野沢温泉・げんたろうやツアーご存じ、高校のバドミントン部OB会の野沢ツアー。今年は直前キャンセルもあり、オトコだらけのツアーとなりました。04年2月21日(土)晴れ流山の後輩が小生を拾ってくれた。彼は野沢に向かう全所要時間の実に4割くらいを都内横断に使ったことになる。感謝。1:50拙宅発、2:35に練馬でもうひとりピックアップ、オトコ3人の車内ではスネークマンショーを聞きながら・・・と言っても、小生は殆ど寝ていた(汗) 例によって気付いたら野沢の交差点。6:00には宿着。 勝手知ったるげんたろう屋。まずはひと風呂。やっぱ、温泉はこれでなくては。起きてきた宿の人に3人分の朝食追加をお願いする。オトコ3人の前泊組を覗いたが、よく寝ているので起こさぬよう、風呂の前の休憩所で仮眠。 朝食時間の7:30になっても前泊組は起きてこない。さすがに8時に起こし朝食。昨晩は1時着で2時間呑んだそうで、部屋には缶ビール6本と水尾の4合瓶が空になっていた。 今回、正月に評判の良かった黒松翁の「奈出詩子」4合瓶を6本、宿に送っておいた。まずは宿に1本進呈、もう一本は、オヤジさんへのお土産。ゲレンデに出るついでにレストハウスに届ける。例によって無愛想なオヤジさんが、これまた無愛想にニコッと笑い、「ありがとうさんよ。」と応えてくれる。「後で寄れよ、ソフトクリーム、サービスすっから。」オヤジさんらしい。 9:30長坂ゴンドラ。待ち行列が建物の外まで伸びているのにビックリ。こんなの久しぶり。20分待ちくらいだったと思うが、近年なかったのでは? とりあえず、いつものとおり、まず、やまびこゲレンデへ。たどりついたのは10:30近く。お約束の記念撮影。 ところが、やまびこゲレンデ、雪があまりよくなかった。先週のパウダーと比べてしまったわけでもないが、ベトベト重い雪。しかもリフト待ちがあり。昔なら15分、20分のリフト待ちは当然だけど、今では10分待ちがまだろっこしい。 こんなとこにはいられない、といつもの「プライベートゲレンデ」水無ゲレンデに移動する。さすがに空いてる。リフト待ちなし。 先週、小回りばかりやっていたので、今日は大回りを楽しむ。しばらく滑ったら喉も渇くし、腹も減ってきた。12時ちょっと前。今日のゲレンデの混雑具合だと、この時間から移動するとドツボにはまりそうだったので、近くのミヤセイへ。 ここは生ビールを頼むと、野沢菜炒めの小皿が付いてくる。ビールが進む。店のオジさんに「うまいですよねぇ。」とすがる目をすると「もっと持ってっていいよ。」 お言葉に甘えた。結局、テーブルには小皿が並び、おいらは中生を3杯も呑むことになり、結局、飯は食わずじまい(笑) 昼休みに、朝着だった筈のイントラが合流。聞けば、豊田飯山ICが出口渋滞で1時間近くかかったそうな。ゲレンデが混むのも判る。ちなみに、彼は1月にETCを付けたばかりなのだが、あの渋滞では何の役にも立たなかったようである。 午後はイントラ中心にカービング教室。おいらは、上体のローリングを抑えるように言われた。シーズン前半、腰がうまく進行方向に回っていかないので、上体を先行させていたのだが、そろそろ矯正しろということだろう。 生徒6人のうち2人はようやく今シーズンからカービングに履き替えたところ。まるで生まれたての子馬のような滑り。 昨年同様、使用前、使用後でビデオを撮り、その場で自分の滑りをチェック。また、ストックを持たずに内足の膝を押したり、ブーツのバックルをはずして真上から押したり・・・。いろいろなレッスンをやってもらった。 違うクラブの教え方というのも新鮮である。 そうこうしていたら2時間ほど滑ったことになり、またまた喉が渇いてきた。