志賀・チャレンジ2006

昨年、初めて挑戦した、志賀全山のリフト・ゴンドラ・ロープウェイを乗り倒す「チャレンジ」。
あの、達成感が忘れられず、今年もやりました。
初日は、チャレンジでなかったら、絶対にゲレンデに出ないような雨だったが頑張ったので、好天の二日目は、楽しく滑れた。トータルでは納得の2日間。

06年1月13日(金)

今回の参加は、昨シーズンも一緒に周ったAFSCの鬼武くんと彼の高校の先輩である藤原さん。3名でのチャレンジである。
鬼武号は18:30虎ノ門のおいらの職場に横付け。おいらはデスクから長靴はいて合流。
晩飯に寄ったPAで、ばったりと会社の人に会う。聞けば彼らも志賀へ行くとのこと。
車中、鬼武と二人で、昨年の反省を踏まえ、今回の作戦を練る。22:30サンバレー着。
宿に入り、さらに作戦を練る。長電バスHPでは、昨シーズンは朝に10分おきに3本あった硯川方面行きのシャトルバスが、最初の1本だけになっており、木戸池の攻略が難しく思えたのだが、ゲレンデマップの時刻表では昨年どおり。一体どっちが正しいんだろうか。それにより、横手方面の攻略法がだいぶ違う。

高崎在住の藤原さんは、残業が長引いたようで、12時過ぎに家を出発したとのこと、待ちきれずに1:30就寝。(結局、藤原さんは3時に到着)

14日(土)曇り〜雨

7時前に目が覚める。曇り空。何とか午前中は保ちそうである。板にワックスがけ。ウェアに着替えて朝飯。長電バス蓮池営業所に電話して、朝のシャトルバスは昨年どおりであることを確認。人騒がせなHPである。

結局、作戦は「高いところを滑っていれば、雨が雪になるかもしれない。」「志賀の端と端を滑るとネタになりそうだから」ということで、初日はシャトルバスを駆使して、横手と奥志賀を周ることにする。

8:15志賀の湯発。サンバレーバス停に向かう。と、目の前で、スリップした観光バスが停まっていたバスに追突。幸いどちらも回送で、けが人はいないようだがフロントグラスぐしゃぐしゃ。すごいものを見た。シャトルバスはそんなこともなく、定刻どおり。8:22サンバレー発。木戸池8:39着。
チャレンジでしか滑らない木戸池。リフト小屋のおじさんも「早いですネェ。」「チャレンジの最初は、いつも木戸池なんです。」と応じる。

その後、シャトルで熊の湯へ行き、笠岳、熊の湯と制覇、横手山へ向かう。少しずつ雲行きが怪しくなり、雨もパラパラ。横手の頂上についたときには一面のガス、渋峠は何も見えず。まるで「わたスキ」の一場面のよう。
途中、藤原さんがはぐれかけたが、何とか無事に横手山に戻る。修学旅行生の間を縫って、シングルリフトをつぶし、一番下のタラタラリフト。さすがに2本目はリフト乗り場のおばさんに「すいません、勘弁してください。」と許してもらい、前山へ。
この時点で11時過ぎ。昨シーズンに比べ1時間ほど早い。前回は横手山ヒュッテで30分休憩したが、それにしても、1時間も速く周れるとは。

11:19硯川発のシャトルで蓮池ロープウェイへ。11:40のRWに乗り、発哺から連絡リフトで高天原へ。高天原で恒例の神社詣での後、2本リフトに乗り、12:14のシャトルで奥志賀へ向かう。奥志賀着12:35。バス停真上のレストハウスで昼食。もちろん生ビールつき。

13:00奥志賀発。ながーーいペアリフトに乗った後、リフトで2本乗り継ぎ、ゴンドラ側に降りてリフト1本&ゴンドラ。上に上がり、焼額へ。この頃にはごくごく普通に雨が降ってきました。新しいウエアなので、何とか雨を撥いてくれるけど・・・。

焼額はいつもと逆の順に乗っていく。停まっているリフトが4本あったが、第2ゴンドラを2回乗ると4つ分、スタンプを押してくれる。この天気ではリフトとゴンドラでは快適度が全く違う。ラッキー。残る焼額は第4ロマンス、第2高速、第1高速のみ。

その後、一向に衰えない雨脚に泣きそうになりながら(笑)、山の神までつぶす。
当初の目標は一ノ瀬ダイヤモンドまでだったが、雨がひどいのと、ダイヤモンドがガスっていたのでギブアップ。

スタンプは41個。全山71個の6割程度なのだが、サンバレー、丸池、蓮池の8個は「チャレンジ」という感じではなく分母からはずすと3分の2が終わったことになる。感覚的にはこちらが近い。ダイヤモンドのレストハウスでラストオーダーギリギリに地ビール生を飲んで、この日は終了。
ここで、バッタリ職場の人に逢う。
16:25一ノ瀬スキー場バス停からシャトルに乗り、サンバレー着16:55。ウエアはともかく、グローブが絞れるくらいグッショリ。気温が高かったので助かった・・ ・。

