宮城蔵王えぼしツアー

パソ通仲間のご夫婦3組+仲良し1組の蔵王ツアー。早とちりで手を挙げ(笑)、志賀の湯ホテルが貸しきりでツアー中止のAFSCからA斉さん父子とともに参加。参加決定が出発に前々日のことだから、幹事さんにはご迷惑をおかけした。

東北方面のゲレンデは前世紀にハンタマに行ったのが最後? おかげさまで、足を延ばすことのない東北の素晴らしい雪質を味わうことができました。

05年2月25日(金)

仕事がドツボにはまると、日付が替わるまで職場を出られない・・・という状況の中、日頃の行いのおかげで通常よりも早く退社。職場の皆さん、ありがとう。20時等々力でKENZO号に拾って貰い。麻布十番経由でいざ宮城蔵王へ。

ちなみにKENZO君は植木職人。右の写真のように、よくゲレンデ脇の木に見かける寄生植物みたいなものについて教えて貰った。「てんぐす」って言うんだそうな。「天狗の巣」だ。寄生植物じゃなくて、ウィルスによる奇形なんだって。

霞ヶ関から首都高速に乗り、都内はしばらくノロノロだったが、王子線辺りから快調、東北道は渋滞なし。
佐野SAで腹ごしらえ。関越のSAと違いスキー客の姿は見えず、カップルばかり。
名物・佐野ラーメンと食べたが、ウマイもの無しってのを思い知らされる。白石ICで降りたのが0時8分。ギリギリ深夜割引。休憩してなかったらヤバかった。

遠刈田温泉の宿。HPをみてもよく判らなかったが、ナビの威力発揮。レインボーヒルズというペンション名からピンポイントでルート案内。最後は牧場の中を通って0時半着。

電話では「寝てるかも知れません。」と言っていた宿のオーナーが待っててくれた。深夜着の客を待つ宿なんてないのに。しかも、本来22時までの風呂にも入れてくれた。ちょっとぬるかったけど。
宿帳に書き込むときに「小学生のお子さんはいらっしゃらないのですか?」という質問。「???」明日着のメンバーも含めて、子どもなんかいないのだが・・・。話がかみ合わないままチェックイン。

風呂から上がり、ビールを飲みながら作戦会議。途中から持参の黒松翁・完全発酵に切り替える。2時頃就寝。

26日(土)雪

8時に朝食。このときもオーナーが「小学生のお子さんは?」と話を蒸し返す。そこでハっと気づいた。A斉さんの息子KENZOの年齢が間違って伝わった??
「あの、この人とこの人が親子で、ですから子どもっていうと、この男なんですが。」全員爆笑。

天気は雪。残る4組は、福島、茨城、東京、神奈川とバラバラの出発。途中合流で10時頃到着予定。おいらたちは9時半宿発で一足先にゲレンデへ、

えぼしスキー場には、今シーズンからパソ通仲間が働いている。ご配慮でリフト券を1日出してくれることに。事務所に顔を出して、頂いてくる。本日のリフト代はただ。

まずは、6人乗りゴンドラ、かもしかリフトを乗り継ぎ山頂へ。リフト係員が皆「行ってらっしゃい。」と送り出してくれる。これって、なかなかうれしい。首都高速の料金所でも見習ってはどうだろうか。

無線機をオンにしておいたら、ものの5分で朝着組の交信が聞こえてきた。思いの外、早かったのね。せっかくなので降りていって合流する。

ところで、ここのゴンドラには「一人乗りレーン」ってのがあるんだけど、裁きが悪いので、もの凄く不公平な気持ちになる。

頂上からは4.3キロのダイナミックなロングコース。比較的緩斜面が多く、A斉さんによる親子レッスン。
しかし、親子ってのは、隣で見ていておっかなくなる。普段は温厚なA斉さんが「違う!」「そうじゃない!」「判らなくてもいいから動け」ってな具合に大きな声を出すのだ。
親子や夫婦では喧嘩になってレッスンにならない・・・って聴くけど、まさにそうだな。

ゴンドラ2本滑ったところで一旦休憩。レストランえぼしで生ビール500円。朝着部隊が既に飲んでいたのには(笑)

