関東スキーツアー(岩原)タイトルがいきなりでかいのですが(笑)。実は、パソコン通信のスキー関係のフォーラムが地域別に分かれており、その中の関東メンバーのスキーアー、今年で10年になるそうです。ただし、関東とは言っても、そこはパソコン通信、西は山口から、北は東北まで日本中からメンバーが集まるのです。岡山から13時間クルマを飛ばして来た人まで・・・。オンライン上だけでなくオフラインでも距離感がありません。 スキーだけでなくスノボ、ショートスキーといろいろな仲間が揃い、また、3日で3本しか滑らない人から基礎をみっちりの人まで様々。毎年、AFSCのツアーと重なるため参加できなかったのですが、今年はフォーラムの会議室の世話役を仰せつかったこと、3連休のため後述のイベントも一度に楽しめることもあり、クラブにお願いして、こちらに参加させて貰いました。 10日(木) なかなか仕事にカタがつかずに職場を出たのは21時前。速攻で帰って21時半には準備完了。仲間のクルマが21:40に到着。セーフ。晩飯を食べている暇がなかったので、部屋に転がっていた「じゃがりこ」をかじっていたのだが、何故か一本が歯茎に刺さり血まみれに・・・。教訓:じゃがりこは、落ち着いて食べろ。 もう一人のメンバーが少し遅れるとのことだったので、拙宅近くのファミレスで食事をしながら待つ。概ね23時前に合流、出発。 途中、高速は渋滞。さすがに「この連休に滑らずに、いつ滑る」ってことでしょうか。1時過ぎに岩原着だったと思います。 宿に着くと、先に来ていたメンバーは宴会中。早速合流して飲み始める。この後が誤算だった。全国津々浦々から仲間が徐々に到着、再会を喜びつつ、宴会は延々と続くのであった。気がつけば明け方5時・・・。酒量はそれほどでもなかったのだが、とにかく疲れた・・・。 11日(祝)雪 朝から雪が降っていた。今シーズン、あれだけ雪がなかったのに・・・。この日は宿のバスで岩原へ。10時過ぎには滑り始める。イベントとしてビデオ撮影があったので30名近くで順次滑る。2本ほど滑ったところでレッスンの希望があったので4名の生徒さんを連れてメインゲレンデで「お約束のプルーク」。外足に乗るところから、足首の回旋までをやってみましたが、膝を絞る感じというか、板を外から回すというか、なかなかうまく伝わらなかったと反省。そうこうするうちに吹雪がひどくなり、レッスンも2時間半近くになったので昼食。岩原で有名な「ピットーレ」というピッツア屋さんに入る。実は1時間半待ちだったのだが、仲間が並んでいてくれたのです。ここのピッツアはかまで焼く本格的なもの。宅配ピザのようにパンのようなものではなくて、薄い。注文を受けると手でくるくる回しながら生地を伸ばしてくれる。8名で4種類のピッツアとパスタ、デザートにビール、ワイン、コーヒーまで頂く。気がつけばたっぷり1時間半の昼食。外は吹雪が依然やまず、それどころかガスもかかる。宿の迎えが16時ということもあり、本日はこれにて終了。ガスの中駐車場までそろりそろりと降りていったのでした。 夕食までは近くの温泉へ。日帰り客も多いのか随分混んでいました。18時から夕食の後、本日のイベント「花火」です。花火と言っても手に持ってチマチマやるんじゃなくて、仲間の花火師の資格を持っている方々が、昼過ぎからいろいろとセットしてくれた打ち上げ花火です。感謝。宿の隣の田圃から打ち上げられる花火・・・。目の前で打ち上げられる花火のなんと美しいこと。ファービーも大興奮(って、持っていったのか>ぢぶん) 花火の後は、昼間に撮影したビデオの上映会、これもプロジェクターを用意して部屋の壁全面に映し出すもの。指導員の資格を持つメンバーのワンポイントレッスン付き。それにしても「自分の滑りを初めて見た」という人が多いのには驚き。小生は恵まれています。 その後は宴会。ワイン通と日本酒通がそれぞれ持ち寄り、利き酒のような宴会。あとからあとから美味しい酒が出てくる。当然ひと部屋には収まりきらず、廊下にまでテーブルを出しての宴会。お陰様で黒松翁の斗瓶取りも選ばれて出品(?)されておりました。自分は呑みすぎてはいけないと小さな日本酒グラスを用意して、少しずついただきました。4時に就寝。 12日(土)晴れ 昨晩、与えられた部屋に戻ると自分の寝るべき布団がない。この手のツアーではよくあること、別の部屋から布団を調達してきて押入の中に寝た。このため、朝、皆が起き出しても眠り続ける。ようやく朝食が片づけられる頃に仲間が声をかけてくれて朝食へ。 昨夜、酒量はそれほどではなかったがやはり二日続けての睡眠不足はこたえた。ぼーっとした頭で朝食、しかし、米がうまいので結局おかわりまでして、全て平らげる。正月以来、スキー場の宿の食事は全て食べている。