志賀・滑り納めツアー昨年から参加の、NIFTYの「志賀好き」仲間のツアーに合流させて頂いた。05年5月2日深夜げんたろう屋ツアーから転戦した志賀高原ロッジ。奈良からのメンバーが志賀高原ロッジに到着。ビール、焼酎で話し込んでしまう。就寝は3時半。 3日。憲法記念日。快晴。とーちゃんとかーちゃんの結婚記念日。そんなことも忘れてスキー三昧。8時過ぎに起床。東京組も前泊の湯田中から上がってきて合流。朝食バイキングは和・洋が選べる。私は和。納豆や温泉卵に舌鼓。 9時に6名でゲレンデへ。一旦は上着を着て、部屋に出たが、フリースに着替えたら正解。雲一つない晴天。しかも、前日の夕方よりもバーンの状況はずっと良い。「雪達人」3名で、熊の湯の千コースを滑る、滑る、滑る。2時間ほどしてようやくトイレ休憩。 トイレ後、トイレから近い一番右のペアリフトに乗って、隣のゲレンデを見ると「あれ? 笠岳、動いてるぞ。」 HPでは運休のはず?? 取りあえず行ってみるか・・・。 ダメもとで滑り込んでみると、これが正解。雪はそれほど多くなく、土が見えているところもあるが、人が滑っていないので荒れていない。6人でクワッドリフトをグルグル。1時間以上もひたすら高速系の大回り。 13時からBBQの予定だったので、志賀高原ロッジに戻る。万座からの転戦組も合流、13:30からロッジのテラスでBBQ。北海道の仲間もカニを持って参戦。 鮎、肉、野菜、焼きそば、刺身・・・。青空の下、ひたすら焼き、食い、そして呑む。そんな中「原田知世が結婚!」というニュースが飛び込んできた。 実は、泊まっている志賀高原ロッジは「わたスキ」の中で、池上優ちゃんが「秘書課の池上です。」と電話に出る『志賀のロッジ』そのものなのである。まさに、あのフロントのところで訊いたビッグニュース。そして、何故か落ち込む私・・・。 気が付けば2時間あまりで中ジョッキ5杯。満腹、満足。 ここで終わってはつまらない。滑り足りないメンバーを誘って笠岳へ。16時半でリフト終了とのことで、残念ながら1本だけ、熊の湯に滑り込む。コブが少しずつ大きくなって、面白くなってきた。前日同様、リフトが停まる一本前まで滑る。 宿に戻ると、留守番組が「草津に行くぞ!」 車2台に分乗して草津へ。毎年のお約束。宿の晩飯がないのである。さすがに連休の真ん中、混んでいて駐車場を探すのにウロウロ。翁の湯、千代の湯と外湯をハシゴ。いつもの萬年屋で風呂上がりのビールとマイタケうどんセット&マイタケ炒め。これまた満腹。 帰り道、山の頂上でクルマを停め、灯りを消す。月もまだ出ていないので降るような星空。あそこまで星が多いと、カシオペア座さえ見つからない。 宿に戻って、軽く宴会。1人減り、2人減り・・・。最後に2人になり、缶ビール1本呑んで就寝。 4日(休)8時になって起床、朝食。今夜の宿は別なので、荷物をまとめて移動。焼額で滑ることにする。9:20焼額の第2高速リフト駐車場に到着。焼額はこの第2高速と第2ゴンドラしか動かしていない。この2本をグルグル回すしかない。熊の湯と違うロングコースを楽しむ。 2時間ほど滑って、お約束通りゲレンデ宴会。雪の中に埋めて置いたビールとワインを青空の下で楽しむ。 1時間ほどまったりして、再びゲレンデへ。この時点で12:15。一本滑ったところで「止まる・・・」 雪が相当悪くて、ところどころストップしてしまうのである。こうなってくると危険。奥志賀なら何とかなる? とクルマで移動。 奥志賀着13:00。かなり暖かそう。フリースも脱いで、長袖に「雪達人Tシャツ」で滑ることにする。リフトで頂上まで上がり、奥志賀ゴンドラ側を滑る。 コースの殆どがコブ斜面。16時にグランフェニックスということになり、ひとりで奥志賀ゴンドラを滑る。時間にして1時間あまり、本数にして7,8本。Tシャツを見ると、ゴンドラ係員の対応が少し違うような気がするのは気のせいだろうか。 奥志賀ゴンドラ駅の頂上には小さな冷蔵庫が置いてあって、中に飲み物が入ってる。「1本140円」と書いてあり、缶にお金を入れて品物を出すシステム。お釣りもセルフ。500mlのペットが140円だから極めて良心的。昼飯も食わず、ペットのお茶だけで15:20までガンバル。 実は前日、右足のかかと部分にマメができた皮が剥けてしまっていた。このブーツ2シーズン、今まで全く問題なかったのに何故? 多少の痛みを感じながらも、軟らかいコブを攻める。 