あとりえS試乗会

昨年に引続き、我孫子のスキーショップ「あとりえS」の試乗会 with BBQ に参加しました。今回は、真面目に板を乗り較べました。

02年4月20日(土)曇り〜晴

前日が高山泊だったので、早朝、友人の車にて横手山まで。例によってクルマの中は爆睡状態。目が覚めたのは松代のSAでした。ここでひと休みしていると、見たことのある顔が・・・。そう、昨年の試乗会の際、横手山ヒュッテでバッタリであった4人組である。今年は日帰りで(!)一の瀬を目指すんだそうな。なんと、まあ・・・。ひとのことは言えないけど(笑)。


横手山到着は丁度9時。ゲレンデ脇に板は並べられ、まさに試乗会が始まるところ。この時点では空模様は曇り空。
並ぶ板


ゲレンデ内のラフォーレ志賀という宿が今回の基地。早速、着替えて試乗会へ。
一体、何台の板があったろうか・・・。

普通の板→小回りができる板 というリクエストで板を選んで貰う。最初の板で足慣らしをした後、頂上へ。パンを仕入れて、吉田さん、長谷部さんのスタッフに差し入れ&朝飯。

この後、リフト2,3本ごとに板をとっかえひっかえ。
DYNASTER SKICROSS9
ATOMICAMBITION
RESPECTION
CONVICTION
GSU BETA RACE
FISCHERAIR CARBON S400

BBQ11時過ぎになりBBQ班のおいらは準備に専念。まずは炭火熾しから。この頃には雲も切れていい天気。
昨年の倍、4つのコンロに火を熾し終わったのが12時ちょっと前。滑っていた仲間も三々五々戻ってきた。生ビールは7リットル樽が二つ、そのほか缶ビール、ワインが雪で冷やされてる。宴会開始。

吉田さんからは「コンロは移らず、最後まで責任を持つ。ビールは2杯まで・・・」との注意があったけど、おいら、全部のコンロに愛着があり(笑)、あっちにパタパタ、こっちでパクパク、そっちでグビグビ・・・。(パタパタは炭をうちわであおぐ音、パクパクは肉を食う音、グビグビはビールを煽る音)
この日の生ビールは8杯!! 呑んだ、呑んだ。

最後のジャガバターまで堪能。
2時くらいから再度滑る。ふらりふらりと。もう、この頃には何をどう履いているのか判らず(^_^;)

それでも全日本スキー連盟ブロック技術員の腕前の吉田さんと何本か滑って貰ってアドバイスを戴く。(滑り方が「軽すぎ」だそうです・・・。)

ちなみにATOMICの板の名前です。
ambition:意欲
respection:尊敬???(こんな単語ってないようだけど)
conviction:確信
これって、ただのこじつけなんですって。もともとATOMIC RACING C・・・?の略のARCってのがATOMICの板には付けられてて、それに合うような単語をくっつけただけだそうです。だから、板の滑りとそれぞれの単語に意味はないんだって。なぁんだ・・・。

夕食前、ちょっと横になったら眠ってしまった。夕食はひとりに一杯ずつ中ジョッキがつく豪華版・・・と思ったけど、気が抜けてて何か苦いだけのビール。呑めない人のジョッキを引き受けたけど、2杯が限度だった。

そして8時から狂乱の宴会。呑んだ、騒いだ・・・。自己紹介を聞いてびっくり。20人ちょっとのメンバーだけど、最低でも1級・・・。まあ、こんな時期に試乗会に来ている人って、そんなところかな。

ちなみに吉田さんに言わせるとVOLANTの板は、クルマで言えば「ダイハツ」みたいなもので、それとレグザムの組み合わせは最悪なんだそうな・・・。

4月20日(日)雨・雪

昨夜呑みすぎ。7時半に朝食をとったが二度寝を決め込む。9時から試乗会だが、自主的に10時から参加にする。この時点で既に雨がポツリポツリ。

この日はSALOMONの新作ブーツを借りた。「COURSE XR」というブーツのFLEX110。おいらは左足内側のくるぶしのところに骨が出てるので、SALOMONなんて履けないと思っていたのですが、あにはからんや、これが具合がいいのである。ホールド感はあるけど、シェルを少しいじって貰うだけでフィットしそうである。サロモンの方に伺うと「日本人仕様」を作っているんだそうです。滑った感じは少し堅めだけど、なかなか具合はいいです。
今履いているレグザムは大分へたってきてるし、いつ割れてもおかしくないくらいは滑ってるから来シーズンには履き替えかも知れない。

板もSALOMONを中心に履いてみました。
 DEMO 9
DEMO 10
EQUIP 10    いずれも160センチ
おいらの腕前に一番ぴったり来るのはDEMO9。後の2台はなかなか手強い板だった。

ちなみに、雨はどんどん強くなり、昼前には土砂降り。ただし、リフト一本上がるとこれが雪なのだ。うーむ、横手山恐るべし。寒いし濡れるし。

さすがに昼には温かいラーメン・・・と思ったけど、やっぱり生ビールははずせない。

1時間半、たっぷり休んで身体があったまったところで、意を決して土砂降りの中へ。これまでに履いてなかった板を続けて履きました。その中で、ROSSIはあんまり良くなかった。

大会でクローズになっていたバーンがオープンになったので大回りしやすい板を借りて、何本も滑る。さすがにバーンは良かったけど、上は雪、下は雨・・・。風も強くリフト上は修行みたい。予定よりも少し早く14:40に上がり。
友人の車がノーマルタイヤになっていたので、雪が積もるとまずいので、着替えだけ済ませ(パンツまでびっしょり(笑))、15時に横手山発。

サンバレー辺りまで戻ってくると完全に雨になっていたのでひと安心。いつもの志賀の湯ホテルで風呂を借りようかと寄ってみたら、何と宿が閉まっていた。ホテルなんて年中無休だと思ってたけど日曜日に休んでるなんて・・・。

そこで、さらに山を下りて、コンビニで替えのパンツを買って、みやま温泉「わくわくの湯」というところに入りました。ここ露天風呂しかないんですよね。びっくり。ガラガラでおいらたち2人のほか、客はひとりだけ。雨のそぼ降る露天風呂ってのもなかなか良かった。1時間近くのんびりした。芯まで冷えた身体が融けていくのが判った。

一般道だけ走って長野駅についたのが17時20分くらい。駅の蕎麦で腹ごしらえをして17:51の特急で名古屋へ。自宅に着いたのが21:30くらい。

それからがちょっと大変。とにかくウェアから何からびしょ濡れ。普段スキー用具を置いてある部屋につるしたが、それだけでは乾きそうもなかったので、ヒーターをガンガン焚いてミニ乾燥室にした。


【データ】

滑走日 :02年4月20〜21日(シーズン通算滑走日数42日
ゲレンデ:志賀・横手山
天気  :初日:晴れ、2日目:雨・雪
リフト待:なし

【おこづかい帳】

ツアー費 : 18,000円(1泊2日、BBQ、リフト2日券、試乗代含む)
交通費  :  9,700円(高山〜志賀〜長野3500円+長野〜名古屋6200円)
 計    27,700円

シーズン累計:599,510円



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