うまいものツアー(作成中)メインは「うまいものを喰おう」だった筈なのだが、言い出しっぺさんが、今シーズン「滑り」モードになっていたので、思いの外、たくさん滑った。もちろん、喰って呑んで騒いだ(笑)02年3月1日(金)仕事を終えて、速攻で帰宅。ちょっとだけ腹に入れて、touch & go で名駅に向かう。リュックの中には、黒松翁の4合瓶、すがきやの期間限定カップラーメン、坂角のゆかり・・・。マニアックな世界である。何と言っても滑るのでなくて食いにいくのである。 名駅ではリクエストのあった手羽先を探す。名鉄地下の風来坊は終わっているので、駅西口の山ちゃんへ急ぐ。3人前ゲット。 最終の高山行きのバスは定刻20:25発車、車内はほぼ半分(2人掛けのシートに一人ずつ座る感じ)。で、定刻よりも少々早く23:00到着。今回もさわサンにお世話になる。 さわ邸で手羽先1人前とさわさんの手料理で夜食。なんだかんだで2時近くまでダベって仮眠。3:50出発。 3月2日(土)晴れ〜曇り![]() 7時に白馬の貸別荘到着。東京・横浜組3台も10分違いくらいで到着。 さっそく部屋に入り、朝食。おいらとさわサンはさすがに喰わず。 ここでまったりするのかと思いきや、みな着替え始め、8時過ぎにはゲレンデに向かう勢い・・・。白樺ゲレンデまで「リフトカー」なるものに乗って5分ほどの位置に宿はあった。結局、9時前には滑り始めている。 八方は、10年ほど前に来て以来。当時は滑りにも余裕がなく、どんなゲレンデだったかは全く記憶がない。皆についていく。雲の切れ目から何とか日が射したのをみて、全員で頂上を目指す。で、頂上の第1ケルン(標高1831m)でとった写真が右の写真。ケルンを隠してしまっているのがご愛敬。記念写真なんて得てしてこういうものである(笑) この時点で、頂上付近はかなり強い風が吹いており、実は立っているのも辛いのである。 この日は、とにかくいろいろなゲレンデを滑ろうということで、黒菱や兎平といった有名なコブ斜面を初めとして、回っていった。白馬国際ゲレンデが空いていてそこそこ結構楽しめた(ただし、雪質は・・・)。 また、兎平のゴンドラ駅の下のペアリフトが3本かかっているバーン(ここも国際ゲレンデというのかな?)は、整地された中斜面で中・上級の練習にはちょうどいいくらいであった。 11時に集合して昼食をとった。外から見ると格好がいい「サンテラスぱのらま」っつうところだったのだが、ここが×。普段、ゲレ食で×はあまり出さないのであるが、ここはなぁ・・・。とにかく「喰いたいな」って思うメニューがないのよ。で、高い。おいらはカレーを食ったけど、これくらいしかましな食事はなかったな。あそこは二度と行ってはいけない。それより、カフェテリア黒菱の方がつまみも充実してそう・・・。んなこと言っても、生ビールに缶ビール、まったりしてました。 午後は「尿意との闘い。」再度、上から順に滑るが、昼のビールは効いた。リーゼンだの、何だのいろいろ滑る。 夜通し運転してきた人もおり、それぞれの体調に合わせて宿に戻る。2時半にはおいらだけになってしまった。コブ斜面で腰がひけてしまったので白樺ゲレンデで治してから・・・と、雨がぽつぽつ来たが一人で滑り始めた。 ふた組ほど、多分学生さんだと思うけどフォーメーションの練習をしていた。2,3本滑ったところで、殆ど滑れてない二人組に気がついた。 ひとりはスキー、ひとりはスノボ。どうやらスキーヤーは初心者で、スノボはそれに付き合っているようだ。しかし、違う種目だからアドバイスができる訳もなし。2メートル滑っちゃ転び、3メートル行っては板をはずし・・・。スノボの子は全然滑れなくてかわいそう。そこで声をかけた。「一緒に滑りませんか?」 変な髪型のヒゲのおやじに声をかけ られた二人、一瞬固まったけど、スキーヤーの方は「ありがとうございます。」。スノボの子はちょっと遠慮しているみたいなので 「キミも滑りたいだろ? 2,3本滑っておいでよ。その間、私が面倒見て上げるよ。」と言ったところ、 「ありがとうございます。それでは・・・。」と滑りにいった。で、おいらとスキーの子で滑りました。 プルークをやっててもどうも内足の外エッジがひっかかるので、おかしいなと思ってたら「空手部なんです。」っつうことらしい。歳をきけば20歳。結局1時間近く面倒を見て16時上がり で、夜は宴会である。シェフがたくさんいるので、もっぱら喰い、かつ飲むのが中心。 メニューは、日本酒、ワイン、飛騨のベーコン入りポトフ、チーズフォンデュ、フェットチーネ、白馬「山愛」の絶品おやき、世界の山ちゃんの手羽先。らでぃっしゅぼーやの美味しい人参のサラダ、博多直送・さつまあげ&ふくの一夜干し 、さわサン特製わさび菜の醤油漬け、自家製スモークメニュー各種、自家製ピクルス・・・。まさに酒池肉林なのである。 しかし、年寄りが多いツアーであることも事実。日付が替わる頃には1人減り、2人減りしていくのであった。 3月3日(日)快晴![]() 貸しロッジの掃除を済ませてゲレンデに出たのは10時くらい。この日は天気も良く、ビールを担いでゲレンデに向かう。頂上で乾杯。記念撮影。その後はそれぞれの腕前に応じて滑る。もさもさの雪の中、兎平をはじめコブを攻めてみたが、返り討ち、ひざをやられてしまったかな。 それでも天気に誘われ、バーンを選びながら2時くらいまで滑り続けた。 着替えて、遅い昼飯の蕎麦を食って、さわサンに松本まで送って貰い(今回のクルマ代割り勘は、黒松翁純米大吟醸一本で許して貰いました(笑))、友人の店で一杯やってから、最終特急、最終バスで帰宅。 【データ】滑走日 :02年3月2日〜3日(シーズン通算滑走日数35日)ゲレンデ:白馬・八方尾根 アクセス:名古屋〜高山 急行バス 高山〜白馬 仲間のクルマにて3時間半 白馬〜松本 仲間のクルマにて2時間 松本〜名古屋 JR特急 2時間 天気 :2日とも晴れ リフト券:2日券7,600円(宿泊者割引) リフト待:ほとんどなし 【おこづかいちょう】宿泊費 : 14,500円(貸別荘、食材費、酒代)交通費 : 10,030円(名古屋〜高山2900円+高山〜松本2130円(ガス代・有料代割勘、路線バス代)+松本〜名古屋5000円) リフト代 : 7,600円 計 32,130円 シーズン累計:482,790円 |