職場のミニスキーツアー

6週末連続の志賀での滑走となりました。最終の今回は職場の先輩からのリクエストによるミニツアー。ところが、件の先輩が直前に体調を崩し不参加となってしまいましたが、残りのメンバーで思う存分滑らせて頂きました。

03年1月24日(金)

名古屋駅近くで職場の呑み会、しこたま日本酒を飲んで、少々「気持ちが悪い」状態で集合場所へ。3名のツアーの始まり、始まり。男性2人、女性1人の「ドリカム」状態・・・って、この表現は西川さんの脱退・逮捕で死語か。
今日も違う運転手さん。このふたり、ニコニコしてて、丁寧なのはいいのだが、明け方5時過ぎに湯田中の下でチェーンを付けてからずっとドライバとサブドライバが世間話を始めたのだ。小声にしてるつもりだろうが、最前列のおいらの席にはかなり大きく聞こえてくる。
それだけでなく、客を降ろす順序だが、通常はサンバレーが最初なのにサンバレーを通過して熊ノ湯の客を先に降ろしたのである。(サンバレーが最初だから、おいら達は最前列に眠らされているはずなのだが・・・) まあ、いいけど・・・。

25日(土)吹雪

5時過ぎからずっと起こされたまま、ほぼ定刻6:15にサンバレー着。初めての宿泊となるビワ池ホテルへ。控え室として指定されていた104号室(30畳ほどか?)に入ると何故かふとんが3組置いてあった。ラッキーとばかりに敷いて、そのまま寝てしまう。後で聴いてみると「たまたま、置いてあっただけ。」ということであったが、こんなもの寝てしまったもの勝ちである。
おいら達のあとに到着したのであろう人が控え室と思って覗いたところ「人が寝てる・・・。」と慌てて出ていってしまった。ごめんなさいねぇ・・・。

7時15分頃朝食の放送が入る。1泊2食+この日の朝食を頼んでおいたのだ。なかなか起きあがれないまま、ようやく7時半頃に食堂へ。バイキング形式。品川区民大会が開かれており、某スキークラブの団体が50名ほど。正月に教えていただいたきんチャン先生もおいででした。とにかくご飯がおいしかった。しかし、窓の外は雪・・・。

朝食後、一向にやむ気配のない雪模様にテンションも上がらぬまま、控え室に戻って二度寝。1時間ほど横になっていたらようやくスッキリしてきた。他の2人も同様のようであった。チェックインをしたら「もう、部屋、準備できてますよ。」ということだったのでお言葉に甘えて部屋を使わせていただく。いつも昼飯を食ってる・・・っていう馴染みのありがたさ。

着替えをし、同行2名のスキーレンタルをお願いしてゲレンデに出たのが10時。レンタルも馴染みの若主人に「天気が悪いですねぇ・・・。」と言ったら割引にしてくれたようである。いやいや、ホントにありがたい。

吹雪のままだがゲレンデへ。明日はしっかり夕方まで滑る、という意思表示でお二人には1.5日券ではなく2日券を買っていただく。
一人がフルレンタル、一人が板・ストックのみのレンタルで、それぞれカービングの板。ということで、カービング教室の始まり始まり。

「今までとは発想を変える」「斜面の下方向ではなく、進行方向にへそを向ける」「ターンの外側のグリップを内側に先導する」「ターンの内側にひざを入れる」といったパーツパーツをいろいろな言い方で試して貰う。吹雪の中、2時間滑って丁度正午、ティファニーに避難、昼食。

昼食中に一旦晴れ間も出たのであるが、午後にゲレンデに出るとやはり雪。どこか少しでも天気がいいところはないかと、少々遠征を試みる。丸池、蓮池からジャイアントに抜ける。ジャイアントは降り積もった雪の上をたくさんのシュプール、要はボコボコ状態だったが、かえって斜度を気にせずに滑れる状況。このまま、東舘、ブナ平、西舘フードを滑ったあと、発哺、東舘ゴンドラと乗り継ぎ、ついに一ノ瀬まで行ったのであるが、吹雪にガスに、と最悪、すぐに引き返してきましたサンバレー到着は16:30くらい。この日はこれで上がり。

