志賀・一平荘ツアー志賀の達人・うえいと氏の呼びかけで志賀好きが集まりました。雪が心配でしたが、天気にも恵まれ、楽しい2日間でした。07年4月6日(金)関東からは6人が参加。東京の西側・東側に分け2台で志賀へ。おいらはいつものぐんサンに乗せて頂く。もう一人の同乗者・迷子氏は神奈川の真ん中発。うまいルート取りができなくて、拙宅に2台が集合、迷子車を拙宅に置き、ぐん車に荷物を積み替えることにした。2:20迷子車到着、荷物を降ろし、クルマを停めてひと息ついたところでぐん車到着。予定通り2:30発。 さすがにこの時間、渋滞もなく、かなりゆったり走ったが、ほたる温泉・一平荘ホテルに6:30到着。ロビーのソファーでサンドイッチ、おにぎりの朝食を済ませて仮眠・・・。 7日(土)晴れ〜雪・・・、と思ったら、幹事・うえいと氏が降りてきて、宿に頼んで即チェックインさせて頂く。部屋で30分ほど横になる。実は、もう少し寝てられるかと思ったが、先着メンバーが意外に早く出発したので慌てて準備。これでも、横になれて随分リフレッシュ。この日のゲレンデは焼額。8:30にはゴンドラ駅に到着、リフト券を買うのに少々待ちがあったが、9:00には第2ゴンドラ頂上へ。晴天。 まずは「いつもの場所」で、雪の中に持参のワイン、ビール等を埋める。春スキーのお約束である。とにかく、雪が緩むまでということで第2ゴンドラを回す。想像よりもずっと雪質はよい(っつうか、さすがに頂上付近と中腹より下では全然違うのだが・・・)。 ゴンドラ3本、1時間滑ったところで、ゲレンデ宴会開始。まずは、ビールで乾杯、その後ワインと焼酎。これはビールのアルミ缶を切って、追って作ったコップで・・・。ビールが足りなくなって、後から合流の仲間にビールの缶でコップを作る。これ、生活の知恵。 1時間ほどの宴会の後、一ノ瀬ダイヤモンドに移動、全員で総合滑降のビデオ撮影。 昼食はタンネのチウーホテルで全員一致。一ノ瀬ファミリーを横切って向かうが、誰ともなく「(ビールをうまくするために)高天原が滑りたい」ってことで、そのまま高天原に進み、2本ほど滑って、ようやく昼食。 ちなみにチウーホテル、なぜ「チウー」なのかオフィシャルHPのFAQでは「内緒」となってるが、どうやら「忠」という文字に関係があるようである。ホテルの経営理念なのか、はたまた創業者の名前なのか、昔からの屋号なのか・・・。 生ビールはデフォルトとして、名物のビーフシチューが目の前で品切れ(泣) カツカレーに変更。カレーは甘口だがこくがあってうまく、カツはなくてもカレーそのものが十分つまみになった。おなか一杯。 昼飯終わってゲレンデに出ると、かなり雲が多くなっていた。東舘のオリンピックコースを滑り、たまごゴンドラで上がって、一ノ瀬経由で焼額に戻る。ゴンドラ2本滑って3:30に終了。このころは、雪がちらつき始めた。確か去年のこのツアーも吹雪・・・。 16:00に宿に戻る。かなり消耗・・・。初滑りのときと同様、ひでサンが板にホットワックスをしてくれるというので、しばし作業を見せて貰う。今シーズン菅平にこもった彼、メンテナンスの道具もグレードアップしていた。作業が一段落するまで見せて貰って、入浴。 この一平荘、もちろん温泉であるが、石のお風呂と檜のお風呂がある。この日の夕方は男湯は石のお風呂。この浴槽、洗い場よりも高いところにある。風呂桶の縁をまたいで入浴するのである。 志賀の定宿・志賀の湯ホテルや野沢温泉の定宿・げんたろうやの浴槽は、洗い場よりも下にある。もちろん、バリアフリー的にはそっちの方が優しいが、風呂の縁が若干(1,2センチ)高くはなっているとは言え、風呂が下にあると、洗い場の汚いお湯が入っちゃうのでは? まあ、洗い場に傾斜もついているのでお湯は入らないにしても、洗っている人のシャワーがかかったり、目の前にお尻があったり(笑)全国標準はどちらなのだろうか。 風呂では、ちょっと話し込んでしまい湯あたりをしたのか、上がったらエネルギー切れ。湯上がりのビールを飲む気力もなく、食事までの30分ほど爆睡。 18:20、夕食。 馬刺、岩魚の塩焼き、ふきのとうほか山菜の天ぷら、鴨鍋・・・。生ビールで乾杯した後、宿にOK頂いて、はにーサン差入れの日本酒をぐいぐい。料理に合うお酒で、いくらでも呑めちゃう。1時間の食事の最後は雑炊で締め。志賀の湯ホテルもそうだけど、ここの料理も味・量ともになかなかだった。 ずっと付きっきりで居てくれた若い女性は若女将さんだそうで、笑顔が素敵。「今シーズン5回目・・・」という仲間がいるのもうなずける。 食後は、即宴会に突入。当初、廊下のソファーで・・・とのことだったが、我々の部屋を提供。やっぱ、畳の部屋の方がいいもんね。 みんなが持ち寄った、酒&つまみ。シャンパンから始まり、ワイン、日本酒、焼酎と賑やか。つまみも濡れモノから乾きモノまでいろいろ。 昼のビデオを見たり、恋愛談義があったり。DVDはあるのにプレーヤーがなくて、わたスキが見られなかったのは不覚・・・。 22時近くになって、隣のホテルに滞在中のかんサン(都連の専門員)合流。再度ビデオ上映して、皆がワンポイントアドバイスを貰う。 おいらは「ターンの入り方が良いですね。」