NIFTY「関東ツアー」


毎年恒例のNIFTY「関東ツアー」。いつもは中途半端に滑って、ガンガン飲んで・・・となるのだけど、今年は逆、ガンガン滑って、中途半端に飲んで・・・と相成った。3日とも目覚めスッキリなんだもん。

05年2月10日(木)

23:15拙宅でピックアップ。Gくんのカペラにていざ岩原。
環八が渋滞で練馬入り口まで1時間以上かかる。その後は順調だったが、関越トンネルの手前くらいから雪。G号はスタッドレスだからいいようなものの、ノーマルタイヤの車はチェーンを着けさせられたり、はずさされたりで難儀したろう。

関越トンネルを抜けてからは吹雪。時折前が見えなくなる状態。3時前に湯沢ICについたが、ここで出口渋滞30分。ETC車だったのに、恩恵にあずかれたのは最後の5台分くらい。それまでは降り口2車線ともつまっていてノロノロ。「右車線はETC車専用」とでもしてくれると良いのだが、きっとズルして誤進入するやつが出るのだろう。

3時半過ぎに定宿FUKUYA着。ところがまだ殆どの人は起きている。そのまま宴会に合流。日本酒とワインを何種類も「味見」。持ち込みの「はんごろしキムチ」がそこそこ評判。何故か「ヨソ様状態」。宴会は朝飯まで続いていたが、6時ころに布団に潜り込む。

11日(祝)晴れ〜雪

旅館の食事は7:30からだが、起きられる訳もなし。8時過ぎに促されて食事。ところが部屋に戻って二度寝をしてしまった。

さすがに9時にGクンにたたき起こされる。実は、いつも余り滑らないのが関東ツアーなのだが、今回はGクンと「滑り中心」という約束をしていたのだ。まあ、そういうGクンは徹夜組だったのだが(笑)

速攻で準備をしてゲレンデへ。この日は、ドラゴンドラを見にかぐら・みつまた・田代に。総勢6名。リフト代は、Mクンが持っていたコクド共通の前売りリフト券を譲って貰い2500円なり。まともに買うと根羽・田代・かぐら・みつまた共通券は5000円だから半額である。

ところが、強風のため、かなりのリフトが運休。さすがコクド、割り切りが早い。結局、田代には行けず、当然のことながらドラゴンドラも乗れないのである。「金返せ」状態ではあるが、2500円だから、何とも言えないモノはある。

結局、みつまたで足慣らしのあと、かぐらに移動。写真の通り、かなりの深雪を楽しむことになる。滑ってるのはGくん。テクニカルコース、腿パウ状態である。第1高速を繰り返す。

昼飯はお約束の「和田小屋」である。ブーツを脱がなきゃならないのが面倒なのだが、何故か入ってしまう。この日はソースカツ丼1400円とビール600円。結構混んでいた。

昼食後、1,2本滑ったところで4名が下山、結局Gくんと二人で1時間ほど滑ることになる。
たまたまリフトで乗り合わせた常連さんからコースの説明をして頂き、ジャイアントコースやかぐらメーンゲレンデを交互に滑る。1時間ほど堪能してこの日は終了。このときになって、やっと晴れ間。(後で聴くと、みつまたエリアはずっと晴れていたそうな。いかに、広いかが判る。)
この日は下山コースも閉鎖されており、立ち乗りのみつまたロープウェイで下山。

宿に戻り、近くのハーブの湯。風呂上がりの缶ビールがたまらない(笑)
玄関先での軽い宴会の後、夕食。いつもはビールといくのだが、既に日本酒モードにはいっているので、日本酒をグビグビ。参加してくれる方多数・

夕食後はお楽しみ第一弾の花火。仲間が打ち上げてくれるのである。ちょうどこのときだけ晴れている・・・という神業モノ。

その後、宴会に突入。小学校1年生にワインを注いで貰ったり、幼稚園生につまみを取ってきて貰ったり。気がついたら周りは子どもだらけ(笑)。日本酒、ワインと飲み倒すも、睡眠不足は如何ともしがたい。
板にワックス塗って、ワックス缶を部屋に置きに戻ったところ、同部屋の3人ばかりが気持ちよさそうに眠っている。気がついたらおいらも布団の中、夢の中。
「オヤジ」ばかりの8人部屋、夜が早いはずだ。

12日(土)吹雪

たっぷり寝たが結局起床は8時。この日も天気悪し。昨夜のうちに、メンバーも増えており、朝食時にご挨拶。

この日は9時に宿のバスで岩原に向かう。
昨晩「一緒に滑ろうね。」って約束したこともあり、子どもレッスンをすることにする。生徒さんは2人。モモレンジャーキレンジャーのヘルメットである。

二人ともプルークスタンスで連続ターンができるレベル。一番、教え甲斐がある状態である。軽い前傾をとり、手を前にした基本姿勢で、外足に荷重して弧を作る、その際に上下動を上手く使う。。。、

文字にしたら、何やら難しいが、引き出しからいろいろ出してきて、やってみせて真似をさせる、ってのを繰り返す。
天候の悪い中、二人ともよく頑張った。スキーがどんどん離れていっても最後はこの通りぺちゃんこになれるとは驚き。バレーを習っているとのことで、むべなるかな。

