AFSCクリスマスツアー

毎年恒例、クラブのツアー。こんな年末の忙しいときに滑ろうってんだから、かなりのスキー好きが揃う。

02年12月20日(金)

職場の呑み会だったが、中座させて貰い自宅に戻る。着替えてカバンと板を持って自宅発20:45。名鉄バスでバスセンターへ。集合時間21:30ギリギリに到着。
ドラゴンツアー(名古屋観光)は受付窓口も広く、客も年輩の人が多いので、バス待ちも楽。(よそのツアーだと折り畳み机ひとつで受付、大混雑になるのだ。)

22:00定刻に出発、隣の席が空席だったので、いろいろ姿勢を変えながらうとうととする。途中3カ所くらい休憩があったようだがそのまま寝ていた。

12月21日(土)曇り〜雪

乗務員に肩を叩かれて目覚める。「サンバレー到着です。」時計を見ると06:08。最後に時計を見たのが4:40くらいだったから1時間半は熟睡していたようだ。「宿、もう開いてますよね?」と乗務員さんは案じてくれたが、ご心配なくである。
勝手知ったる定宿、どんどん入ってロビーでひと休みしてると、宿のおばちゃん達が朝食の準備に起きてきたので、半泊している東京組の部屋を教えて貰う。みんな寝ていたので、部屋に潜り込んで座布団を並べて仮眠。

館内放送がなく、8時過ぎ、フロントからの電話でようやく起きる。朝食をとったのはうちらの他は10名ほど。

ゆったりと準備。ゲレンデへ。9時半ころフロント前で準備していたらレッスン希望者。徳島からの姉弟(8歳、5歳)、クラブ員ひとりがホテル前の斜面で登ったり滑ったり。

おいらも含む他のメンバーは師匠とカービング。腰を板と一緒に回しこんでくる、ってのがポイントかな。
ところで、滑っててビックリ。他のクラブ員、みんな今シーズン板を新調、しかもみんなSalomonの同じ板。ありゃりゃ。聞けば、みんなでマテツアーをやったってこと。やられた、名古屋ものはハブ・・・。

昼前には雪がちらつき始める。
昼飯はアプリコット。今年からの新メニューが「ぎょうざ400円」「タンタンメン800円」。どちらもなかなかのお味でございました。昼から日本酒を飲んでいる先生もいました。
ところで昼食時に志賀のパンフレットを読んでいてスーパー10よりも「シニア3日券」の方が割安であることに気づいた。該当者1名。

午後は雪でしたが引き続きレッスン。大人班は午前中に引き続きカービング。みんなが滑るたびの師匠のコメントは「板が良い。」ソール長が同じクラブ員がいるので、途中で何本か乗らせて貰ったが、堅いが確かにいい。4シーズン目のへたったVOLANTとは比べちゃいかん。

雪はなかなか降りやまず、レッスンが終わった4時過ぎに一旦志賀の湯へ。お約束のビール。しかし、そこで終わらないのがAFSC。リフトが停まる前に雪の中、もう一本だけ滑る。

5時に上がってしまうと、夕食まで長い。そこでひと風呂浴びることに。この時点で今日はナイターなしの雰囲気。風呂に缶ビールを持ち込み、志賀の湯名物アドベンチャー風呂。今年はついに30代、40代、50代、60代で四隅を固めました。当然「結界」が張られ、他の客は入り込めず(笑)

風呂でのんびりしていたら18時20分くらい。女性陣はとっくに食堂へ。ナイターに行く気満々だったそうな・・・。しゃぶしゃぶの夕食。おいらの上司が好きな佐渡の酒「秀麗 天領盃」の特別本醸造を持ち込み、宴会ムード。
志賀の湯ホテルの夕食、気のせいかひと品〜二品少ないよう な気がする。ってことは、つまり、丁度良いくらいということ。1時間ばかりの夕食を終えて、やることもないのでスリッパのままゲレンデへ。今年のリフト券売り場の子が可愛いのだ。西口さん。目がクリンとしてて、愛嬌タップリ。寒い中20分以上話し込んでいただろうか。

22時前、東京から8人目のメンバー到着。部屋に戻ってウダウダと呑んでいるうちに、ひとり減り、2人減り。結局日付が替わる頃には全員寝てました。

12月22日(日)曇り

昨日の雪のお陰で、雪質はそこそこ。多少早めに動き始める。三々五々、9時半くらいには滑り始め。この日はガスがかなりかかっている。講習。午前中は5歳男児、8歳女児、中1女子、高1男子、成人女性2人と6人の生徒さん。クラブ員5人で手分けしてレッスン。

おいらが一緒に滑った中1のT子ちゃんは、師匠の古いお友達の娘さんで、今回が殆ど初めて(前回は10年前2歳のとき)とのこと。
最初ファミリーゲレンデの上で雪像になってしまい、声を出さずに涙ポロポロ。板が滑っちゃうのがとっても怖かったらしい。
横滑りしたり、スキーのトップを押さえてあげて滑ったり、と、ちょっとずつ滑る感覚に慣れてもらう。プルークで止まれることが判ると、その後は少しずつ動いてもらいターンの真似事。

午前も終わりかけたころ、先シーズン箱館山に連れて行ってくれた滋賀のスキー仲間Nさんが声をかけてくれた。丸池に泊まっているそうな。高天の方がガスってたので、徐々に降りてきたとのこと。講習を終えて、成人班の最後の一本を見学。女性ふたりは2級を目指しているそうで、ポイントを押さえた練習をしていたようでした。