これが体重増の原因である。 地方の仲間には上越初めてという人もいたので、いろいろなゲレンデを経験してもらおうと、8名ほどでかぐら、みつまた、田代へ向かう。リフト券売場につくといきなり混んでいる。こりゃ凄い・・・と思うと、先に来ていた仲間が20名ほどたむろしていた(笑)。しかし、それだけではなく、やはり人は多く、ゴンドラは長蛇の列。30分ほど待つことになる。従って、実際の滑り出しは11時近くになってしまった。結局20名ほどの仲間がいつのまにやら合流し、全員で田代を目指すことになる。それにしてもこの人数で移動すると、そこがもの凄い混雑になる。他の客にはいい迷惑だったろう・・・。 田代には初めて行ったのかしら? 高度が高いせいもあり雪質は岩原よりも良いように感じました。途中、コントロールを失ったボーダーに突っ込まれて倒れたとき軽いむち打ち状態になったのがちょっとしたアクシデント。リフト待ちもあったため2時間くらいかかって到着。田代湖も見たし、とにかく景色がよくてgoodでした。田代ではコブを何本か滑る(ばーちゃん、ごめん(笑))。 リフト降り場辺りで仲間を待つ時間、パフパフの雪の中に倒れ込んで転げ回ったり、雪の掛け合いをしたり・・・。ああ、青春。今シーズン雪に恵まれていないうっぷんをはらしたのでありました。 2時に田代発でみつまたを目指す。みつまた方面はガスもかかり天気がよくなかったが、一日のほとんどをピーカンの中滑れてラッキー。 近くの温泉に寄り(ここが、文字どおりイモ洗い状態)、宿に戻ったのは6時の夕食時間ギリギリ。 食事後、お楽しみイベント「落語会」。何でスキーツアーに落語会なのか判らないけど、こちらも今年で6年目のイベントだそうです。3人の落語家さん(皆さん、アマチュアですが、年間150回も高座を務める人もいるほど。プロ級)の話を間近に聞く。生の落語を聞くのは久しぶり。6年目ともなると、マクラも我々に合わせて話して下さり、客との呼吸もぴったり。民話もの、与太郎話、人情話とそれぞれ楽しませてくれました。 落語会の後は、宴会。落語家さんたちも加わってくれて楽しく過ごす。宿の自家製の米の争奪ジャンケン大会があり、昨年暮れに引き続き、ゲットしたのでありました。また、弁当に入れなくては・・・。元・落研のぴなとしては、落語家さんといろいろお話ができて楽しかった。もちろん酒も。何と言っても「黒龍 石田屋」が絶品でございます。しかし、さすがに日中のツアーの疲れも出て、この日は3時に早々に上がる。 13日(日)雪 ツアー最終日。昨晩の酒もあり、また、遠方のメンバーも多いことから、この日滑るのは10人足らず。ぴなはもちろん滑る組。岩原に行きました。同乗させて頂く仲間は滑らずに湯沢のおいしい蕎麦屋(新橋)・うどんすき屋(森瀧)で昼食を食べて2時半ころ出発だったので、先に帰るメンバーの回数券の残りを安く譲って貰い滑りました。岩原は半日券がないのが難点。1日券もゴンドラ7本乗れば元はとれるのですが・・・(笑)。 岩原の頂上から関越を見ると既にクルマは数珠つなぎ状態。渋滞にはまったメンバーからの悲鳴が無線を通じて入ってきました。こりゃあ、他人事ではないぞと心配。 グルメ組が少々遅れるというので、昨日レッスンを頼まれながらツアーだったのでワンポイントしか出来なかった仲間とたっぷり滑ったのですが、調子に乗っていたら、逆にこちらがみんなを待たせることになり反省。 2台のクルマに分乗して16時に岩原発。途中、びっしりと渋滞。iモードの交通情報や、携帯で先行組の様子を聞きながら、高崎で関越を降り、下を走って東北道へ。東京についたのは22:30頃。実に6時間半の道中。ドライバーのお二人、お疲れさまでした。 今回のツアーは、3日とも昼、夜、盛りだくさんの趣向で楽しめました。ぴなも普段滑らない人と滑り、いろいろアドバイスを受けて勉強になりました。特に、初日、ここのところの内倒傾向と、ストックワークを注意されたので、二日目のツアーの際はかなり意識して滑りました。少しはよくなったかな? 【データ】滑走日 :00年2月11〜13日(シーズン通算滑走日数 24日)ゲレンデ:岩原、かぐら・みつまた・田代 アクセス:往路3時間くらい、復路7時間半(途中夕食あり) 天候 :11・13日雪、12日晴れ リフト待:10分〜20分 リフト券:一日券(岩原5,000円、かぐら4,000円) 回数券(岩原12ポイント4,000円) ゲレ食 :ピットーレ(岩原) ビッツァ 1,800円〜 【おこづかいちょう】交通費 : 5,000円(高速代、ガス代割り勘)ツアー費 :29,000円(2.5泊、宴会代、花火代含む) リフト代 :13,000円 計 47,000円 シーズン計 334,850円 |