冷えた身体を風呂で温めたかったが大混雑にあきらめ。18時、ホールの窓際のテーブルで、特注のキムチ鍋の夕食。ゆっくりと味わう。この天気にナイターは中止。法坂リフトのMさんがたまたまフロントにいたのでテーブルにお呼びしていろいろとお話。

生ビール一杯のあとは、日本酒をちいさなグラスに二杯ほど飲んで良い気持ち。たっぷり2時間かけて夕食を終え、部屋に戻る。どっとも疲れが出て、風呂に行く気力もなく、せっかく用意した「わたスキ」を見ることもなく、横になったら、そのまま朝まで寝てしまった。
なお、藤原さんは鬼武が23時にセットした目覚ましで起きて、風呂に入ったそうだが、当の鬼武はそのまま起きられず・・・。

15日(日)晴れ

何と10時間爆睡。6時半過ぎに目がさめ、風呂へ。朝風呂に入るのも久しぶり。風呂場には15人くらい、思いのほか混んでいる。
7時30分に朝食。我々とは別に、クラブ員の建ちゃんが昨晩のうちに到着。息子さんと二人で練習との こと。

昨日と打って変わった晴天。8:40サンバレー発、丸池、蓮池を抜けて、ジャイアントへのロープトゥに行ったら、まだ動いていない。仕方がないので板を担いで登る。何て中途半端な扱いなのだろう。このロープトゥは・・・。なけりゃないで、あきらめもつくのだが・・・。

ジャイアントについたのが9時ちょっと前。ジャイアントのリフトが動き出す前なので、殆どシュプールのないバーンを滑る。動き出したジャイアントのリフトに乗り、もう一本滑った後、西舘から、高天原、タンネ、一ノ瀬ファミリーと一本ずつ滑っていく。タンネは修学旅行生がたくさん。かれらの10人にひとりでもスキー好きになってくれればよいのだが・・・。

昨日滑り残したダイヤモンドを気持ちよく滑る。この時点でまだ10時半。ここで、余裕を見せて、既にスタンプが済んでいる焼額を一本。ゲレンデの途中の林に板とストックで椅子を作り(懐かしい!!)、持参のビールで乾杯!! 天気もいいし、最高でした。

しばし、ピクニック気分を味わったあと、山の神の「わたスキ」撮影現場をチェック、一ノ瀬ファミリーから寺子屋に回る。この日の寺子屋は、これまで経験したことがないほど滑りやすかった。(単に、暖かかっただけかもしれないが。)

寺子屋から、東館の林間コースを抜けてブナ平へ。ここで、ブナ平のゲレ食に「樽生」の幟を見つけて小休止。中ジョッキともつ煮を表のテーブルに持ち出して、これまた、春スキーの気分。余裕である。

12:30、最後の大物、東舘ゴンドラ。丁度昼の時間だったからか待ち時間ゼロ。オリンピックコースを滑り、ジャイアントへ。ここでようやく昼食。ホテルベルグのスタミナラーメン。

14:20ジャイアント、蓮池、丸池と乗り継ぎ、サンバレーの3本のリフトの除き、全て達成。ファミリー、クワッドと乗り、最後のスタンプを貰ったのがジャスの15:00。(このリフト小屋のお兄さん、昨年も最後の一つを押してくれたのだ。ローテンションで3本のリフトの乗り場と降り場に立っているので、確立は6分の1.偶然とはいえ、縁を感じる。)

二日間で無事達成。志賀の湯で宿泊証明を貰い、リフト券売り場でTシャツとバッジを頂く。今年のデザイン、バッジはまずまずだが、Tシャツは去年の方がいいみたい。

志賀の湯の食堂で達成を祝って乾杯! と、ゲレンデは見る見るうちにガスってきた。あと30分遅かったら、昨日に引き続きガスの中を滑らなければならないところだった。

しばし休憩の後、お話。風呂にはいり、17:30サンバレー発。藤岡のハイウェイオアシスで晩飯を食べて、藤原さんとお別れ。鬼武号に21:30高田馬場でおろしてもらい、22:15等々力着。

【データ】

滑走日 :06年1月14日〜15日(シーズン通算滑走日数11日)
ゲレンデ:志賀高原・全山
リフト待:なし
ゲレ食 :ブナ平 いこい荘       生ビール  550円
                    もつ煮   450円
     ジャイアント ホテルベルグ  スタミナラーメン 900円

【おこづかい帳】

宿泊費  :13,500円(1.5泊3食+食事のときの生ビール代)
交通費  :10,000円(高速代、ガソリン代割り勘)
リフト代 : 7,200円(スーパー10の2回分)
 計   :30,700円


シーズン累計:200,200円



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