野沢温泉ツアー


毎年恒例となった高校のバドミントン部(笑)のOBのツアーである。夏合宿をやっていた野沢温泉の民宿に泊まって、宿の皆さんとの交流も楽しむのだ。

05年2月18日(金)

OBの他、ほめぱげの読者の参加もあり総勢13名。男性6名女性7名と夢のような構成。おいらが最年長で、下は丁度20歳離れてる。こんな集団、珍しいのでは。

先週に引き続き、Gクンが拾ってくれる。読者のY山さん共々22:00等々力発。環八経由で23:00練馬ICから関越へ。23:20高坂PAで先行するK井車、A庭車と合流。

藤岡JCTでは吹雪に、さらに横川からはチェーン規制、あまりの大雪で車線が見えない状態。
ところが東部湯の丸で休憩した後は徐々に小降りになり、豊田飯山では止んでいた。野沢も地面は濡れてるものの、雪は降らなかった様子。スキー場に降らないで、途中に降るなんて・・・。

野沢着3:00。軽く(?)一杯ひっかけて寝たのは5:00。なんのための前泊?
朝着のT村車は十分睡眠を取って、4:00発で7:30着。どう見ても前泊組より元気。

19日(土)曇り〜晴れ

曇り時々晴れ。前泊組は8:00朝食、スタート9:30。
何人かがレストハウスげんたろうでスキーレンタル。親父さんが登場。相変わらずのぶっきらぼうさ。

ゴントラが長蛇の列がだったので、しばらく長坂ゲレンデを滑る。おいらはスキー10数年ぶりというY山さんにマンツーマンレッスン。指導員のT村は、これまた久しぶりのN村とS木にレッスン。

ようやく昼前に、空いてきた長坂ゴンドラで上ノ平へ。集合写真(右の写真。雪に差した板の上にカメラを置いてセルフタイマで撮影)を撮り、パラダイスゲレンデ「はくぎん」二階で昼食、ここの野沢菜炒めで飲む生ビールは絶品。

しばし休息のあと、約2名の酔っ払いを残し、シュナイダー、チャレンジを繰り返し滑る。初心者を連れて林間コースで下山したら17時。目一杯滑ったってことですな。

夕食時に八海山のなましぼり原酒を堪能。

夕食後に厨房で歌声喫茶状態、80年代の曲を中心に盛り上がる。その後、11時過ぎ、T村ビデオレッスン開始で、全員復活。真面目なスキーレッスンで明日の目標を各自確認した後はスキージャンプペアのDVDを2本立て続けに鑑賞。そしてお決まりの「わたスキ」がスタート。女性陣の一部は初「わたスキ」。男性陣は途中で全滅。でもあるシーンで3人が同時に起きる。寝たり起きたりで、最終的には2時近くまで・・・。

20日(日)雪〜曇り

男子部屋は、8時になって電話でたたき起こされる。「朝食の準備ができてます」。
T村は、隣の北竜湖でのポールレッスンに参加。

朝から雪が小降り。菜の花テレビのゲレンデカメラでは、やまびこはガス。そのせいもあり、2名(=昨日の昼休み居残り組(笑))が温泉組に。風邪を押して参加のY山さんは復調見られず、新幹線にて帰京。結局、9名がゲレンデへ。

長坂ゴンドラで上ノ平にあがるも濃いガス。まっすぐ水無ゲレンデへ。
若干硬いバーンだったが、こぶも無く滑りやすい。1時間半ほど、ここを繰り返し繰り返し滑る。カービングで飛ばす者あり、プルークを丁寧に練習するものあり。この日はおいらは、N村にマンツーマンレッスン。ニュートラルポジションを作ることがテーマ。

12時、水無から連絡コースを通りパラダイス下へ。殆ど斜度のない連絡コースではワックスの利きが明暗。ガリウムワックス強し!! いつもならスケーティングが必要なのだが、全く何もせずに済んだ。
ここから、本隊はシュナイダ、初級者は林間コースでレストハウスへ。
ちなみに、おいらはユートピア上のバーンをひとり滑ったがカリカリのバーンに何もできず、上から下まで横滑りで降りてくるという屈辱の一本。

昼食で温泉組も合流。既に生ビールとたこ焼きとおでんで始めてた。

午後、といっても既に2時を回っていたが、本日帰京組女子は長坂2本で上がり。いいイメージで終えたことだろう。
Gくんと居残り組は柄沢ゲレンデへ。斜度こそ無いが、リフト2本、2.5キロのロングコース。上級者はカービングの、初級者はプルークの練習にぴったり。多少硬くなってきたコースをがんがん滑る。リフトが終わるまで滑り、レストハウスでコーヒーを頂き、本日は終了。

この日、東京に戻るのはGくん1人に女性3人。右写真の通りハーレム状態。18時に出発、女性3名を自宅まで送って、日付が替わる頃自宅到着とのこと、お疲れ様でした。

残りは宿に戻り、内湯へ。昨日に引き続き、おやじさんと一緒になる。町長選挙、富井VS河野の一騎打ち。野沢温泉村、富井姓5割、河野姓3割だそうな。となると残りの片桐の動向が気になるところ(笑) 富井候補は飯山との合併推進派らしい。何でまた、合併なんて・・・。

