ATOM10

All Tokai Onsen Meeting

NIFTYスキーフォーラム東海の温泉ミーティングである。あくまでも本旨は温泉であり、これまでもオフシーズンに開催されたこともあるツアーなのだが、やはりゲレンデに行ってしまうと滑ってしまうのだ。
このツアーも直前まで参加が決まらなかったのだが、大勢の仲間のご厚意でめいっぱい楽しむことができたのでありました。

04年2月13日(金)

この週末も出勤になるかどうかが直前まで判らない状態。どうにか目処がついたのが18時半過ぎ。「同乗OK」と言って下さっていたスキー仲間に連絡、21時に虎ノ門でピックアップして頂くことにする。
その後、仕事の方はスッキリ。綱渡りではあるが、4週続けて直前に仕事の方がよけた。

予定通り21時虎ノ門発。首都高速霞ヶ関ランプで逆方向に乗ってしまう・・・というアクシデントはあったものの、その後は渋滞もなく順調、休憩に寄った談合坂SAで突然声をかけられた。都連の評議員の方だった。うーん、やはりシーズン中はよく人にあうなぁ。午前1時に乗鞍高原温泉のペンションポエティカル着。

金曜日から滑っているメンバーが8名ほど。まったりと呑んでいたところに乱入。この宿は24時間温泉であり、この時間から温泉につかる。露天もあり。そして宴会。久しぶりのメンバーもいたので話もはずむ。続々と到着する前泊組。
静岡・富士からのメンバーは先週の岩原からおいらの板と荷物を運んでくれたのである。しかも、板を乾かしておいてくれた。感謝。

たけのこニョッキで夜も更けて4時就寝。

14日(土)晴れ


一夜明けると、良い天気である。この宿の朝食は和食か洋食を選べるのだ。和食だと雑炊、洋食だと焼きたてのパン。どちらも捨てがたい。この日のおいらは和食。

食後、直ぐにゲレンデに出ればいいのだが、実は、木曜日も仕事で3時間睡眠、で、この日も前夜宴会で3時間睡眠。往路のクルマの中で多少ウトウトとさせて貰ったが、それでもきつい。朝風呂に入って、二度寝。

9時前に「どうする?」と声をかけられる。30分チョットのまどろみであったが、すっきりしたので、8分で支度を調え、いざゲレンデへ。ゲレンデ(休暇村駐車場)到着9:20くらい。

参加者の7割以上がコールサインを持っている団体ってのも珍しいと思うが、無線で連絡を取り合いながら休暇村ゲレンデのかもしかコースに三々五々集合。朝着組もいて、10時過ぎには20人近くが揃う。右の写真はストックのグリップの上にデジカメを置いて、セルフタイマで撮ったものである。カメラを構えているメンバーがいるのは、その様子を撮ろうとしたから。

20人でかもしかコースを思い思いに滑る。おいらは目覚ましがてら、小回りで何本か。ビデオを撮って貰ったが、何とも中途半端な滑りになっていたことであろう。11時くらいになると、メンバーの半分近くは三本滝レストハウスへ。乾杯の回数を重ねたことであろう。
そこそこリフトが混んできたこともあり、おいらは、滑り足りないメンバーと国設ゲレンデから乗鞍ゲレンデへ。鳥居尾根ダウンヒルコースやチャレンジコース、フィニッシュバーンを何度か。そこそこコブができていて楽しめる。おいらとしては、珍しくコブばかり滑っていたことになる。
1時間ほどして、休暇村ゲレンデに戻ろうとリフトに乗ったところ。三本滝レストハウスに陣取っている仲間から無線が入る。昼の時間になり、そろそろレストランが込みだしたが、先発組はそろそろゲレンデに出るよ・・・というもの。丁度良いタイミングなので、おいら達も昼休みにすることにして、席を替わって貰う。

席を求めてウロウロする人多し。さっきのリフト待ちと言い、こんな光景、久しぶりである。無線で読んで貰わなかったら20分待ちくらいになっていたかもしれない。これまた感謝。

ところで、この三本滝レストハウスのレストランのオススメはトンカツである。先着メンバーのソースカツ丼のカツを一切れ頂いたが、冷めてもおいしいのだから、出来たてはいかばかりか・・・。おいら、自分はカツカレーを頼んだが、これまた揚げたてトンカツがのっていてウマイ!! オススメである。カツカレーとモツ煮で、缶ビールロング缶を3本も呑んでしまった。良い気分である。

それでも、ちゃんと1時半にはゲレンデに戻るのがオトナである。午後は5人ばかりで、国設、乗鞍と滑りながらビデオ撮影。宴会用にいろいろネタを仕込んでみたのであります。カメラマンがゲレンデに腹這いになり、それをまたぐ映像が新鮮だったな。

そんなことで、4時近くまでゲレンデにいたのだから、何のかんの言ってこのひは4時間以上滑っていたことになる。

宿に戻り軽くビールを飲んでから温泉へ。名古屋からのさわサン、ととサンと人生について語った。何でも、今回のさわサンの連れは、昨年の5月、チャオおんたけスキー場で抱き合って写真を撮っている男二人を見て「あーいう人たちに近づいちゃいけない。」と思っていたそうだ。その後、名古屋でさわサンと知り合ったというのだから、世間は狭いモノである。何てことを話している内に1時間の長風呂に。これぞATOMの神髄である。