昼食はまたまたアプリコット。Nさんも合流。前日に講習を受けたというジャイアント教室の様子なんぞを教えて貰う。話しこんでいるうちに昼が終わってしまったが、餃子しか食ってないことに気づく。

午後は、今年準指受検するクラブ員2人が他のメンバーにレッスンしてくれた。Nさんも一緒。
ガスが濃くなっていたが、いろんなバリエーションで「板に正対する滑り」をやる。ベンディングには悩まされた。Nさんにとって、うちのレッスンは結構衝撃的だったようです。
# 冗談を言い合いながらレッスンしてるのに、いざ滑る順番になるとみんな斜面を登ってる・・・(笑)

3時半のお茶(っても、ビールだけど)の後、Nさんは丸池に戻り、残るみんなで師匠、N穂のレッスン。かなりガスっていたけど、雪はまあまあ。リフト終了まで滑る。
今日から、例年同様、東京・S谷中学の団体サンが志賀の湯入り。

この日は何のかんの言ってもナイター。晩飯の頃にはあれだけ深かったガスもきれいに晴れ上がっていた。そのためか、晩飯のビールは8人でたった2本。皆さんの気合いが感じられます。19時5分過ぎには西口さんからナイター券を買ってゲレンデへ。結局、8人中7人がナイター参戦、雪質もいいし、人も少ないし、もう大回り以外にやる気がしないくらいの条件。
このおいらが、法坂を3ターンで下りてくるって言ったら判って貰えるでしょう。

途中から、師匠がビデオを撮ってくれました。おいらは悲しいこと2連発・・・。

21時までナイターをやり、宿に戻ってすぐにビデオ鑑賞アンド軽く呑み会。23時半くらいまでビデオを見たり、スキー談義をしたり。その後、入浴、さらに酒飲み。最終的に消灯は1時半くらいだったかしら。持ち込んだ缶ビールは底をつき、ワインボトルが転がり、1升瓶まで空いてました。

そうだ、隣の部屋のボーダーの若者が廊下で宴会をやってました。今どきの若いヤツは・・・と思ってたんですけど、俺達がトイレに行こうとすると恐縮したように挨拶をしてくれる子達で「片対数グラフがどうのこうの」なんて難しいことを話題にしている理系の学生さんでした。

12月23日(祝)

昨日のナイター、みんな飛ばしすぎ。朝の第一声、みんな「いてて・・・」「か、身体が・・・」。8時半近くなってゆっくり朝食をとりにレストランに行く。
AFSCの隣のテーブルはS谷中の先生のテーブルなのだが、そこに女生徒8名ばかりが立たされて説教を食らっていた。どうやら、班員全員が朝寝坊をしたらしい。
「あなた達、このスキー学校は家族旅行じゃないのよ、団体旅行なの。決まりを守らなければ、あなた達はここに存在している理由がないのよ。」

ををっ、たかが寝坊でここまで言うか・・・と聞いているところに、さらに遅れたAFSCの女性陣登場。笑うに笑えず困った。きっと彼女たちならこう反論するだろう。「だって、うちファミリーだし、家族旅行だもん。」
さらに、先生の説教は続く。
「みんな、このままスキー教室を続けたいのだったら、部屋に戻って頭を冷やして、反省文を書きなさい。それを班長がまとめてくること。いいわね。それから○○さん、あんたの目つき、とても謝ってるようには見えないわよ。」

可哀想に。そこまで言わなくても、とも思うし、一方でここまで怒られるには深い深い訳があるんだろうとも思う。

さて、今日はレッスン受講希望者もなく、のんびりと10時くらいから全員で滑る。午前中、最初はスキーをトップから回していく滑り方、インスキーを意識した滑り方をやった後、昨晩に引き続きビデオ撮影。大回り、小回り、総滑と何本も撮っていただく。

昼飯はアプリコット。おいらは、その頃になると昨晩の酒で絶不調、まず最初にソルマックを売店で買う始末。20分ばかり様子を見て、おそるおそる小ジョッキ。

昼食中に再びガスが酷くなってくる。午後の1本が終わったところで、おいらは上がり、さっと入浴して帰り支度。今回は板を初め、殆どの荷物を志賀の湯に置いて帰れるので楽チン。

サンバレーバス停14時20分集合、40分発とのことで、ゲレンデ下で皆さんにお別れして、バス停へ。そしたら22分にはバス到着、おいらしかいなかったのでそのままバスは発車、竜王経由で、予定どおり21時ジャストに名古屋駅着。

【データ】

滑走日 :02年12月21〜23日(シーズン通算滑走日数7日)
ゲレンデ:志賀・サンバレー
ゲレ食 :アプリコット(ビワ池ホテル内)
      担々麺800円 焼き肉丼850円 餃子400円
生ビール大850円、中650円、小450円
アクセス:名駅〜サンバレーのスキーバス(寝台バス・往復割引で10,000円)
      往路名駅22:00発サンバレー06:10着  復路サンバレー発14:20発名駅21:00着
天気  :曇り〜雪
リフト券:スーパー10 36,000円  スーパー5 20,000円

リフト待:なし

【おこづかい帳】

ツアー費 : 30,000円(2泊4食、酒代他)
交通費  : 10,400円(スキーバス往復、市バス)
リフト代 : 12,300円(3,600×3+1,500)
その他  :  4,500円(昼食3回、生ビール他)
 計   57,200円

シーズン累計:102,060円


自宅−名駅のバス代、昼食代は、昨年までは算入しませんでしたが、今年は覚えている範囲で足してみます。


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