準指サポート

東京都スキー連盟が実施する準指導員検定会。今年はAFSCから1名受検。サポートというか、応援というか、冷やかしというか、賑やかしというか。とにかく、菅平に行ってきました。

04年3月11日(木)

さすがに平日休みは取れず、本隊(といっても、オニ本人と師匠)の見送りがてらHIROに板と荷物を届ける。このときからサポートは始まっている。
荷物は本隊が菅平まで運んでくれることになる。
カールさん、アンSr.さんが見送りにかけつけている。カールさんに指定券をお渡しする。

12日(金)

この日の仕事は20時過ぎにメドがつく。ありがたいことに週末の対応も必要なし。
東京駅21:28発の長野行き新幹線に乗るのだが、指定をとってあったし、大きな荷物もないので、新橋までブラブラと歩き、駅前のコンビにで食料を買い込んで東京へ。

一緒に後発隊になったカールさんとホームで待ち合わせ。クラブのメンバーと新幹線でゲレンデに向かうのは4,5年前の春スキー以来2回目。あのときは、突発的に上野から今回受検のオニと二人で志賀へ向かったのだが、朝だったのでさすがに酒盛りはしなかった。今回は仕事も終えた夜汽車の旅・・・で、それぞれ好きな酒とつまみを持ち込んで1時間20分ばかりの宴会である。

新幹線の車輪がひと転がりしたところで宴会開始。まるでサッカーのキックオフである。花粉?と酒と1週間の疲れでぼーっとしながら、それでも快調に話は進んだ。

22:47上田着。初日の実技・理論検定を終えたオニと師匠は、おいらたちが東京駅を出る前から上田で待っていたそうな。30分もかからず裏ダボスの宿へ。初日の種目のビデオをみる。プルークターン、プルークボーゲンはみんな苦労しているみたいで、種目の理解がまちまち。そんな中でオニの滑りは良かったですね。遅くならないように就寝。

3月13日(土)晴れ

パラ中回り検定二日目。午前中に2種目。パラレル中回りとパラレル小回り。左の写真は中回り。

サポートの三人は、スタート地点にひとり、ゴール地点に二人(うち1名はビデオ撮影)という布陣。スタート班は、ビデオ班にスタートのタイミングを伝え、ゴール班からの指示(検定員の視点からのコース取り等滑りの注意)を受検者に伝える。このほか、防寒着を預かったり、飲み物を用意したり・・・ってこともやるんだけど、この日は天気も良く、その必要はなかったかな。受検者の気分を和らげるためという訳でもないけど、リフトからストックを落とすサポーターってのもねぇ。

パラレル小回りはB級検定員の検定も兼ねていたようでした。

制限滑降スタート昼はニューダボスでとる。4人でビールの中瓶4本。おとなしいものである。生ビールがないからビールが進まなかった訳でもなく、やはり検定ということで多少自粛してるのである。

午後も2種目。シュテム(不整地)と制限滑降(右が制限滑降のスタート)。
シュテムあたりは、うちのクラブの得意のところ、無難に滑っていたと思う。制限滑降も問題なし。

この日の種目も終わり。裏ダボスのtakeoに行ってビール。呑んでいるうちに寝てしまった。そんなに滑っているわけではないのに随分疲れてしまったようだ。

宿に戻って、食事して、マッサージ器に座ってるうちに、またまた居眠りしてしまった。

3月14日(日)晴れ

最終日、種目はパラレル大回り。全受検者が同じバーンで滑るので時間がかかる。天気も良いし、お祭り騒ぎですな。一番上の写真はこの種目の待ち時間にとったもの。

ちょっと大人しかったような気もするけど、無難に滑り終えた。食事はやまびこのレストランで取る。1時過ぎに閉会式。合格発表よりも先に閉会式なんですよねぇ。

閉会式での講評の概要は次の通り。聞こえたとおりに書いてますが、何を言いたいのか判らない部分もありますな。

○ プルークターン
 基本的なパラレルにつなげるための運動ができていない。プルークから小パラレルへのスムーズな移行ができていない。
○ プルークボーゲン
 「中回り」というものへの理解が不足。外スキーをターンの外側にスムーズに出せていない。
○ パラレル大回り・中回り(トップコントロール)
 切り替えのとき、ターンの内側に重心移動すべきところ、スキーを動かしてしまいずれてしまう。ポールを使った練習が有効ではないか?
○ パラレル小回り(不整地)
 板のトップを内側に動かして見せろ。年寄りがうまかった。
○ パラレル小回り(整地)
 スピードコントロールができていない。ポジションが後ろ過ぎる。ターンの後半のみにスキー操作を行ってしまっている。
○ シュテム
 パラレルでの舵取り部分の弧の作り方がうまくない。単にズラしになっている。
○ 最後のパラ大回り
 楽しく、のびのびと滑って欲しい。

この閉会式が終わり、サポート二人はもう一滑りさせてもらう。ダボスの丘のシュナイダー記念塔まで足を延ばす。

1時間ほど滑って、宿に戻る。オニは既に合格発表の会場へ。我々も荷物を早々にまとめ、白樺でドキドキしながら待つ。どの種目も無難に滑ったはず。「これで落ちてたら、種目の考え方を変えなきゃな。」などと師匠がおっしゃる。

20分ほど待ったところでオニから電話。「合格!!!

おめでとう!!! やったぁ!!!

【データ】

滑走日 :04年3月13〜14日(シーズン通算滑走日数24日)
ゲレンデ:菅平(裏太郎周辺)
ゲレ食 :takeo

【おこづかい帳】

ツアー費 :17、000円(1.5泊3食、夕食時、風呂上がりのビール、帰りの交通費)
リフト代 : 5,000円(都連割引1日券(宿で購入)2500円×2)
交通費  : 5,950円(東京−上田新幹線)
計    27,950円


シーズン累計:399,790円

自宅〜集合場所への交通費、昼食代は、昨年、算入しまししたが、今年はやめました。


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