とお褒めの言葉。実は、3月の焼額で仲間から「ターンの入りが古い(遅い)」と指摘され、その後注意して滑ってたので嬉しかった。 12時過ぎに全ての酒を呑みきり、お開き。 生き残った仲間と宿の露天風呂へGO! こちらは普通の露天風呂。ちょっとぬるめ。雪は止んでいたようだった。風呂上がり、ビールで宴会の続きをするメンバーを横目に、いつもの「寝る前の水」を呑み、1時就寝。 8日(日)晴れ睡眠不足の故か、7:30の朝食に起きられず。8時過ぎにようやく食堂へ。2日酔いというのではなさそう。朝食がうまい。飯3膳。ちなみに、昨晩の夕食のボリュームから考えると、朝食は至って普通の量。胃にはやさしい(笑)この日は熊の湯とのことで、みなは8:30過ぎにはゲレンデへ。おいらはお見送り。いつものとおり、入浴してストレッチ。部屋を掃除して(昨晩のつまみの残りを大量に発見(笑))、荷物を移動して、9時過ぎにアクエリアス500を一気のみしてからゲレンデへ。 一本滑ったところで運良く先発隊と合流。大分雪も緩んできたので先発隊はその1本で渋峠に移動することにしていたというから、もう5分遅れていたら、しばらく会えなかったろう。ここのメンバーの行動は予測できるようでできないから、危ない、危ない。 熊ノ湯−横手は途中志賀草津道路を滑るのだが、除雪されたのか溶けたのか、既に道路上には雪はなく、道を歩かなければならない。おいらは、数人の仲間と道無き道にチャレンジ。結局、陽坂の駐車場まで滑り込む。再来週泊まるラ・フォーレでこの日2本目のアクエリアス(笑) あまり感じていなかったが、やはり飲み過ぎて脱水症状になっていたようだ。 この後は渋峠をグルグル回す。ここはチャレンジでは来るが、はんこを貰うと、とっとと横手山に戻ってしまうし、シーズン中は「寒い」イメージもあり、じっくり滑るのは初めて。思いの外、広いゲレンデだった。 群馬・長野県境に立つ渋峠ホテルで休憩。ホットミルクティを飲み、リフレッシュ。喫茶コーナーのカウンターに原田知世ちゃんや三上博史、布施博、そして今は亡き沖田浩之の20年前の写真を発見し感激! わたスキの撮影隊は、このホテルを借り切って撮影していたのだそうな。ホテルの奥さんから、しばし、昔話を伺う。「知世ちゃんは、お人形さんみたいに可愛かった。おねぇさん(原田貴和子)は、それはそれはきれいだった。」うむうむ、そうでしょう。 このホテルでは、国道最高地点の証明書を発行してくれる。志賀草津道路は日本の国道の最高地点(2172m)を走るのである。いつも志賀から草津に抜けるときに記念碑らしきモノを見つけるのだが、一度も停まってくれない>メンバー 証明書の発行手数料100円 さんざん滑って、ようやく12時過ぎに横手山に戻る。12:40、横手山レストハウスで、遅い昼食。昨年も来たが、ここは生ビールがないのが難点。缶ビールロング缶一本と特製ハンバーグサンドを頼む。仲間が頼んだモツ煮やたけのこの山賊煮、サービスの大根の漬け物などをつつかせて貰う。胃袋が動いてきたが、やはりハンバーグサンドは誰かとシェアすべきであった。何故、学習しないんだろう>ぢぶん 13:30、昼食も終わり、みな修了。おいらはちょいと滑り足りなかったので、まゆサンとふたりでもう少しだけ滑ることに。横手山第4リフトをグルグル回す。渋峠で気になってたまゆサンの小回りにワンポイントアドバイス。スタンスを替えて貰ったら、見違えるようにキレるようになった。30分ほど滑り、14:15上がり。 宿に戻り、速攻で入浴。この日は檜風呂が男湯になっていた。どちらかと言えば、おいらは檜風呂が好き。出発時間は迫っていたが、ざっと身体を洗い、風呂でこれまた恒例のストレッチをする。荷物をまとめ、予定通り15:00に関東組2台で出発。 帰りは、小布施のハイウェイオアシスに寄って、とーちゃんの好物の落雁を購入、ついでに「だったんそばふりかけ」なるものも買う。 その後、中央高速経由で帰ることも考えたが、「風林火山」ブームのせいか、大混雑とのことで、当初予定どおり上信越道へ。藤岡のハイウェイオアシスで途中下車。仲間はラスクを買っていた。いつもは夜にくるので怪しげな光を放っている観覧車、「メルヘン観覧車」というらしい。1回200円。4月1日から営業開始だそうだから、スキーシーズンは動いていない訳だ。とは言っても、営業中の筈のこの日も人が乗ったとは思えないのだが・・・。 関越に乗り、高坂SAで夕食。混雑を避け、階段でつながっている下り線のレストランに入るという裏技。担々麺セット。ああ、また、食い過ぎてしまった。 その後渋滞に突入、20〜30キロで走る。20時過ぎ拙宅着。解散。 【データ】滑走日 :07年4月7日〜8日(シーズン通算滑走日数36日)ゲレンデ:志賀・焼額山、渋峠他 リフト待:なし 宿 :ほたる温泉・一平荘ホテル ゲレ食 :チウーホテル カツカレー 800円 横手山レストハウス ハンバーグサンド 950円 【おこづかい帳】交通費 : 5,500円(高速代、ガス代3人で割り勘)宿泊費 : 9,600円(1泊2食+夕食時生ビール) リフト代 : 8,000円(春スキー2日券) 計 :23,100円 シーズン累計:545,070円 |