レッスンは終了して、パラダイスゲレンデ方面へ。シュナイダーを滑る者、パラダイスをたらたら滑る者、そしてゲレンデ脇の「ぶな(木ヘンに無)」に寄る者と分かれて、残り時間をすごす。 おいらは、パラダイス2本滑ったあと、ぶなへ。ソーセージをつまみに生2杯。ミヤセイの3杯と合わせて、都合5杯。春スキーのBBQを除けば、ゲレンデで5杯も呑んだのは多分初めてだろう。 さすがに、帰りは大事を取ってシュナイダーを避けて、ユートピアを降りる。 ぶなでゆっくりしたため、げんたろうやに戻ったのは5時過ぎ。時間もないので内湯に入る。温泉宿なんだから、当たり前と言えば当たり前なのだが、ここの風呂はゆったりできる。外湯に行く客が多いからであろうか。 ほどなく晩飯。さすがにビールは呑み飽きた(笑) 2,3杯呑んでごっつぉさん。オサムさん(げんたろうや若旦那、おいらと同い年)に「何か無い?」と聞くと、「何も無いよ。酒屋から取るから。何がいい?」だって。おいおい、酒切らしちゃダメじゃん(笑) 待つことしばし。出てきたのが菊水ふなくちしぼり。微妙な1リットル缶。これが冷えててうまいのだ。すいすい入ってくる。 食後、折角なので十王堂まで浸かりに行く。十王堂は外湯の中では大きい方だと思うのだが、そこそこ一杯人がいた。またまた、ゆっくり浸かる。 宿に戻るといつものコバヤシさん。オサムさんの先輩であるコバヤシさんはスポーツマッサージをしてくれるのだ。40分3500円。とっても丁寧。おいらもいつもやっていただくのだが、今回は首を傷めている後輩がいるので、「一番按摩」は譲る。 その間を利用して・・・という訳でも無いが、買出しをかねて散歩。大湯通りを歩いていると「にごりワイン」なる面妖な飲み物を試飲させている。これがまた妖しげな父娘。写真のとおりの娘さんだが、結構いいでしょ? 父親と称するおっさんがこれまた胡散臭い。でも、進められて呑むと甘いのにすっきりとしていてなかなかの呑み心地。風呂アガリにぴったりである。結局、一本買ってきた。 その後、ブラブラと麻釜の方に歩き、またまた「はんごろしキムチ」を買った。ついでに、とうもろこしも買って食った。そこらじゅうの酒屋で日本酒の試飲をやってる。全部に付き合うと、弱い人は宿に戻れなくなりそう(笑) 酒屋でビールその他を調達して、部屋に戻ると、夜通し運転していたドライバーが寝ていたので、厨房で宴会することにした。 もちろん、オサムさん(奥で手を挙げているヒゲ親父である)も一緒だ。 おいらは途中でコバヤシさんのマッサージを受ける。先週、乗鞍で買ってきたビアウィンナやはんごろしキムチを開けて、菊水やらビールやら何やらで、あーでもない、こーでもない。 勝手に電気釜からご飯をよそってキムチで夜食にしちゃうやつまで。 翌朝早いオサムさんに気を使って11時頃に部屋に戻ろうとも思ったが、気付いたら日付が替わっていた。 ようやく部屋に戻ってから、もういちど昼間撮影したビデオをイントラ解説付きでチェック。一人倒れ、二人倒れ・・・。最後の二人になったところで消灯。 15日(日)晴れ昨夜は寝不足というのが正しいだろうか。呑みすぎと言うべきなのか。朝飯に起きたのは一番遅かった。前日残ったはんごろしが朝食に出てるはずなのだが見当たらない。CHIZURUサン(オサムさんの奥さん)に聞いても判らない。チェっと思ったが、後で聞いたら炒めて、焼き魚の付け合わせになっていたんだとさ。全員に出したって。おいおい(苦笑) つかれていたので二度寝。イントラは隣の北竜湖にポールレッスン。残る7人のうち、二人は湯治。5人は・・・・。 二度寝しているおいらの耳に「ゴンドラ止まってる。」の声が。