入浴、夕食とまったり。夕食ではビールに日本酒。ところが外を見ると雪はちらついているもののかなり天候回復、バーンもきれいに圧雪されて「ナイターが私を呼んでいる」。2人ともナイター未経験。こんこんとナイターの魅力を説き「行くのなら付き合うよ」。結局、女性が出ることになり、19:45頃にゲレンデへ。いわゆるナイターマジック。昼間とは違うゲレンデに感激の様子。スピードも多少出して、ひたすら本数をこなす。結局リフトが停まる最後の客になり1時間25分くらいで11本。かなりハードな夜練となりました。

宿に戻り、風呂にも入らず宴会開始、納豆からキャビアまで、妙な取り合わせのつまみで縁喜を飲む。4合瓶2本を用意したが2本目の4分の1くらいで全員ダウン、23時には就寝と相成りました。

19日(日)晴

昨日同様7時15分くらいに朝食の放送、カーテンの隙間から見える外はどピーカン!!。前夜、ナイター後、風呂にも入らず寝てしまったので、少々身体がきしむが構わず起床。

朝食、着替え、精算、荷物の移動をして9時にゲレンデへ。神戸の工業高校の生徒がそこら中のホテルから出てくる。もの凄い数である。彼らがゲレンデに出てくるまでに・・・と、一路、焼額を目指す。どこのゲレンデも昨日の雪がキレイに整地されていてもの凄く滑りやすい。サンバレークワッド(518m)、丸池、蓮池、ジャイアントと滑り、発哺クワッド(1047m)、東舘ゴンドラ(1384m)を乗り継ぎ、一ノ瀬ファミリーを滑り降りる。橋を渡りダイヤモンドクワッド(474m)、山の神ゲレンデ、焼額第1高速(968m)で焼額山到着。とにかく天気がいい。こんなに良いのも記憶にないくらい。北アルプスがもの凄く近くに見える。

プリンス東館についたのが11時。8人乗りの第1ゴンドラで滑ろうと思ったが、まだまだ昼には時間があったので、奥志賀まで足を伸ばした。期待していたよりも雪質は悪かった。ダウンヒルコースを2本ほど滑る。おいらは有名な「熊落とし」(最大斜度30度、平均斜度20度、400m)を滑ったが、圧雪されない昨日の雪がぼこぼこしていて、却って滑りやすかったのではないだろうか? (何もなければ、かなりコブが深いのでは??)

ちょうど12時になったので、ゴンドラ山麓駅の近くのレストラン「シャモア」で昼食。ここは生ビールなし。本日のお奨めの焼き肉丼を注文したら「これで最後です!」ってことで、残った具を全部載せてくれた。食いきれないくらい。おかげで、缶ビールをふた缶呑む羽目に(笑)

1時に奥志賀発。もう一度ダウンヒルコースを滑り、焼額、山の神を抜けて、ダイヤモンドへ。ここの方が奥志賀よりも雪がよかったので1本余計に滑る。
ファミリーに戻ると、先週楽しんだパーフェクターコースが開放されていたので、ここも1本滑る。
タンネ、高天原、西舘と抜けてジャイアントを上がり、裏ルートから蓮池、丸池と通過してサンバレーに戻ったのが3時15分くらい。丁度、修学旅行生が戻ってくる前だった。アプリコットで中生で休憩していると、わらわらと戻ってくる。凄かった。うまいの下手なの様々。

休憩の後、1,2本滑るつもりが、結局16:30まで。入浴、荷造りをのんびりやって3週続けて17:47の急行バスで長野へ、今回はしなの32号の中でも3時間酒盛りをして名古屋へと戻ってきました。

【データ】

滑走日 :03年1月25〜26日(シーズン通算滑走日数20日)
ゲレンデ:志賀・サンバレー他
ゲレ食 :レストランシャモア(奥志賀ゲレンデ下)
      ビーフシチュー1200円 焼き肉丼1000円 生ビールなし

リフト待:東舘山ゴンドラ5分 焼額第2ゴンドラ30分(表示による)

【おこづかい帳】

宿泊費  : 11,300円(1泊2食・酒代+朝食)
交通費  : 15,400円(スキーバス片道7500、長電急行バス1500、JR6200、市バス200)
リフト代 :  8,700円(3,600×2+1,500)
昼食代  :  3,100円(ティファニー、レストランシャモア)
 計   38,500円

シーズン累計:363,660円


自宅−名駅のバス代、昼食代は、昨年までは算入しませんでしたが、今年は覚えている範囲で足してみます。


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