2003シーズン滑り納め

「滑り納め」って、やっぱりキッチリやらないとバチが当たる・・・。5ヶ月余りのシーズンの総決算です。
# っても、特別のことをやる訳じゃないんですけど。

03年5月4日(日)

前日の晩にさわサンから連絡をもらい、急遽「滑り納め」をセット。最終の高山行きのバスに乗り、定刻ちょい早めの23:00に高山着。さわサンと合流、高山の友人Hさんと3人で、天性寺町の「ごっつぉや」っていう店に。さわさん、Hさんの行きつけということもあり、既にのれんがしまわれた遅い時間に入ったのだ。
何もかもがうまかった。ホタルイカの浜茹で、ナントカ鮫の刺身、飛騨牛のほっぺたの串焼き、白エビの唐揚げ、締めは焼きおにぎり茶漬けと飛騨牛のトロをあぶったにぎり。しこたま食って、Hさん宅に泊めて頂く。

5月5日(祝)快晴

朝7:45、H邸発。実はHさん、3月にスキー中に怪我をしてリハビリ中。つまり、今回はお見送り隊なのです。晩飯付き合ってくれて、一夜の宿まで・・・。ありがたいこってす。

さわ車で目指すはチャオ。高山からおよそ50キロ。名古屋の感覚では近いけど、高山は30キロ近辺にスキー場がたくさんあるので、シーズン中は余り足が向かないとか。
もちろん渋滞も雪道もなく、変な白装束集団に出会うこともなく丁度1時間でチャオへ。第一駐車場が丁度満杯になるくらい。さすがに、シーズンの営業最終日、混んでるな。
さすがに御嶽の雪は少なくなってるけど、3コースしかないゲレンデは、しっかり雪がついているように見える。

駐車場で着替える。どんな格好で滑るか、少々悩む。GW前半のニュースでは「半袖姿で滑るスキーヤーも・・・」などという報道もあったのだが、日焼けは身体に悪いし、春のザラメ雪で転倒すると、ものすごい擦り傷になる・・・ってこともあり、長袖のスキーシャツに、クラブのウェアのベストという出で立ちに決定。シャツだけだと、ポケットが少ないのでちょっと不便なのだ。シーズン中には怪我防止から常にかぶっていた帽子だが、この日は爽快感優先でナシ。まあ、大目に見て貰うということで。

ゲレンデへ向かうと、入り口で「リフト券余ってるんだけど。」というおじさんが声をかけてきた。4500円のところ2000円でいいとのことで、有り難く譲って頂く。さすがに、シーズン最終日。ラッキーである。

ゲレンデは上の写真のように3コースとも雪はたっぷり。さすがは北向きの斜面である。真ん中のコースはGSの大会をやっててクローズだったので、向かって左の初級コースと、向かって右の上級コースを交互に滑るような感じである。
9:20滑走開始。ゴンドラ待ちは1分足らず。頂上へ。頂上からは乗鞍がきれいに見える(右写真=抱き合っていることに余り意味はない(笑)) 本当に良い天気である。今シーズン、特に1,2月はことごとく天気には恵まれなかった。もちろん、そのお陰で、この時期までたっぷり雪があるのだが、やはり、快晴のもとでの滑走は快適である。
2000mのロングコースが売り物であるが、このコースをノンストップで滑ること1時間。ゴンドラに乗って、滑り降りるサイクルがちょうど15分だったから4本滑ったところで、腹が減ってることに気づく。そうそう、朝飯を忘れてた。

ゲレ食で生ビールとカツカレーで腹ごしらえ。生はちょっと割高感あり。二杯目は缶ビール。1時間ばかりの休憩で、再びゲレンデへ。

12時半から試乗会をやるという貼り紙があったので、試してみる。何でも、チャオのスキースクールの岩谷高峰校長がロシニョール所属という関係で無料の試乗会をやっているんだそうな。あとりえSの試乗会でロシには全然乗ってないので丁度いい。ゴンドラ2本ずつ(1本て言われたんだけど・・・。ごめんなさい)、2台に乗りました。

9D OX 160cm  大回り用。オーバーサイズコンセプトなんだと。何? それ?? 重くて、春の雪には硬すぎた。(跳ね返りがないのである。)
PRO 10.9 FAS 160cm 軽くて柔らかくて、何となくVOLANTを彷彿させる乗り心地である。

どちらもいい板だったけど、1台持つんなら、後者かなぁ・・・。

1時間ばかり試乗したあと、再び自分の板に戻って、正真正銘の滑り納め。3時前に大会が終わったので、セントラルコースを2本滑り、今シーズンは無事終了。最後にゲレンデに最敬礼して、チャオを後にしました。

さて、快晴の中、ノンストップで滑り続けたから、「汗を流していこう。」ってことになる。チャオの近くには濁河(にごりご)温泉という秘湯中の秘湯があるという。山道を車で走ること15分ばかり。突然、目の前に温泉宿が広がる。町営露天風呂(大人500円)ってのがあったので入った。入ってびっくり。
露天風呂って言っても、内風呂が大きくて、露天がチョコチョコ、ってのが一般的だと思うのだが、ここは違う。小さな脱衣場からすぐに外なのだ。「野趣あふれる・・・」とはこのことだろうか。のんびりと1時間近く、シーズンの疲れを癒す。(その1時間の間に、男湯の客は我々の他に3人だけ。ほんとにひなびた温泉である。

すっかりのんびりして、高山まで送ってもらう。最終特急は指定席は満席。自由席、とも思ったが、かなり行列ができてたので、のんびり各駅停車でいくことに。途中乗り換え2回で18:29高山発、22:08名古屋着。安上がりだった。(名鉄を使えばさらに400円ばかり安くなったことを後で知った。)

終わってみれば、あっという間のようなスキーシーズンでしたが、滑り初めが11月下旬だったから5ヶ月半、実に1年の半分もスキーを楽しんでたんですねぇ。こうやって、シーズンが終わってみると、何もやることが見つからない自分がここにいます。あーあ・・・。

【データ】

滑走日 :03年4月5日日(シーズン通算滑走日数45日=過去最高!)
ゲレンデ:チャオ御岳
ゲレ食 :横手山ヒュッテ
       カツカレー1000円
       小生500円

【おこづかい帳】

交通費  :   7,010円(名古屋−高山バス2900+ガソリン代450+JR鈍行3260+バス400)
リフト代 :   2,000円(余り券を安く譲って貰う)
昼食代  :   1,500円
温泉代  :     500円
計      11,010円


シーズン累計:788,640円

自宅〜名駅のバス代、昼食代は、昨年までは算入しませんでしたが、今年は覚えている範囲で足してみます。


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