志賀初滑り

11月23日サンバレーAFSCの「志賀初滑り」に参加。先々週までの情報だとサンバレーで滑れそうだったが、その後、降っておらず(右がサンバレーの状況)、熊の湯での初滑り。
ここのところ体調、スケジュールとも厳しかったが、雪の便りが続々と届くし、シーズン初滑りは師匠に見ていただきたかったので、思い切って参加したところ「スキーの神様」が微笑んでくれました。

02年11月23日(土)快晴

まだ、世間はシーズン・インしていないので、夜行のスキーバスなどはなく、通常の交通機関を乗り継いで志賀入り。
5時間ほどの睡眠で、早朝6:15に出発、名古屋市営バス始発、JR特急しなの「1号」、長電急行バス始発(というか1日に2本だけ)と、1番ばっかりを乗り継ぎサンバレー着は11:30。
定宿の志賀の湯ホテルで着替えていたら,前夜から志賀入りしていた本隊(といっても師匠、A斉さんの2人)が熊の湯から迎えに来て下さり合流。

丁度、昼どき、食堂の営業はなかったようだが、「今シーズンから始めようと思っている」という釜飯を試食させて戴き、若干のビールと漬け物で昼食とする。釜飯は具とおこげがキーワード。おいしいのだが、目の前で炊きあげるので、どうしても20分ばかりかかってしまう。スキー場の昼飯として適当かどうかは難しいところ。(ノンビリとしたい人にはいいと思うけど、回転が悪くなるしね。)

路面は、湯田中ー蓮池まではほぼドライだが、そこから上はところどころ凍結。しかし道は空いてるので熊の湯まではクルマで10分。
11月23日熊の湯滑走開始は13時となった。第2リフトA線・B線及び第4リフトのみ営業。我々は第2リフトだけで滑ったが、その限りではブッシュが出ているわけではなく、雪質も、程良い堅めでビックリするほどgood。ゲレンデは空いていて、さすがに滑ってるのは「スキーマニア」ばかり。20名くらいのグループがいくつかレッスンしてるのが目立ちました。
風もなく暖かくて、おいらはウェアのジャケットを脱ぎ、アンダーウェアにベストで滑ったけど、これで十分。
滑り始めるとさっそくレッスン。今回のテーマは「おやこのハーモニー」。外スキーの親指、内スキーの小指を意識して、ということだが、これに膝の倒しこみや、外スキーの外回しなんぞを加えると、アーラ不思議、シーズン初めだってのに、すっかりカービング。

休みを取ることもなく3時半過ぎまで滑って、この日は終わり。16時にホテルに戻ったが、これからが長い。何しろ、普段なら17:30にリフトが停まるまで滑り、食事もそこそこに19:00からナイター、21:00にナイターが終わってから風呂、そして宴会となるのに、今日は5時間以上早いのだ。
まずはロビーでビール。宿から、漬け物やらつまみやらの差し入れがあり1時間ばかりウダウダ。
17時に風呂へ。もちろん貸し切り状態。ちなみにここの大浴場には先シーズンまで「水を出しっぱなしにしないでください」という注意書きがあったのだが、今回行ったら「水を出しっぱなしして下さい」という貼り紙もあった。要は放っておくと47度のお湯になってしまうが、かといって水を多く出し放しにしておくと、どんどんぬるくなってしまうということなのだが、入ってる方としては悩ましいところ。
食事まで1時間あるので、40分以上かけてゆっくり入浴。結果、3人とものぼせてしまいフラフラ。

18時からの食事、今夜の泊まり客は我々3名の他に4名。確かに秋の行楽シーズンと、冬のスキーシーズンの狭間なのだが、厨房のおばちゃん達の方が多いのだ。

志賀の湯の飯とにかく、この宿のメニューは暴力的に豪華。しかも、夏シーズン仕様なので、量も多い。鉄板焼きとキムチ鍋が一緒に出てくるって言えばお判り頂けるだろうか。

いつもはジャージであるが、今日は、風呂には入ったし、ナイターは無いし、3人とも浴衣にどてら。
「2時間かけて食おう。」を合い言葉に宴会モード。鉄板焼きが「速く焼けないよう」に卓上コンロのガスを弱めて焼く工夫、ビールでは腹がふくれてしまうので、途中から日本酒の熱燗に切り替え。こんなことはシーズン中にはあり得ない。

何とか8時までねばって(おばちゃん、ごめんなさい)部屋へ。師匠、A斉さんは文字通り「バタンキュー」。おいらも眠かったが、食ってすぐに眠ると翌朝胃が辛いので22時くらいまで本を読んでから消灯。

24日(日)晴〜曇り

シーズン中に聞き慣れた朝の館内放送はなし。7時半頃にウダウダと起きたから10時間近く眠っていたことになる。8時に朝飯。いつもの通り、部屋は帰りまで使わせて戴く。

本日も熊の湯。滑り始めは10時。昨日よりは多少ゲレンデは混んでいるが、団体サンにぶち当たらなければリフト待ちはなし。雪は若干緩い感じか。
昨日と同様、カービングをいろいろリズムを変えてレッスン。シーズン2日目にして、既に昨シーズンの最終日を超えたような感じなのは気のせいだろうか? 無理して滑りに来たのでスキーの神様がちょっとだけ「よしよし」をしてくれたに違いない。

12時前にゲレ食で昼食。メニューは4つだけ? おいらは豚汁定食900円。この豚汁が具だくさん。

午後になると曇ってきて多少ガスもかかってきた。少々早いが2時半にレッスン終了。

宿に戻り、ゆったりと入浴。いつもなら、まだ午後のレッスンが終わってない3時に風呂に入ってるなんて、新鮮。
パッキングを終え(うちのメンバーの早いこと、早いこと)、軽く喉を潤して、サンバレー発15:50。おいらは湯田中まで送って戴き、長電、JR、名古屋市営バスと乗り継ぎ21:30に無事帰館。

# 途中の車内で日本酒3合が空きましたとさ。

【データ】

滑走日 :02年11月23、24日(シーズン通算滑走日数2日)
ゲレンデ:志賀・熊の湯
ゲレ食 :レストラン「ベルドール」
     豚汁定食、カレーライス900円
     ボルシチ1000円、豚カツ定食1200円
アクセス:名古屋〜長野 JR特急で3時間弱
      長野〜サンバレー  直通バスで1時間
天気  :晴
リフト券:12月20日までは特別割引料金
     1日券通常4,500円が3,900円に
      1.5日券7,500円→7,000円
      2日券8,500円→7,800円
      3日券12,000円→11,000円
リフト待:なし

【おこづかい帳】

交通費  : 15,610円(JR往復12,380円+直通バス1,600円+長電1,230円+市バス400円)
リフト代 :  7,000円
宿泊費  : 12,000円(ツアー費。酒代等込み)
その他  :  1,250円(豚汁定食、缶ビール)
 計    35,860円

シーズン累計: 35,860円


自宅−名駅のバス代、昼食代は、昨年までは算入しませんでしたが、今年は覚えている範囲で足してみます。


スキーのページに戻る

ぴなのほめぱげへ