苦手なコブ、カリカリだと入る気もしないが、この日のコブならリズムを練習するには丁度良い。 集合時間には少々早いが、余力を残して、今シーズンの滑り納めとすることにした。 15:30フランフェニックスへ。今シーズン初めて、フェニックスのアウトレットへ。いろいろと心が動いたが、結局、消耗品(インナーグローブ、五本指ソックス)のみ購入。他の客が両腕一杯買っているところに、レジのお姉さんに「地味ですいません。」と差し出す。と、おねえさん、小生のTシャツを見て「私も貰ったんですよ。」 うーん、いいですなぁ。好感度2倍増。 宿に帰る途中で「大沼池」近くの「志賀清水公園」で湧き水を汲んでいく。 知る人ぞ知るということらしく、50リットル以上汲んでいる家族連れ(ひょっとすると、飲み屋さん??)もいた。 今夜の宿はサンバレーの「志賀高原の家 グリーン」。 昨年は昼食のみだったが、今年はお泊まり。こじんまりした宿。ファミリーゲレンデ沿いに建てられているので、フロントから客室のある建物まで延々と階段を昇らなければならないのが難点。お風呂は発哺温泉。ちなみに、志賀の湯ホテルの「幕岩温泉」というのは発哺温泉と熊の湯温泉のブレンドなんだそうな。 入浴後、散歩がてら志賀の湯ホテルに顔を出す。途中、サルが草を食べていた。志賀の湯ではおかみさんが「コーヒーじゃ、ご飯が美味しく無くなっちゃうからリポDでもどうですか?」と一本おごってくれた。職場用にお土産を買ってグリーンに戻ると、皆はさっきの水でクマザサ焼酎を割って呑んでた。 18:00夕食。期待の割には普通のもの。お目当てのクリームコロッケが出てこないので追加注文(右写真)。ビールと白ワイン。 食後、暖炉の周りでコーヒーを呑んでまったり。絵本をたくさん置いてあるホテルだったの。「イワンのばか」が目に付いたので読んだら夢中になっちまった。 部屋に戻って、持参のDVDを見る。 まずは「わたスキ」。何十回、いや、100回以上観た人ばかりなので熱く語る騙る。そして、トムハンクスの「ターミナル」、そして、ホイチョイの「メッセンジャー」。 ターミナルは結末が期待はずれ、メッセンジャーはまるで「わたスキ」・・・。 一晩に3本も映画を見てしまい、就寝は3時半・・・。まさにGWの正しい過ごし方かも知れない。 5日。こどもの日。快晴熊の湯まで早朝スキーに行ったメンバーもいたが、こちらは夜更かしがたたり、8時過ぎまで布団の中。早起き組が戻ってきたので一緒に風呂にはいり、それから朝食。ここの朝食も和・洋いずれもあり。(サバ塩とフランクフルトが出るのだ。) フランクフルトを見て仲間が「ビール呑みたいな。」 当のご本人はクルマの運転があるので呑まなかったが、風呂上がりでスイッチの入ってしまったおいらは、志賀高原ビールのペールエールを1本頂く。朝っぱらからビール、これもGWの正しい過ごし方だろう。ちなみに、志賀高原ビールは地酒の「縁喜」が今シーズンから作り始めたのだそうな。 この日は渋滞に引っかからないように9:45にサンバレー発で、まっすぐ東京に向かう、 信州中野、関越経由。本庄児玉の事故渋滞(事故直後だった、パトカー到着とほぼ同時)2キロ以外は順調に流れて、3時間で圏央道八王子を降り、1時間で町田の仲間をおろし、さらにそこからは246の渋滞に巻き込まれつつ1時間ちょっとで拙宅。3時前に家に到着。 到着後、春スキーで汚れたスキー、ブーツをキレイにして乾し、旅行中の着替えを洗濯。 ウェアはそのまましまおうかと思ったが、余りにも汚い。多分このウェアは今シーズン限り、ということで、洗剤を付けてゴシゴシと風呂洗い用のブラシでこする。撥水性にはよくないかもしれないが、見た目は見違えるようにキレイになった。7シーズン、お疲れさまでした。 【データ】滑走日 :05年5月3日〜5月4日(シーズン通算滑走日数38日)ゲレンデ:志賀・熊の湯、笠岳、焼額、奥志賀 リフト待:なし 右の写真:タラの芽 【おこづかい帳】ツアー費 :32,030円(3泊6食(含むBBQ、萬年屋)+宴会代)交通費 : 5,000円(志賀→東京の高速代、ガス代) リフト代 : 8,750円(4250円+4500円) 計 :45,780円 シーズン累計:538,890円 (スーパーパス10の残り1回分をなくしてしまったので4600円分がムダになっており、これを加えると543,490円が今シーズンのスキー代) |