げんたろう屋ツアーGW前半は、高校の後輩連中と5名で、いつもの野沢の宿・げんたろう屋へ。05年4月30日(土)GW2日目。のんびりと出発。朝6:15にTクン拙宅ピックアップ。練馬のメンバーを拾って、関越。どこか忘れたけど、日野からのもう一台と合流。渋川伊香保ICで降りて、先週の逆、長野原から草津に抜け、志賀草津ルートで志賀経由の野沢となった。ちょうど、沿道の桜が満開になっており、ときならぬ花見。 途中、草津の道の駅に併設された「ベルツ博士」資料館に寄った。明治政府のお抱え医師として来日したドイツ人のベルツさんは、草津温泉の効能を世に知らしめた方なのだそうな。 ゆるゆると走っていると、志賀がちょうど昼食時。丸池のmonte moi(モンテ・モア)というレストラン。神田正輝お奨めのソースカツ丼を注文。 目の前の丸池Aコースはまだまだ雪が付いていて、滑れそうなんだけどね。生ビールを持ち出して、しばし雪見酒(左の写真)。雪見と花見をわずか数時間で両方できるなんて。 ゲレンデを見ていたら、無性に滑りたくなった。後輩のみなさんに待っててもらって、Tシャツ、ジーンズのまま、板を担いで登って一本だけ滑った。20度。登るだけで汗びっしょり。一本で十分。 そんなこんなで、野沢着は3時前。 みんなはまったりムードだったので、おいらだけゲレンデへ。下山コースが雪なしなので、16時の下りのゴンドラ終電まで1時間、やまびこ2本と小毛無2本。思いのほか人がいましたね。やわらかいコブが出来ていて、結構、楽しめた。 レストハウスげんたろう屋は既に店じまいしていたので板をかついで16時半に宿に戻り、風呂に入る。 食事まで1時間、どうしたものか。いつもならレストハウスで生ビールを飲んでるのだがそれが無かったので、若干不満。温泉街に出て、生ビールが飲める店を探したがナシ。酒屋でバスペールエールを見つけて、栓を抜いてもらってラッパ呑み。 18時に食事。既に、各メンバーとも、ビール、日本酒をそこそこ始めており、ペース早っ! 何とか、スローダウンして、2時間ばかりの宴会はお開き。ここで、おいらは大湯に向かう。さっき、温泉街をうろついたときに覗いたら、熱い方の浴槽に入ってる人がいたので入れるかな? と、正解。普段だと足もつけられない熱いほうの浴槽にゆったり入れるではありませんか。周りの目が「尊敬」になってるのが分かる。余裕で100数えてあがってきた。 お後は、いつものとおり厨房宴会。ビール、日本酒、ワインと飲みながら、懐メロを歌って夜もふける。日付が変わる頃に就寝。 5月1日(日) 快晴7時半に食事をし、朝風呂につかって、2度寝。ゲレンデの宿での二度寝は元気の源である。そうこうしながら、のんびりとゲレンデへ。アンダーウェア、ポロシャツにフリース。10時には滑り始め。やまびこ、ピステンが入ったのか、昨日のコブがなくなっている。 5人でやまびこを何本か。膝を柔らかくして、上体を安定させて滑る事に専念。雪質はこの季節なら十分である。 11時半、無性に腹が減った。朝ごはん、おかわりしたのに。 で、パラダイスゲレンデの「ぶな」(「木」へんに「無」)に向かう。途中で、所属クラブで来ている高校の後輩(先週も横手で会った)T君に遭遇。 「先輩たち、ドリンキングタイムですか?」(笑) 良く分かってらっしゃる。「いつものところですね、じゃ、後で顔出します。」 「ぶな」。早い時間だったので、余裕で座れた。 まずは「ピッチャー、それから煮物と、大根キムチ。」居酒屋モード全開。「大根キムチは、ピッチャーにお付けしますけど。」「じゃあ、ウィンナーにして。」最初のピッチャーは瞬く間に無くなりおかわり。幹事のKクンがなじみにしており、店から山菜のてんぷらがサービス。蕗がうまい。 飲んでいるうちに「ビールではもの足りない光線」発する人がいて、赤ワインにチェンジ。ハウスワインが500mlのボトルで出てくるのだが、結局5人で4本。途中で、T君が合流したので2杯ほど付き合ってもらう。 この「ぶな」、店員さんが美人ぞろいである。チェジウ似もいたし、インド美人風も(写真はHIROMIさん)。彼女たちの笑顔を見ているだけでも、つまみになるが、この後、チーズやサラダ、そしてこれまたサービスの野沢菜のおひたしを食っただけで昼食終了(笑) たっぷり2時間、お一人様2500円なり。 店のお嬢さんたちと写真を撮らせて頂いて、再びゲレンデへ。