは、最長老ってことも珍しくないのですが、ここでは明らかに若造、10歳、20歳先輩と滑るわけですが、皆さんお若い! スキーは生涯スポーツであることを実感するとともに、まだまだ老け込むには早いとパワーを頂きました。 08年3月15日(土)晴れ7時、K氏が自宅でピックアップ。前夜、突発呑み会で少々頂き過ぎ。車中はずっと無言・・・。7:50セントメリー着。ここで荷物を積み替えて、クルマの台数を減らして蔵王に向かう。オトナだな。 8時、セントメリーのスクール内で開会式。何と言っても、今回はバッジ検定会なのである。1級・2級の受検者があるそうだ。「今日はトライアル(=前走)ですよ。」と何人かの方に冷やかされたのですが「いえいえ、他のクラブの検定会でそんなことしたらダメっすよ。」と笑って応える。 K氏とともに、「牛たん おやま」のオーナー小山さんの車に乗せていただいて、9時過ぎ、山形蔵王・大森ゲレンデに到着。 準備運動の後、黒姫ゲレンデに移動、検定バーンを探しながらウォーミングアップ。 10時半、小休止の後、検定開始。主任検定員は今シーズン正指・B検に合格した佐藤宏樹センセイ。 まずは、整地小回り。1級・2級とも同じバーン。2級はスピードコントロール、リズムともまずまずだったけど、1級組は慎重過ぎた感じ。かなり緊張してるみたい。「マスターズ」なので、当然おいらよりも皆さん(かなり)年上。多少、守りに入ってしまうのは仕方がないところか・・・。 応援するだけのつもりだったが、久しぶりの緊張感に、何かやりたくなり小林志郎センセイに「前走しましょうか?」と申し出ると「お願いします。」。 ってことで、久しぶりに1級の前走。大回り、総合滑降、中回り、不整地小回り。70点丁度くらいの滑りをイメージして前走。さてさて、皆さんの目にはどのように映ったか。 全種目終わったところで、ちょうど昼前。大森のレストランへ。まだ本調子じゃないので(のに?)、まずは生ビール。食事は何にしようか・・・と思案していたのだけど、行列が出来ていたので面倒くさくてそのままビール2杯で終わり。前回もこのレストランでは枝豆だけだった。 午後は、小林志郎センセイにくっついて、ゲレンデ巡り。頂上はガスに包まれていたのでパスしたけど、それ以外、丸2時間でほぼ全山を回った感じ。皆さん、滑りが午前中(検定中)と全然違う。やはり、相当緊張していたんだなぁ。おいらが1級に受かったのは10年ほど前。一体、どんなだったっけ? リフトではいろいろな方と一緒に乗り、お話しさせて頂く。ある方とお話ししていて、仕事の話になり、「うちの父も同じ仕事をやってました。」って、話が続き、その方、うちのおやじを知ってることが判りました。いやぁ、世の中は狭い。 15時30分、「大森のカベ」(左写真のコブ)を降りて、この日の滑走は終了。セントメリーのクラブハウスに板とブーツを置かせて頂き、ゲレンデから1分の宿、「るぽぽ かわさき」へ17時前に到着。 ここは天然温泉ではないのだが、弱アルカリ温泉。ゆったりと身体をほぐし、風呂上がりのビールがうまい! 18:30宴会開始。8000円の宿代なのだが、立派な宴会料理が並ぶ。参加者がそれぞれ持ち寄った日本酒がズラリとならぶ。おいらもイヅツワインの赤を一本持ち込む。 メンバーのMさん自家製のどぶろくで乾杯の後、午前中のバッジ検定の合格発表。主任検定員の佐藤センセイ「2級は弧を作れているかどうかを、1級は積極的に滑れているかを見させて頂いた」という前講評があり発表。(右写真は講評する佐藤センセイ) 1級は7名中2名の合格。おめでとうございます!! お名前を伺っても、スキーウェアでないので、どんな滑りだったかがすぐには判らない。