AFSCチャレンジツアー先週の強化合宿で盛り上がって、「志賀チャレンジカード2005」に文字通りチャレンジすることになったツアーです。55歳、44歳、33歳とぞろ目男が3人揃ったこのツアー、いろいろな幸運に恵まれ、2日間の予定が1日で達成。「雪達人に!!」 05年1月28日(金)参加は55歳A斉、44歳ぴな、33歳O武。うまいこと揃ったモノである。21:00過ぎ、赤羽岩淵の駅に集合、O武車に乗り込み、いざ出発。 前夜、予想されるコースを名刺サイズに打ち出して、パウチしたものを3枚用意しておいたのである。 この日も志賀の湯は修学旅行で全館貸し切り。しかし、我々は明朝8:22のバスでチャンレンジ開始である。クルマの中から宿に電話して、事情を説明、少しでも早く食事ができるようお願いする。 JHのETC深夜割引を使うために時間調整しながら信州中野ICで降り、志賀の癒着は1時前。今回は控え室ではなく別館の人里離れた部屋。小さめに乾杯しながら、明日の予定を綿密に。結果、1日目はおいらのルート案で木戸池、熊ノ湯、笠岳、横手山、前山、ロープウェイ、高天原を、2日目はO武の案で残る一ノ瀬、西館、寺子屋、タンネを滑ることに。就寝は3時。 29日(土)快晴7時に起床。とは言っても睡眠4時間、しかも今週は毎日残業で午前様。眠い・・・。がそうも言ってはいられない。布団からはい出ると、外は快晴。俄然やる気が出てくる。食事はギリギリになりそうなので、ウエアをきて、ブーツまではいて食堂へ。8時。修学旅行生の朝ご飯を片づけ終わって、おいらたちの食事がセットされつつある中、出される端から片づけていく。 何とか予定通り8:22硯川行きのバスに乗り込む。木戸池着8:39。バス停からリフトまでは2分ほど。この日の1基め、木戸池リフト(右写真)。小山の両方の斜面に1本のリフトがかかっている。ホテルのプライベートゲレンデの趣。シュが苦慮構成で貸しきりになることも多いようだ。一本だけ乗って、すぐにバス停にとって返す。10分後の次のバスに余裕で間に合い、熊ノ湯へ。9:00に熊ノ湯滑走開始。熊ノ湯から笠岳へ、熊ノ湯に戻って、右から左へ1基ずつつぶし、第3クワッド頂上から迂回コースで横手山へ。 15年以上志賀に通っているけど、熊ノ湯から笠岳や横手山に滑っていけるなんて知らなかった。(今にして思えば、熊ノ湯の頂上の「50メートル先左横手山」っていう看板はあったんだけど、熊ノ湯で滑るときって、熊ノ湯泊まりが多かったから、他のゲレンデに抜けることなんて思いも寄らなかった。 横手山。とにかく絶景(左写真)。遠くは雲海の上。まるで「あの世ってあんなところ?」って思わせるような景色。 横手山頂上から渋峠へ。右写真のように樹氷がきれいだったけど、風が強く、雪質もイマイチ(堅かった。)。 10:30横手山ヒュッテでちょっと早い昼食。おいらは生ビールとカレーパン、ミニドック。A斉さんはキノコ雲セット、O武はボルシチセット。 11:15、ヒュッテ発、横手山を下りながら一つずつリフトをつぶす。毎年、あとりえSの試乗会で横手山に来るので、小生が道案内なのだが、乗ったことのないリフトあり。シングルリフトである。修学旅行生が多数。ちょうど昼休み時間でレッスンが終わったところで、リフト待ちはなかったのがラッキー。 一番下の9分30秒リフト1本は免除してくれたので、ダッシュで前山へ。このゲレンデも初めてだったが、味わう暇もなく、まっすぐ急斜面を滑り降りて12:20の硯川発・奥志賀行きバスにギリギリ乗り込む。(これに乗れないと、ここで30分のロス。これが大きかった。) 12:35蓮池ロープウェイ駅。目の前で定員オーバーだったがが、10分後に臨時が出たのでラッキー。発哺から板を脱ぐシングルリフトで高天原へ。ゲレンデの端っこの「高天原神社」の真横にアクセス。この神社も15年以上志賀に通ってきたのに見たのは初めて。 この時点で13時。予定よりも2時間半も早い。 バーンの状態が良かったこと、ゲレンデやヒュッテが空いていたこと、準指導員2人と1級1人の3人組の滑りがそれなりに早かったこと等々。 そこで欲が出てきた。こりゃ、2日目の分も乗れるかも知れない・・・。 