ハンターマウンテン塩原

アドベンチャーファミリースキークラブの合宿。
足は師匠のクルマ。24日の午後9時45分自宅にて仲間のクルマでピックアップ。
一旦、新宿・曙橋の師匠の店に集まり、10時半過ぎに出発。途中渋滞もなく1時を少し回ったところで、西那須野にあるクラブ員の別荘に到着、風呂に入り、暖炉の前でビール、日本酒で小宴会。恋人でもいれば素敵なクリスマスイブなのだが、何しろメンバーは16歳から50歳過ぎの男性ばかり。最終的に寝たのは4時近く・・・。

翌朝、8時くらいに起き、薪運び(笑)。何やかややっているうちに10時近くなって別荘発。ゲレンデ(ハンターマウンテン)までは塩原の温泉街を抜け40分程度の道のり。11時にはゲレンデに出ることができました。
天候は晴れ、積雪は110センチとかで、土、石、草も出ておらず○。思ったよりゲレンデに人が少ない。今回は先々週の菅平での研修会で教わった(正確に言うと「横で聞いていた」)事項のチェックのつもりだったのだが、快晴、良質の雪、空いたゲレンデとなると、なかなかそうもいかないのが人の世の常。はやる気持ちが先行し、少々飛ばし気味。これではいけないとツアー参加のお客さん(スキー2度目の高校生。龍平(仮名))と一緒に滑りながら、師匠のチェックを受ける。

2時間ほど滑って昼食。さすがに睡魔が訪れるが、意を決してゲレンデへ。専らゴンドラを使ったので乗車中(10分程度)にうたた寝をする状態。午後になり少々天気が崩れ最後は小雪もちらつく。3時半にゴンドラも停まり、ゲレンデも見難くなった(照明もまだ入らない)ので本日は上がり。

宿に戻り、1時間ほど薪割りをした後、近くのレストランへ。ここのレストランはただのレストランじゃない。「創造の森 農園レストラン」というのだが、言って見れば自然食品、有機栽培といった趣(店の側でそう謳っているわけではない)の、健康志向のメニューがあるのだ。
この日は赤米(何でも古代の米だそうだ)定食(900円)。赤米の他に、けんちん汁、ひじき、漬け物のシンプルなもの。(ひじきにもけんちん汁にも「油は使っていません」というのだから、どういう調理法なのだろうか。) 
ほかにもビーフシチュー定食、ソーセージ等お奨めメニューはたくさんある。ロッジ風のレストラン、この季節訪れる客も少なく、ご夫婦(だと思う)で切り盛りされているが、とても落ち着いた雰囲気。アカマツで作ったお椀なんてものでビーフシチューが出てくるのだ。もう一つ、うちのクラブが那須にくると決まってこのレストランに来る理由はビール。
ベルギービールの「ヒューガルデン」の生が呑めるのです。(1杯850円?)。これは一度呑んでみる価値はあります。白雪の小西酒造が輸入しており、ビンなら知花でも呑めたと思います。

夕食後、別荘に戻り、ワインを傾けいろいろ話(龍平に人生を語ったり(笑))をするうちに眠くなり2時くらいに沈没。

明けて26日。7時半起床。朝食の準備をしていると日帰り参加の仲間が合流。9時過ぎに別荘発、10時には昨日と同じくハンターマウンテンのゲレンデに出ることができました。この日はあいにくの小雪でしたが、滑りにくいというほどではなく、高校生に付き合ってプルークターンなんぞを練習しておりました。ハンターマウンテンは中上級斜面が少なく、幅の広い緩斜面が長いので初心者の練習にはもってこいです。(コブ斜面なんかどこにもない・・・(笑))。彼が一人でも滑るようになったので、コーチ陣(3人もついていたのだ。豪華)の練習が始まる。

小生は立ち上がる方向がちとずれているようで、同じ指摘を何回か受け、悩みモードに入る。

昼食後、朝合流した仲間の3歳の息子さんの「人生初のスキー」に立ち会う。父親が斜面の上に連れていき小生が下で手を広げて待つ(目標にしてもらうのと、手を広げるのを常に想い出してもらうため)。で、滑ってきたら、小生がどんどん斜面を降りて、結果、自然に停まるまでかなり長い距離(とは行っても20メートル程度だが)を滑らせた。初めて板をはいたのにしっかりプルークの形をとって、嬉々として滑ってくるのは可愛らしい。5年後、15年後が楽しみである。

雪が強くなってきたので成人組に合流して、身体が暖かくなる滑り(小回り)を中心に滑る。(龍平は迂回路) 何本か滑るうちに悩みは解決。グローブが薄くなっている左の人差し指が耐え難く冷たくなってきたが、龍平が冷たさで顔を真っ赤にして頑張っているので「やめよう」とも言えず、結局ゴンドラが停まっても照明の入った下のゲレンデで練習。4時半ころにやっと上がり。別荘に戻り、片づけをして(結構時間を取られる)出発が7時過ぎ。途中軽食をとり、曙橋経由で自宅着はちょうど10時でした。

【採点表−ハンターマウンテン】

長所:都心から2時間あまりと近い
   質・量ともそこそこの雪である
   リフト小屋、食堂、駐車場の従業員の態度が親切・丁寧
短所:リフト券が高い(シニア券、イブニング券等の工夫は○)
   上級者向けのバーンが少なく、物足りないかもしれない

【データ】

滑走日 :99年12月25、26日(シーズン通算滑走日数 5日)
ゲレンデ:ハンターマウンテン塩原
アクセス:自家用車にて約2時間半(渋滞、路上の積雪無し)
天候  :25日晴れ−小雪 26日小雪−雪
リフト待:殆どなし(強風時のゴンドラのみ10分弱)
リフト券:4,700円
ゲレ食 :カフェテリア
      和風ハンバーグ730円(ライス210円)
      牛丼940円
     同じカフェテリアにラーメンコーナー(みそらーめん840円?)、カレーコーナー(ハンバーグカレー1,000円)あり。
その他 :45歳以上のシニア券(3,700円あり)
     何名かで滑るのなら「友の会」(会費1、000円)に入るとお得。
     1000円分の食事券のほか、リフト券500円引き券を10枚くれ、また、 リピーターにはさらなる割引があるそうだ
     (同じ日に全部使えるかは確認していないけど、多分○)

     

【おこづかいちょう】

ツアー費 : 13,000円(交通費、1.5泊(2朝食)、宴会代)
リフト代 :  9,400円
 計     22,400円

シーズン計  65,450円



1999-2000シーズンの一覧表に戻る

スキーのページに戻る。


ぴなのほめぱげへ