野沢のいいところは、地元のケーブルテレビでゲレンデ情報がとれること。気温、積雪、ゲレンデのライブカメラ、リフト運行状況。 長坂、日影ともゴンドラは運休、リフトもパラダイス4から上は運休とのこと、ライブカメラで見ると、長坂ゲレンデのリフトや日影への連絡リフトは物凄い人だかり。昨日の比じゃない・・・。 みんなゲレンデに出るのをためらう。おいらは、たっぷり二度寝を楽しむ。そうこうするうちに10時過ぎになる。おいらもスッキリ。みんな2日券を買っていることもあり、とりあえず宿を出る。最初っからゲレンデ行きを諦めたのか、温泉街はかなりの人だかり。時間のせいか、長坂までの登り坂は、全く雪もなく、ポカポカ。まるでGWのようである。 11時にゲレンデにつく。強風でゴンドラが動いていないし、パラ4以上のリフトが停まってるのだから、下で滑るしかない。 長坂ゲレンデを一本滑る。クワッドが5分待ちくらい。長坂を滑ってる限りでは全く風なんか吹いてないのに・・・。と、尾根にあるゴンドラ支柱の吹き流しが真横。上の方は相当吹いているのだろうか。 長坂ゲレンデの上から見ると日影への連絡リフトが待ち時間ゼロのようである。(朝、菜の花テレビで見た様子だと、かなりの行列だったが。) 日影に移動して、ユートピアゲレンデを何本か滑る。この日一番上まで行けるリフトがチャレンジペア。この行列である。20分待ち。20分待ちなんて、久しく出会っていない。 上に行ったら、ガラガラ。リフトを降りたところからブナまでは100メートルほど上がらなければならないが、もし行けばかなり歓待されたに違いない。それにしても凄い風である。手を広げたらタラタラのバラダイスくらい登れそう。 場内放送が流れた。1時からカンダハ・コースを開放するらしい。カンダハは競技バーンで、普段は滑ることができない。ゴンドラが止まっちゃったのでサービスなんだろうか。せっかくのチャンスを逃す手はない。 右の写真は判りにくいがカンダハコースのスタートハウスである。25年以上野沢に通ってるが、このコースは初めて。スカイラインコースがとてもきれいに、文字通り「スカイライン」として実感できる。この角度からゲレンデを見ることがないので、メンバーみんな写真を撮りまくる。オフシーズンに野沢に来て、クルマで上の平らに向かう途中の展望台みたいになってるところが、このコースだったのだ。 雪が悪かったのが残念だが、羽場は狭いが楽しめそうなゲレンデである。 たっぷり1時半まで滑って、ようやくげんたろうやレストハウスへ。いつもの800円コース。カツカレーの大盛り。オヤジさんが「ルー足りなかったら、おかわりしろよ。」。ありがとうございます。たっぷり欠けさせて頂きました。満腹、満腹。 昼食後、再び長坂ゲレンデへ。ゲレンデも空いてきたしせっかくなので、カービングで大回りを楽しむ。 18時野沢温泉発。途中コンビニに寄ったら高校の後輩にバッタリ(笑) 松代PAで混雑具合をチェック、東部湯の丸で食事。レディースMENセット。これが蕎麦、うどん、パスタ3種の麺が楽しめる優れもの。 24時に等々力の拙宅着。 【データ】滑走日 :04年2月21日〜22日(シーズン通算滑走日数20日)ゲレンデ:野沢温泉スキー場 ゲレ食 :ミヤセイ 生ビール 500円 ぶな(「木」ヘンに「無」 ソーセージ 600円 【おこづかい帳】ツアー費 :11、600円(1泊3食、夕食の酒、宴会費用)リフト代 : 7,600円(2日券、宿泊者割引) 交通費 : 6,400円(ガソリン代、高速代割り勘) 計 25,600円 シーズン累計:347,340円 自宅〜集合場所への交通費、昼食代は、昨年、算入しまししたが、今年はやめました。 |