居残り組は8人。多分、これまでの最大規模。かくいうおいらも初めての居残り。
6時半頃に始まった夕食は、宴会の様相を呈し、終わったのは8時。いろんな話題が出たが、最後は「じゃんけんの前にやる、手をぐるっとやって中をのぞくやつ。」の判定の仕方。ちなみに結論出ず。

廊下に張ってあるげんたろう屋の古い写真にある看板の『内湯』の文字を見て「肉湯かと思った・・・」と叫んだ人妻あり。

食事の後は、これまたいつものマッサージをお願いする。
その間、残るメンバーは大広間でカラオケ。隣の民宿に聞こえるから・・・との理由でささやきカラオケ。パっと見には盛り上がってるのかどうか判らない。昨晩の「歌声厨房」の方が楽しそう。

カラオケ後も飲み続け1時になったところでお開き。

21日(月)快晴

昨晩は「1時だから寝よう。」とオトナの対応。でも、起きたのは8時。
窓の外は晴天。自らの意思を持ってスイッチが入ったり消えたりする男子部屋のテレビが突然「菜の花テレビ」を映し出す。やまびこ山頂付近の気温は-11℃。
「今、何時?」「8時」。このやり取りを聞いて「やべっ」とT村飛び起きる。

T村は前日に続き隣の北竜湖でのポールレッスンに出発。その他は荷物をまとめて9:30過ぎにスタート。昨日休養十分のA庭がひと足先にゲレンデ方面に上がっていったが、追いついてみると、案の定、レストハウ スげんたろう屋で中ジョッキを一杯。仕方がないので(笑)、持参のペット日本酒(中身は八海山)とチータラでご相伴。

全員集合で今回初めて頂上へ。
多少雲があるものの、毛無山山頂からは360度の大パノラマ。これだけで今日は大満足。写真で伝わるといいのだが…。やまびこ山頂でラブラブ雪だるまと一緒に集合写真。礼儀正しいボーダーあり。

やまびこは少々カリっとした感じで、圧雪も十分でなく、滑りにくい状態。A・B・Cコースを順番に数本滑る。Bコースに入ったおいらは返り討ちに。Cコースは初級者にもいい具合だったようだ。
この時点で既に12時近く、昼食場所を求めてパラダイス方面へ。

上の平へ向けて先頭を滑るおいらに、突然「そこの君!」と怒鳴る声。一瞬の緊張。「リフト上の飲酒が咎められるのか?」「大きな声でわたスキをやってたから?」はたまた「顔が大きすぎるのか」と思いを巡らしたたが、実はスキー仲間・警視庁スキークラブのSさん。なるほど、職質のトーンだったのか。
パラダイスの斜面でダチョウ滑りやシンクロをビデオに。

昼食は、パラダイス上から2軒目のログハウス、パスタが自慢の"Pasta di Pasta"。迷うことなく赤ワインの人妻あり、
パスタに舌鼓を打つ一方で、接客の悪さが目につき、プラマイ0という感じ。K井指摘のとおり、さっさと食って、とっとと出て行くといった使い方をすべき店なのだろう。

食後はパラダイスでフリータイム。「どんぶりハウス」(旧「ロッジニューげんたろう」)も覗いてみた。明るい感じの、ごくごく普通のゲレ食。
多少日がかげり寒くなったのを口実に、のみ、金井、秋庭はいつも通り「ぶな」(漢字に変換できない「木無」)で休憩。その間、おいらは、女性3人とハーレムレッスン。寒かったのを口実にリフト上で八海山を飲み干す人妻あり。
# 「それじゃ足りないから・・・」と口をつけようとしなかった猛者もいたのだ。
とことん滑って17:00前にレストハウス。おいらこの期に及んでまだ生ビール。他の皆はホットコーヒー。まったりしているとオヤジさんが相変わらずぶっきらぼうに「もう閉めっぞ」。渋々、宿に。

北竜湖のT村は、最後の数時間をたった一人のゲレンデで練習。彼が滑り終わったらすぐさまライトが消えたそうな。ひと足先に戻った彼は板にワックスがけしてた。うまい人は心がけが違う。

入浴、買い物(当然、「はんごろし」もゲット)なんぞをしていたら19:00に。
T村車は単独で山梨に、K井車は長野経由で、A庭車はおいら、N、Sを乗せてそれぞれ帰路に。
さすが平日、渋滞もなく、23:00過ぎに帰宅。

【データ】

滑走日 :05年2月19日〜21日(シーズン通算滑走日数21日)
ゲレンデ:野沢温泉:(1日目)長坂、パラダイス、チャレンジ、(2日目)水尾、長坂、柄沢、(3日目)やまびこ、パラダイス
リフト待:なし
ゲレ食 :パラダイス PASTA DI PASTA
      アラビアータ 800円

【おこづかい帳】

ツアー費 :31,700円(2.5泊5食+宴会+交通費)
リフト代 :10,100円(3日券宿泊者割引)
 計   :41,800円


シーズン累計:281,010円



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