とりあえず、高天原を滑ったあと、タンネ、山の神、ダイヤモンドとつぶすことに。まだ、余裕有り。 ダイヤモンドの下のレストハウスで志賀高原の地ビールを一杯飲んで、景気づけ。ちょっぴり苦くてうまかった。 ファミリーのクワッドから寺子屋へ滑り込み、寺子屋の2本(1本は運休)を制覇。 東舘山はこれまた初めてすべる迂回コース。林の中を右へ左へ、スピードを落とさずに滑る。迂回コースにしてはそこそこ斜度があり、まずまず。別の楽しみを見つけた感じ。 そのままブナ平へ出て、クワッド1本。今度は一度ブナ平ゲレンデのゲレ食で飯を食いたいモノである。 ブナから西館クワッド、西館フード付きと乗り継いた時点で残りは、蓮池1基、丸池1基、そしてサンバレー1基。 ジャイアントから「ボブスレーコース」を抜け、蓮池へ。既に前回乗った蓮池トリプルから、蓮池高速ペアをめざす。 普段なら、ここから、もう一度、蓮池Tに乗って丸池をめざすが、「同じリフトに3度も乗るなんて・・・。」と、蓮池ペアを降りたところから、それこそずっと直滑降で、蓮池トリプルの降り場まですっ飛ばす。最後の登りを少し歩いたが、新しいルートの創造である。 そして、丸池の短いリフトを経て、サンバレーに帰着。 ついに、71個目のスタンプを貰うときがきたのだ。 これまではまとめてスタンプを貰っていたが、勝手知ったる法坂クワッド、お願いして一人一人押印してもらい、記念写真までとった。達成! 早速、志賀の湯ホテルで宿泊証明を貰い、リフトの事務所へ。 達成の証は「雪達人」のロゴが入ったTシャツと「Challenge Master」と書かれたピンバッジ。Tシャツは食事のときから3人で着る、ピンバッジも早速ウェアにつけた。(ちなみに、私が貰ったTシャツはこげ茶色だが、シーズンはじめは黒だったそうだ。) ビールで乾杯、健闘をたたえ合う。 夕食には宿の差し入れでワインが1本。甘めのワインだったので、おいら一人が飲むことに。さすがにきつい。 部屋に戻ったらバタンキュー!! さすがにナイターの「ナ」の字も出ず、20時から翌朝まで11時間半の爆睡。 30日(日)吹雪〜晴れ7時半の館内放送まで熟睡。外は、昨日の好天とはうって変わって吹雪、なかなかやる気がでない。 エッジを研いでみたり、ガリウムワックスを塗ってみたり。 思いつきで、右に生練りのガリウム、左にスプレーワックスと塗り分けてみたが、違いは・・・分からず。 Aさん、Oくんとも風呂に行ってしまった。 一人だったので、雪の中、久しぶりに丸池Aにチャレンジ。深いコブの溝に新雪が積もっていて、溝だと滑りにくい。頭を滑っていく。これを2本。まずは無難に降りてくる。 その後も、サンバレーと丸池の間のバーン(今までで「丸池B」とか「丸池C」なんて呼んでいたけど、実は名無しのバーンだった。)も滑る。 11時、雪も小やみになり、二人が出てきたので、準指導員検定種目を教わりながらビデオ撮り。プルークが難しそう。 昼は志賀の湯で生ビールと餃子。志賀のゆでは餃子は陶板で焼きながら食うのであるが、めんどくさいので焼いて出して貰う。もう少し、カリカリ感があるといいのだが・・・。休んでいると晴れてくるのはAFSCのお約束。 二杯目の生ビールを飲んでいたところ、隣には徳島から来たという女性3人連れ。早速声をかける。職場の人と夜行バスで来て、丸池泊まりとのこと。一本だけ一緒に滑る。 さすがに疲れもあり、15時過ぎに上がり。上がったけど、直ぐには動けず、またまたビールで乾杯。 風呂に入って、ビールで乾杯。いったい、どれだけ飲めば気が済むのやら。 17;30サンバレー発。藤岡のハイウェイオアシス「魚健」で食事。 渋滞もなく、21時拙宅着。 【データ】滑走日 :05年1月29日〜30日(シーズン通算滑走日数13日)ゲレンデ:志賀高原 リフト待:なし。 ゲレ食 :ゲレンデではないけど、藤岡のハイウェイオアシス「魚健」 寿司や。まぐろが安い。酒も出てくる。円 【おこづかい帳】宿泊費 :16,080円(1.5泊3食)交通費 : 0円(同行のA斉さんのおごり) リフト代 : 3、600円(スーパー10を1日分、あとは宿のリフト券拝借) 計 :19,680円 シーズン累計:185,130円 |