吹雪はやまないが、滑り足りないのでビール一杯で再びゲレンデへ。
2本ほど滑ったが、顔が痛くなってどうしようもなく、ゲレ食に逃げ込む。

ビール。ここのお奨めは右上の写真の芋煮セット。固形燃料でその場でぐつぐつ煮て、味噌を自分で溶いて食べる。ご飯をぶちこみ、一杯目は雑炊風、2杯目はおじや風にして食べた。

午後は多少天気がよくなる。突発ミニレッスン。メンバーと、たまたま合流したメンバーの弟さんご夫妻。奥さんはようやくスキーが面白くなりかけてきた段階。弟さんの滑りは一見して「古い・・・」「懐かしい!!!」という感じ。

17時まで滑り宿に戻る。宿のお風呂はカモミール湯。
夕食。とっても不思議な取り合わせ。まずはパイ。ミネストローネ、大根煮、そしてパエリア

食後は宴会が始まる。皆がそれぞれ持ち寄った日本酒、焼酎、ワイン・・・。コタツや、ちょっとした囲炉裏が切ってあるので、三々五々、みなまったりと過ごす。

DVDプレーヤーがあったので、スキージャンプペア1,2に続いて、「私をスキーに連れてって」の鑑賞会となった。自宅パソコンの調子が今イチなので、今シーズンは出先で見ることが多い>わたスキ

そうこうするうちに、1人減り、2人減り。今シーズンのツアーには珍しく最後は独りで焼酎を傾ける。(ちょっと雰囲気出して呑んでみました。) 1時就寝。

27日(日)小雪

昨夜9時過ぎには寝ていたAサン、朝が早い。
8時朝食、荷物の整理、精算。9:30にえぼしゲレンデへ。

他のメンバーはこの日は滑らずにイチゴ狩り??だそうな。見送りを受ける。

ゴンドラハウスで、先々週の岩原で一緒だった別のパソ通仲間のQクンと出会う。
仙台在住の彼は一人で日帰りできたそうな。宮城蔵王ってのは、仙台市民の遊び場なんですな。
KENZOレッスンと別れて、彼と1日目に滑っていない高原ゲレンデを中心に滑る。


12時にゲレ食にはいり、ゴーヤ炒飯セット。

お盆の手前を持ってテレンコテレンコ歩いていたボーダーのおねぇちゃん。「危ないなぁ。」と見ていたら、案の定、カツカレーを派手にひっくり返していた。涙目のおねぇちゃん。でも、あんたが悪いんだよ、そんな持ち方するから。レストランのおばさん、床を掃除しただけでなく、普通のカレーライスを代わりに出してあげていた。自己責任なんですけどねぇ。まあ、落とした方にすれば有り難かっただろうな。

午後はカモシカコースを1本。柔らかくて滑りやすい小さなコブ。

2時過ぎ、Qクンは上がり。

その後、おいらは一人で、高原ゲレンデを中心に滑りまくった。宮城県警のお巡りさんも滑っていた。警戒中なんだそうな。殆ど人のいなくなったゲレンデをゆっくり降りてきていた。警戒なら、駐車場や更衣室の方が良いと思うんだけど・・・。

16時、6時間券が終わるまできっちり滑った。
16:30ゲレンデ発。遠刈田温泉の公衆浴場(250円。安っ!!)で身体を温め、17:40温泉発。

途中、那須高原SAで夕食休憩、東北道は渋滞もなく22時拙宅着。

【データ】

滑走日 :05年2月26日〜27日(シーズン通算滑走日数23日)
ゲレンデ:宮城蔵王えぼし
リフト待:時々ゴンドラ4,5分なし
ゲレ食 :レストランえぼし(ゴンドラハウス2階)
      芋煮セット 880円

【おこづかい帳】

ツアー費 :13,800円(1.5泊3食+夕食時のビール)
交通費  : 9,200円(高速代、ガソリン代、スキー場駐車場割り勘)
リフト代 : 3,600円(1日優待券+6時間券1割引)
 計   :26,600円


シーズン累計:307,610円



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