疲れの見えてきた子ども達をご両親にお返しし、昼飯までの1時間半ほど、山頂リフトでコブ斜・深雪を練習。腿に疲労が蓄積していくのが判る。

昼は誘って頂いてピットーレへ。たまには違う店、特にゲレンデの中腹にポツンと建っている食堂にでも入ろうかと思っていたのだが、全く賛同者が無く・・・。

店内に入ってびっくり。ほぼ3分の1の5テーブルが仲間で埋まっている。ひとテーブル8名程度だから、ツアー参加者の殆どがピットーレに来ていたことになるし、瞬間的には、店の3分の1以上を占めていたことであろう。混雑は自分たちのせいだったんですな。

窯焼きピザ6種類?を堪能。ビール2杯ワイン1杯。スキー場であの味はなかなかなものである。

昼食後はGくんと特訓。前日、終わり際に言われたコトバが引っかかっていたので、チェックして貰う。自分では知らず知らずのうちに、上半身で回しているような動きがでてしまっているようだ。
「左右」の動きに注意して2、3本滑るうちに、何となく戻ってきた。

リフトが停まるまで滑り、小生とGクンだけのために迎えに来てくれたFUKUYAのバスに乗り宿に戻る。と、玄関先で日本酒の一升瓶が待っていた。ブーツを脱ぐより先に飲んでいた。「墨廼江」の「谷風」という1升5000円の酒。うまい。

運動の後はビール・・・ってのが定番だけど、冷えた日本酒もまたうまし。

宿の内湯に入り、玄関宴会に再度合流。さすがに風呂上がりは缶ビールを一杯。いろいろと語っているうちに晩飯。ここでも日本酒をしこたま。

食事の後は、これまた恒例の落語。酒が回ってきたのと、眠いのと、子どもが騒いでいたのとで、あまり話に集中できなかった。残念。
恒例の、FUKUYA差し入れのこしひかり争奪ジャンケンも滞りなく進み、いざ宴会!!

前夜と同様、酒、ワインと飲み倒すが、この日も、結局、12時前に撃沈・・・。

13日(日)快晴

7時半起床。
最終日になりようやく快晴。どこに行こうか迷ったが、せっかくの天気なので、再度、かぐら・みつまた・田代に決める。何と言っても、雄大な自然の中で楽しみたい・・・。

宿発は9時。同行5名。まだ、撤収作業をしていた方々もいたが、勘弁して頂く。みつまた10時着。
途中のセブンイレブンでリフト券のパックを買う。みつまた。かぐら・田代共通券(通常4000円)に、食事券1000円分+飲み物券+セブンイレブン限定の缶コーヒー券+お茶券がついて4500円。この日は飲み物券を680円の生ビールにしたので4500-1000-680-240=2580円。初日に使わせて貰ったコクドの前売り券とほぼ同じになっている。コンビニのパック券も侮れない。

この日は全コースが滑れたので、田代までツアー。
一緒に滑ったCさんの「小回りが練習したい」のひと言で、適当なバーンを見つけちゃミニレッスン。Gくんと小回りシンクロしながら一気にパノラマコース、リフトからの視線が嬉しかった(笑)

コブ斜面でもレッスン。雪がやわらかくて、練習にはもってこいだったと思う。小回りの決め手は「乳輪ビーム」(謎)

そこら中で良い景色。昼食は田代のはずれのアルム。記憶では急斜面の下だったが、ドラゴンドラができて移転&新装したらしい。
まあ、西武系なので味は推して知るべし。

その後も、田代、かぐら、みつまたと滑り、この日は開いていた下山コースを滑って、駐車場着がちょうど16時。よく滑った。

宿に忘れ物を取りにいき、その後「岩の湯」へ。ちょっと奥まったところにあるのですいていてgood。別のゲレンデで滑っていた仲間も来ていたから、知る人ぞ知るなのだろうか。30分ほどつかり、女性を待つ残り30分は畳の上でしばしウトウト。

関越の渋滞30キロを避けるため、越後湯沢「しんばし」にてへぎそば、にしんの煮付け、舞茸の天ぷら、揚げ餅、そしてビールの晩飯。3000円。満腹。

。 20時越後湯沢発。渋滞の後ろ後ろを走ったようで、練馬の出口渋滞程度で快走、拙宅24時着。

【データ】

滑走日 :05年2月11日〜13日(シーズン通算滑走日数18日)
ゲレンデ:みつまた・かぐら(1日目)、岩原(2日目)、みつまた・かぐら・田代(3日目)
リフト待:なし
ゲレ食 :田代・レストランアルム
      辛口カレー1200円  生ビール680円

【おこづかい帳】

ツアー費 :29,000円(2.5泊5食+宴会+花火+落語)
交通費  : 8,000円(ガソリン代・高速代・駐車場代割り勘)
リフト代 : 5,080円(初日・コクド前売り2500円+2日目・優待券使用0円+3日目コンビニパック2580円)
 計   :42,080円


シーズン累計:239,210円



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