風呂から上がって、まだ食事の時間には間があったので、布団に潜り込み、宴会用の体力温存に努める。 1時間弱の仮眠。

夕食はいろいろ出てきた。既に記憶が定かではないが、蕎麦のごまだれサラダ、鴨のハンバーグみたいな奴がうまかった。赤ワインで頂きました。小さなペンションや民宿の楽しみは、手作りの料理なんだよねぇ。ここも抜群です。

夕食後は暖炉の前でまったりとドミノ倒しをやったりしていたが、ほどなく宴会に突入。ATOMのTシャツも4人揃って絶好調・・・。ところが2日続けて3時間睡眠のところにビールに赤ワイン。途中で耐えられなくなり、部屋に戻る。

2時間ほど寝て11時頃に復活。その後は、ひたすらたけのこニョッキをやっていた。
折しもバレンタインデー。ツアー参加の女性陣から大量のチョコレートが差し入れられていたのだが、メンバーの一人に甘いモノが全くだめ、という人がいたから、さあ大変。
たけのこニョッキの罰ゲームがチョコレートの一気食いなのだ(笑) そんなこんなで、夜も更けて・・・。

15日(日)吹雪



翌日は7時半起床。起きてみるとすっきり。宴会を2時間ばかり中抜けしていたお陰か、はたまた「良い酒は悪酔いしない」ということか。
ところが、窓の外は真っ白。そう、吹雪なのである。駐めてあったクルマの上に40センチ近く積もっている。そう、クルマの形をしていないのだ(笑)

普通は気分が萎えるところであるが、発想を転換「新雪だ!!

今日は洋食の朝飯、紅茶を飲みながらオムレツみたいなものを喰う。これまた美味。

朝食後、朝風呂に数分つかる。何と言ってもATOMなんだから。、
身体も起こして、荷物をまとめ、宴会部屋の掃除を手伝う。酒瓶がゴロゴロ。

10時過ぎにゲレンデ着。昨日に較べれば駐車場はすいている。期待できそう>新雪

乗鞍高原は、日券の他、時間券が細かく買える。4時間件などは、最初にゲートを通ってから4時間なので、終了時間が決まっている半日券よりも使い勝手がよい。
いざ、ゲレンデへ。膝パウ腰パウである。吹雪なので写真が撮れなかったのが残念である。ひととおり滑ってみたがどこもかしこも良い感じである。

昼は熱燗とモツ煮で軽く済ませる。何と言っても、今日の飯は・・・。

その後もよりよい雪を求めて、アチラのバーン、こちらのバーンと渡り歩き、結局、リフト券が終わる2時までめいっぱい滑った。

すっかり腹ぺこである。一同、めざすはいがやスキー場。猪谷千春さんが、幼い頃にここで滑っていたからそう言う名前になったとか。とはいうものの、これから滑る訳じゃない。めざすは、ゲレ食「シヨン」なのである。ここのチーズフォンデュが有名だとか。

いざ、ゲレンデに着いてみると、どこかで見たことがある大きな看板が・・・。
そう、ラブジェネの最後の場面でキムタクが松たか子と待ち合わせをしたのに事故で遅れて敢えなかった、あの看板なのである。ということは、例の落書きも・・・? そうなのです。ありました。画面では見にくいと思いますけど、私の指が差しているところに、しっかりと「哲平スケベ」と書いてあります。

さて、「シヨン」チーズフォンデュ。6人でテーブルを囲み、2種類のフォンデュを注文。地ビール、白ワイン、赤ワイン・・・。いやぁ、先週のピットーレといい、今週のシヨンといい、およそゲレ食らしからぬゲレ食である。

食事の後は、直ぐ裏の店「シュタンベルク」に買い出し。
ソーセージ工房である。ここのオーナーはドイツのマイスターの称号を持っているとか。シヨンでも注文したのだが、確かにうまい。みな、いろいろ買ったようだったが、おいらはビアソーセージを買った。来週のスキーに持ち込むつもりである。

買い出しも終わり、着替えも兼ねて湯けむり館へ。日帰り温泉であるが、広めの露天があってくつろげるのである。ここでもATOMである。ゆったり1時間、新雪やコブにはいった2日間の疲れをいやす。

18:15湯けむり館発、帰りも特に渋滞もなく、22:30拙宅着。

# ストックを間違えて持って帰るというおまけ付き・・・。

【データ】

滑走日 :04年2月14日〜15日(シーズン通算滑走日数18日)
ゲレンデ:乗鞍高原スキー場
ゲレ食 :三本滝レストハウス
      カツカレー 1000円
      モツ煮    500円
      ソースカツ丼 850円
     シヨン(いがやスキー場内)
      チーズフォンデュ 3200円(2人前・右写真)

【おこづかい帳】

ツアー費 :20,000円(1.5泊3食、夕食のビール、宴会費用、リフト1日券込み)
リフト代 : 3,200円(2日目、4時間券)
交通費  : 9,000円(ガソリン代、高速代等割り勘)
計    32,200円


シーズン累計:321,740円

自宅〜集合場所への交通費、昼食代は、昨年、算入しまししたが、今年はやめました。


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