パラダイスはどうしようもないので、やまびこへ。 シーズン中は雪崩防止のためか、立ち入り禁止だったリフト下も、「自己責任で・・・」という看板に替わっていて、元気のいい若者がコブを滑っていた。元気でもないし、若者でもないけど、話の種に滑ってみた。ゆるゆるしたリズムなら、何とか降りてこれる。 途中、トイレのためにゴンドラ上の平駅に行ったら、見た顔が。職場の人がご家族連れ。声をかけたが最初、怪訝な顔。職場とは違う顔だったので(謎)分からなかったみたい。 結局、この日も下りのゴンドラの終電で帰る。板を宿まで持って歩くのが面倒だな・・・と思ったら、車で来ていたT君がまって手くれていて「運びますよ」。うーん、ありがたや。持つべきものは優しい後輩である。 宿に戻り、T君を見送り、内湯でひとっ風呂。その足で再び大湯へ。この日もしっかり100数えて、周囲の尊敬の目。バスペールエールを飲みながら宿へ。 食事は少し早めの5:45から個室。日本酒を飲みながら小宴会。昨晩の勢いで「カラオケに行こう」ってことになってたから早かったに違いない。 食後、横になってると、8時に「今から行きましょう。」村に唯一(?)のカラオケボックスに、我々5名と、宿の家族4名+バイトさん1名の10名で繰り出す。なんと男4女6である。夢のよう。世代的にはおいらが最年長、一番下が小学校2年生? それぞれが好きな曲を歌っていたが、そこそこ面白かった。宿の娘二人は高音がとてもきれいで、聞いていて心地よかった。 途中子供を帰らせてオトナは12時半頃まで熱唱。鏡月のボトルがこれまた4本空いた。採点カラオケだったが、最高点は「サーフ天国、スキー天国」。おいらたちらしい。 宿に戻って、風呂に行ったが、あまりの熱さに30杯ばかりかぶっておわり。 2日(月)曇り平日である。今日は横手山で滑る事になっている。7時半に起床・・・できなかった。8時過ぎに大広間に。他のみんなもまだゆっくり食っている感じ。それでもおひつをおかわりするのだから、大したものだ。 これまた、朝風呂に行ってから二度寝。ただし、今日の二度寝はホントにきつかったのである。部屋に戻ったら布団が上げられていたけど、座布団で寝たくらいだから・・・。 9時になっても、10時になっても、体が動かないが、みんなが移動の準備完了なので、おいらも仕度。 みやげ物屋や。みんなは温泉饅頭を買っていたが、おいらはGW後半もあるのでパス。自分用に野沢菜キムチを買う。さすがに「冬季限定」のはんごろしは置いていなかった。 野沢発が11時頃、横手山には12時過ぎについたけど、それからうろうろ。第2リフト前の駐車場に入ったのが1時を回っていた。そこから板を履いて、頂上を目指す。 さすがに、昨日の野沢のようにフリースとはいかず、上着を着る。 横手山ヒュッテで昼食となったが、途中の九十九折で気持ち悪くなったおいらは、ビールを飲めず。パンと、カレースープ。このカレースープ、600円と少々値は張るがおいしかった。ボルシチは売り切れ、メンバーは初めての人、久しぶりの人で、皆、きのこ雲セット。 ヒュッテを出たのが2時半くらい。みんなの回数券がなくなるまで4本ほど第2リフトを滑ったが、雪は野沢よりも×、先週とも随分違う雪になっていた。 4時にみなは上がり。おいらを志賀高原ロッジに送っていただく。そこでメンバーとはお別れ。 チェックインして荷物を部屋に入れて、熊の湯ゲレンデへ。5時半のリフト終電まで1時間ばかり滑る。時間帯のせいか、横手山よりも多少雪が硬くて滑りやすかった。 部屋に戻り、横手山で買ってきたパンで夕食(食堂で一人で食事するのもさびしいので、夕食はつけなかったのだ)。このころには胃袋が動き始めて、足りなくなり、カップヌードルを買ってきて食べた。 風呂にはいり(貸しきり状態!!)、普段は見る事の無いウィークデーのテレビを見て、宿のパソコンでメールチェック・・・。 【データ】滑走日 :05年4月30日〜5月2日(シーズン通算滑走日数37日)ゲレンデ:志賀・横手山 リフト待:なし ゲレ食 :横手山ヒュッテ 【おこづかい帳】ツアー費 :20,000円(2泊4食+宴会代+カラオケ代)交通費 : 3,000円(東京→野沢→志賀の高速代、ガス代) リフト代 : 5,050円(1日目タダ+2日目1800円+3日目3250円分) 計 :28,050円 シーズン累計:493,110円 |