FBML野沢ツアー

03年2月14日(金)

バレンタインデーである。それなのに、それなのに、なーんにもなしでスキーである。
名古屋からは2人、東京から11人。高校のバドツアーである。名古屋組は、名駅21:50集合。今シーズン初めてSUN&SUNを使ってみた。1500円安いのだが、毛布等のサービスはなし。バスはほぼ満席、最前列の席だったので、団体客のおしゃべりがそれほど気にならずラッキー。。

15日(土)快晴

出発時、運転手は「5時過ぎに着きます。」と言ってたけど、結果的には予定通り6時過ぎに野沢着。着いたときには小雪がチラホラ。

勝手知ったる野沢温泉。毎度のことながら、バスを降りてウロウロする客を後目に、げんたろうやに一直線。

宿には、東京組4名が前泊。既にメールで部屋番号を聞いていたので直行。男性部屋は入れたが、女性部屋は施錠。あちゃ。入浴&控えスペースで仮眠。

8時に朝食。8時40分に東京・後発組の2台6名が到着。

ごちゃごちゃやってたら宿発9時40分、滑り初めは10時過ぎ。
お約束で、ゴンドラ、リフトを乗り継ぎやまびこへ。深夜から朝方まで降っていた雪はすっかりあがり、とてもいい天気。日本海まで一望。今まで随分野沢で滑ったが日本海があんなにくっきり見えたのは初めて。

ところが朝方まで降っていたため圧雪が間に合わず、必ずしも滑りやすい雪ではなかった。やまびこを3本ばかり滑ってたら昼近くなったので、少々早いが昼食。湯の峰駅の下にあるミヤセイ。何となく中途半端に中生、熱燗とおでん・・・という昼飯になってしまった。

T村教室午後は、パラダイスゲレンデに移動して、メンバーの中で指導員資格を持つTクンのレッスン。カービング教室だったのだが、ノーマル2名、テレマーク1名。ビデオを撮り、その場で再生して指導して・・・というレッスン、本数は少なかったが普段レッスンを受けたことがない方々には濃い練習になったろう。おいらはターンの内側への身体の倒し方をいくつかアドバイスされた。(左写真は、多分内足のアウトエッジの使い方を見せているところ。その隣では、今撮ったビデオを見ているのだ。)

こんな調子で午後は4時くらいまでレッスンしてたろうか。日も落ちてだんだん寒くなってきたので上がり。シュナイダーからユートピアに折れて下山。雪が柔らかい分滑りやすかったが、やはり、一日の最後のシュナイダーはキツイものがある。

いつものとおりレストハウスに板をおいてげんたろう屋へ。
内湯にゆっくりとつかる。今回は久しぶりに大きい方の風呂が男湯である。
5時半夕食であったが、ひと滑り多かった人もいて、結局6時になった。いざ乾杯となったところで、ひとり遅れて新幹線で到着。図ったようなタイミング、宿の玄関で様子を見ていたに違いない。

夕食から宿差し入れの水尾の一升瓶が行き交う。7時くらいに夕食を終え、宴会は8時と決めたところで、宿の主人から「かまくら作ったから、見に行ってよ。」とのお話。買い出しを若い人に任せて、年寄り3人で様子を見に行く。言われたとおり見つけたかまくら。20人で宴会ができる・・・って言われてたけど、思いの外、小さい。実は、目指すかまくらは別にあった。写真の小さいかまくらはよその民宿が庭先に作ったもの。勝手に入り込んで、勝手にろうそくに火を付け、勝手にビールを呑んでたのであった。

いくら待っても来ないおいら達を野沢温泉スキークラブのK野会長さんが探しに来てくれて、ようやく目指すかまくらへ。呑んじゃった分のビールはげんたろう屋の主人が補充しておいてくれた。感謝。

さすがに、連れて行かれたかまくらはでかかった。会長差し入れの濁り酒と激辛野沢菜キムチを頂き、しばし幻想的な雰囲気を楽しむ。

宴会時間になったので、一旦宿に戻り、お約束のわたスキを見た後、10時半過ぎになってから、みんなで防寒を万全にして、酒を担いで「いざ、かまくら」。清酒、ワインに濁り酒。もちろんビールもあるでよーー。呑みましたねぇ。空いた瓶はどんどんローソク立てにしちゃいました。そして、さっそくわたスキの影響で、「ウィンクキラー」を始めちゃいました。ああー久しぶり。

さすがに寒くて1時間ばかりしか居られなかったけど、日付が変わって、さらに宿で呑み続け。さすがに先に寝たけど、若者は3時近くまで呑んでいたらしい。ちなみに、今年は「野沢のピエタ」状態にはならずに済んだのだが、もっと恐ろしいことが・・・。(どうしても知りたい方は、右写真をクリック)

16日(日)雪

天気が崩れてしまった。おいらは二日酔い・・・。8時半に朝食、ゆっくりゲレンデ、結局10時。やまびこ数本。前日と打って替わり、何も見えない。その後、スカイラインを滑り、レストハウスげんたろう屋で昼食。それでも生ビール。呑んでるうちにだんだん調子が出てくる。
天気はだんだん快方に向かう。午後は水無をグルグルと何本も滑る。
昨日のカービングは数本に留め、基本的にはずらしの滑りをしてました。二日酔いのせいではなく、プルークから始めている人がいたので、見本を見せていたのだ。(ちなみに、今日はT村君は別行動)

3時過ぎまでみんなと滑り、名古屋組は一足先に宿へ。入浴、パッキング、フキヤで昨晩の激辛キムチを調達して、4時50分の急行バスで長野へ。

長野駅では1時間半ほど乗り継ぎ時間があったので、駅直結の晩酌セット、蕎麦屋で蕎麦焼酎の蕎麦湯割り、ざる蕎麦を頂き、最終特急、名鉄バスと乗り継ぎいつも通り11時過ぎに無事帰館。昼も夜も濃いツアーであった。

【データ】

滑走日 :03年2月15日〜16日(シーズン通算滑走日数28日)
ゲレンデ:野沢温泉
ゲレ食 :ミヤセイ、レストハウスげんたろう 中生はいずれも500円
(レストハウスは、げんたろうや宿泊者用に800円で何でもOK&コーヒーサービスの券あり)
リフト代:宿泊者は2日券7,600円

リフト待:ほとんどなし

【おこづかい帳】

ツアー費 : 10,700円(1泊3食・酒代)
交通費  : 14,400円(往路バス6000+復路バス1500+JR6500+市・名鉄バス400)
リフト代 :  7,400円(Mt.6の3,700×2)
昼食代  :  3,000円(ミヤセイ、レストハウスげんたろうや)
 計   35,500円

シーズン累計:507,380円


自宅−名駅のバス代、昼食代は、昨年までは算入しませんでしたが、今年は覚えている範囲で足してみます。


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