(後からウェアを確認すると、やはり「なるほどなぁ。」という結果)。2級は5名ほどのチャレンジで3名の合格だったかな? その後は、文字通り呑めや歌え、歌えや踊れ、の大宴会。いろんな方とお話ししながらも、カラオケのお世話をしてました。 主任の佐藤センセイ、30代前半かな、って思ってたんですが、伺ってみればおいらと一つ違い。うーむ、おいらも若く見られるが、センセイはさらに若い。小学校2年生の担任だそうだが、その辺りも関係するんだろうか。 K氏は日曜日に急用が出来たとのことで、宴会中一滴も呑まず、20時過ぎに仙台に帰っていった。 21時、場所を和室に移して、さらに宴会。 例によって「わたスキ」をBGV代わりに流していたら、何人かが食いついてきました。というのも、矢野君の吹き替えをやったスキーヤー・渡辺三郎さんはセントメリーにも顔を出すそうで、みなさん、この映画のことをよく知ってるんですわ。 23時過ぎ、お開き。1人部屋に戻って、横になったら、そのままオチてました。 08年3月16日(日)晴れ喉が痛くて目が覚めた。暖房を切らずに寝てしまい、部屋が乾燥したらしい。暖房を切って、水を呑んで二度寝。7:30起床、すぐに朝食。和食だったが、なぜかクロワッサンがおまけで付いてきた。この宿の名物だそうな。 朝食後、朝風呂にはいり8:40宿発。この日でで今シーズンの営業終了であるセントメリーで滑る。今回もリフト券はタダ券を使わせて頂く。 2,3本、足慣らしをした後、10時からマスターズのレッスン、というので、遠巻きに見ようかとクラブハウス前に行ったら、小山さんが「さ、一緒に滑りましょう」と誘って下さったので、参加させていただく。 講師は小林志郎センセイ。15名ほどで一緒に滑る。この日のテーマは春のザクザク雪を如何に楽に滑るか。 「雪と喧嘩しない」「スキーを逃がす」「角を立てない」「トップで雪を感じて外足を踏む」「高い位置を保ち体軸で滑る」といったキーワードが示され、まずはセンセイが比較的長い距離を滑る。その後、受講生は適当に間隔をおいて滑る。センセイは気になる滑りの人だけコメントを付ける、というレッスン方法。 地元の小学生のポール・レッスンをしていた。途中2度ほど、横滑りやプルークでデラがけをしてあげる。実は、これが一番キツかった。 途中11時過ぎに小休止して、結局11:40くらいに午前のレッスン終了。 昼食は、クラブハウスで小山さんから頂いたカップうどんと焼き餅。結局このゲレンデには3回来たが、一度もレストランで食ってない。 昼食後、パイプ椅子に座って20分ほど爆睡。さすがに昨晩の疲れが出たようである。 午後は1時から、1時間ほどのミニレッスン。荒れたバーンの大回りも「雪と喧嘩しない」で楽に滑るのだ。 レッスンは14時半ちょい前に終了。皆さんはこのあとクラブのミーティングへ。おいらは「ひとりで練習してますから」。荒れたバーンをいかに楽に滑るかを復習。 16時過ぎ、ミーティングを終えた皆さんにご挨拶をし、16:20小山号にてセントメリー発、1時間弱で自宅に送っていただく。 ホント、人生の大先輩達のお元気な姿に触れ、「頑張らなきゃ」って感じさせていただきやした。 【データ】滑走日 :08年3月15〜16日、(シーズン通算滑走日数30日)泊まり :るぽぽ かわさき ゲレンデ:山形蔵王/セントメリー リフト待:なし ゲレ食 :利用せず 【おこづかい帳】ツアー費 : 8000円(1泊2食(晩飯は右写真)、宴会代)交通費 : 0円(車の馴らし運転&通り道とのことで割り勘分ナシ) リフト券 : 4800円(蔵王1日券+セントメリーのタダ券使用) 計 12800円 シーズン累計:414,980円 |