職場の蔵王ツアー5週間前、蔵王で転倒。しばらくスキーを控えていたが、お医者さんから「肩を積極的に動かすように」という指導があり、職場の蔵王ツアーでゲレンデ復帰。「肩を動かす」意味ではリハビリ・ツアーであり、同じゲレンデに戻ったという意味ではリベンジ・ツアーでした。 場合によっては「湯治だけでも」と思ったが、やはり雪を前にすると自然と身体が動いて、結局2日間滑っちゃいました。 1週間前の雨で樹氷全滅、この1週間でかなり回復したが、「樹」が感じられて「モンスター」という感じではないのが残念。 09年2月21日(土)ガス、小雪この20年、シーズン中に5週間もゲレンデに行かないことはなかった。特にこの10年ほどは毎週滑ってるので、とっても変な気分。前夜は遠足前の小学生。ウキウキと不安で眠れず、3時過ぎにようやくウトウト、7時には目が覚める。外は猛吹雪。 8時に同僚Aさんのクルマが拙宅着。仙台駅で東京からのO藤さん(毎年、野沢に参加)をピックアップ。この頃には空は晴れ。別車の先輩Bさん、Cさん、C夫人の3人と仙台宮城ICで合流、山形蔵王へ。東北道は雪道、路線バスまで事故ってた。おっかない。おっかない。 10時過ぎ、ホテル着。着替えて、宿のバスで中央ロープウェイへ。宿の割引リフト券を買い忘れるというチョンボがあり、一旦戻ったこともあり11時前にようやく滑り始める。 奥様が初心者の先輩夫妻と鳥兜駅で別行動になり、残る4人(1級3人!)で滑る。4人のうち2人は山形勤務経験者で蔵王は庭。天気と込み具合を見ながら、ゲレンデからゲレンデへと引率。。 中央ゲレンデで足慣らしの後、ガスで見えない上を避けて、下へ降りたが、やはり視界が悪く、滑りにくい。 昼食はジュピアまで降りる。ジンギスカンは食えないが「限定・マトン焼き肉重」があったので迷わず注文。生ビールと戴く。 普段はここでマッタリとするが、このメンバーは食事が済めば直ちに出発だ。リハビリにはきつい(笑) 実際に滑ると、左腕のストックワークは「完璧」ではないが、何とかなる。ただし、頚に衝撃を与えないよう大人しい滑り。それで十分である。スキーって楽しいなぁ。 気が付けば午後は一回だけ小休止。皆さんがコーヒー、ココア、おしるこを注文する中、おいらだけビール(笑)。16:30滑走終了。 ホテルに戻り、温泉で身体をほぐす。蔵王温泉というと強い硫黄泉のイメージだが、このホテルはそれほどでもない。夕食はしゃぶしゃぶがメイン。ビールとワインで食す。 夕食後、樹氷ライトアップは「寒そうだから」とパス。部屋でおいらが持ち込んだ「紫波の匠 14年古酒」や赤ワイン(五一ワイン)で呑む。例によって「わたスキ」上映。6人中3人が「初めて」。またまた布教に貢献だ。 23時過ぎにお開き。野沢のいつものメンバーと電話で話した後、まだ入ってなかった露天風呂に入り、ひとり缶ビールを呑みながらケータイ大喜利を見て1時過ぎ就寝。 09年2月22日(日)快晴7時過ぎに目覚める。窓の外は快晴!! 朝風呂に入り、7:30から朝食、バイキングは激混み。荷物をまとめて8:30に4人で出発、蔵王山麓駅に着いたが、既にロープウェイは整理券配布になっていたので、リフト乗継ぎで上を目指す。 途中、リフトで写真を撮ってたらストックを落としてしまった。しかも、後ろのリフトから指摘されるまで全く気付かなかった。長くスキーをやってるけどストックを落としたの初めて。やはり、左手の握力がかなり弱ってるのだろうか。 幸い、百万人ゲレンデ脇のリフトで回収に成功。負け惜しみじゃないが、朝一番の百万人ゲレンデは快適だった。そんなトラブルもあったがロープウェイ中間駅着は9:30。ここも整理券必要。 ここのロープウェイの輸送力、山麓線は380人/時、山頂線が1200人/時。したがって、中央駅の整理券は800枚/時(=200人/15分)である。 10:00の整理券だったのでしばらくパラダイス、百万人を滑ったり、写真を撮ったりで時間をつぶす。 山頂は快晴だけど強風で寒い。お地蔵さんは先月よりも少しだけ深く埋まっている。 早々に山頂から退散。ザンゲ坂の途中でビデオ撮影なぞして下山。運良く、パラダイスゲレンデで甘酒サービスにありつく。 黒姫方面へ。昼食はレストラン黒姫Uへ。久しぶりに、席取りをやりましたよ。 レストラン黒姫Uは、今シーズンリニューアルされたそうな。通常のゲレ食の「早い、安い」の部分を捨て「ゆっくりで、多少高めだけど、うまい」のコンセプトになっているそうな。 で、頼んだのが「炎の赤クッパ」900円。確かに、カウンターで注文してから料理が出てくるまで5分以上待たされた。 肩が上がらず困ったことは、セルフサービスで思いものを載せたお盆がうまく扱えないこと。急な動きに対応できないので、このグツグツ煮えたぎった石鍋を持ちながら歩くのはかなり怖かった。「すいません、後ろをグツグツが通ります。」と声を掛けながら歩いたが、結構ウケてた(笑) で、食ったら、これが辛くて美味いんですわ。いや、街の韓国料理屋さんで出てもおかしくないし、900円は納得でした。 またまた、食後はすぐに滑走開始。下の方でノンビリと滑る。 かもしか大橋から大露天風呂が見えた。うーん、見えてちゃダメじゃん。ここは本来夏しか入れないのだが、冬に2日間だけ入れるとか? キモチ良いだろうなぁ。 15時、滑走終了、宿に戻り、入浴、着替え。16時に蔵王発。帰り道はドライで順調。仙台駅には丁度1時間で到着。17時15分には拙宅着。 【データ】滑走日 :09年2月21日〜22日(シーズン通算滑走日数 16日)ゲレンデ:山形・蔵王温泉 リフト待:山頂ロープウェイ30分、その他、瞬間的に5分ほどのリフト街あり ゲレ食 :レストラン黒姫U 炎の赤クッパ900円 生ビール600円 ジュピア からから マトン焼き肉重 890円 宿 :ホテル蔵王 【おこづかい帳】宿泊費 :13,600円(1泊2食、食事の際の酒)リフト代 : 8,200円(宿泊者割引) 交通費 : 3,000円(高速・ガス代割り勘) 計 :24,800円 シーズン累計:210,560円 |