職場の志賀ツアー(その3)

1月の奥飛騨、2月の平日に次いで今シーズン3度目の職場のツアーである。ひと月ぶりの志賀。
どのバーンも雪がよく、大満足。
あの奥志賀にワンメークやモーグルバーンが。丸池にもウェイブやレールがセットされてた。努力するスキー場と見るべきか、何かに媚びてると言うべきか。

02年2月22日(金)

例によって名鉄バスターミナル発の名古屋日急の夜行寝台バス。水曜日に予約したところ残席2ということでしたが、30人乗りのバスは27名で出発。3名はドタキャンか?

ひと月前から職場内に募集をかけていたのだが、時期が悪いのか、名古屋の人に志賀は遠いのか、結局応募してきたのは先輩一人だけ。2人のツアーである。キャンセルしようかとも思ったが、2月は志賀で滑ってないし、現地には知り合いのクラブも来ていることから強行したものである。

2月23日(土)快晴

予定通り、朝6時10分サンバレー着。
いつものように、志賀の湯にアーリーチェックインさせていただく。折角なので布団を敷いて、しばし仮眠。ほんまもんが始まるまで2時間弱、爆睡。AFSCのM村さんからTEL、10時過ぎに乱入してくれるとのこと。
朝食後、9時過ぎにサンバレー発。天気がいいので2人で奥志賀を目指す。
それにしても、今日は人が多い。サンバレーのリフト券売り場2カ所に行列ができているのだから・・・。

案の定、道中、かなり込んでいた。東舘のゴンドラの列が桟橋の端まで延びていた。12分待ち。

ゴンドラを降りると少々ガスが出ていた。一の瀬ファミリーを滑り降り、ダイアモンドを上がり、山の神を抜けて、焼額のクワッドに着いた時点で11時前。第2ゴンドラの待ち時間が30分と出ていた。クワッドの横を奥志賀に行くためには第1の方が横の移動も少ないので楽。焼額を斜めに滑り降りて第1ゴンドラに向かったが、こちらも列がいつもより長い。結局18分待ちであった。

熊落としを数本滑る。奥志賀に一番下のタラッタラの斜面にウェーブができていた。これがなかなかのもの。しっかり抱え込んで、ちょいとばかりジャンプ気分を味わう。
いつものホテルグランフェニックスの篝火に入ったのは11:45。いいタイミングで待たずに座れた。私たちの後に来た人は20分ほど待たされたようだ。ビール、餃子と豚汁定食。いつもなら1時間以上まったりとするのであるが、先輩が滑りたそうだったので12時半にはゲレンデに出る。

チャイナ熊落としを滑り、奥志賀ゴンドラを一本滑る。ゴンドラは空いているのに、ゲレンデには大勢のスキーヤー。とっても不思議な光景である。
そうこうするうちに、M村からの無線が入る。一の瀬まで来ているようである。一の瀬に急ぐ。向こうもこちらに向かっていたようで2時前には焼額で合流できた。

3人になり、焼額、ダイアモンド、ファミリー、東舘(オリンピックバーン)、寺子屋、西舘、ジャイアント、丸池と、途中でちょこちょこ滑りながら、サンバレーに戻る。サンバレーには国分寺市スキー連盟の皆さんが集まってビデオ撮影をしていたので、しばし見学。
結局、リフトが停まる17:30までゲレンデにいました。

宿差し入れのワインを呑みながらの夕食後、お疲れモードの先輩を残し、M村と小生はナイター、ゲレンデで国分寺のSクンと合流。彼はおいらの救急法の先生であり、高校の後輩でもあるのだ。上がって入浴後、国分寺のお部屋にお邪魔して、いろんな話をしていたのだが、いつのまにかあられもない姿に・・・(笑)
(ちなみに、顔が白いのは、ファンデーションでヒゲをつぶしたからである。ヒゲのない自分の顔を見るのも久しぶりだ。)

2月24日(日)曇り〜晴

朝食の放送が聞こえず8:10起床。直ちに食事。ありがたいことに、荷物の移動が不要なのでそのままゲレンデに急ぐ。

どこで滑るか思案のしどころ。先輩は横手山に行きたそうだったのだけど、朝のうちは天気が余り良くなく、横手の上まで行ったら寒そうだったし、何よりも移動がシャトルバスになり行動が限定されるため見合わせ。結局西舘・一の瀬方面に進むことにする。

ジャイアントではテクの検定を、西舘では何かのレースをやっていた。レースのゴール付近でJA中野がキノコ汁のサービスをやっていた。朝食をとったばかりではあったがタダとあっては戴かないわけにはいかない。美味であった。

前日よりは待ち時間の短かったゴンドラに乗り、東舘へ。そこから寺子屋、一の瀬ファミリー、ダイアモンドを抜け、焼額山へ。
このとき、ファミリーの迂回路を滑り、スキーのページの背景用の写真を撮って貰った。これまでの背景は2年ほど前に撮ったろうか、まだノーマルの板なので滑りが違ってて、ちょっと恥ずかしかったのだ。今回はしっかりカービング。その写真がこれだ。かつての背景とは大分違うことは判るだろう。

焼額では、一番手前のクワッドを2本ほど滑る。相変わらず人は多いが、上の方では雪質も悪くなく、とにかくロングコースなので気持ちがいい。この頃には空も晴れてきて、リフトの上で何度も白塗りをした。

そろそろ腹が減ってくる時間であるが、食事を西武エリアでする気もしないので、一の瀬へ戻る。で、ファミリーの迂回コース(普段はポールがセットされていて閉鎖されていることが多い)が開放されていたので、試しに滑ってみると具合がいい。おいらは腹が減ったのであるが、同行のお二人はそれほどでもないようなので、背中のポケットから常時携行しているキットカットを取り出し、空腹感をごまかしながら、4,5本このバーンで、カービングの大回りを楽しむ。

食事は高天原のゲレンデ下。カレーがメインの店で軽くすます。食事後うとうとしていたら、そのまま寝てしまったようである。その間15分くらいか。とにかく先輩はあまり昼休みを長く取らないのである。1時間もしないうちに再びゲレンデへ。

西舘のフード付きを4,5本。雪質はこの辺りが境になっているようだ。サンバレーへの帰路、一本だけジャイアントを滑ったが、コブも殆どなく、滑りやすい。「こんなのジャイアントじゃないやい。」(笑)

丸池まで戻ってきたのが3時。まっすぐサンバレーに戻っても良かったのだが、何と丸池にウェーブや、スノボ用のレールなんかもセットされているのをみて、ちょっと遊んでみたくなった。と、サンバレーから丸池に落ちるコースができている。聞けば「丸池B」コースなんだそうな。かねてから、丸池Aは何故Aなのか、BやCもあるのか・・・と疑問に思っていたのが解決。それなら、とBコースを3本滑った。さすがに足に来た・・・。
サンバレーに戻り、クーリングダウン代わりに数本滑り、4時に上がり。

入浴、パッキングの後、17:30にサンバレー発。M村号のナビはDVDが見られるので「わたスキ」をかけて貰う。途中渋滞もあったが19:00前に着いてしまい、「万座の灯りが見えたところ」で下車することになった。

最終のしなのは、入線5分前に並んで余裕で座れた。

【データ】

滑走日 :02年2月23日〜24日(シーズン通算滑走日数33日)
ゲレンデ:志賀高原(サンバレー〜奥志賀)
アクセス:名古屋〜志賀 夜行のスキーバス
      志賀〜長野 仲間のクルマにて1時間
     長野〜名古屋 JR特急 3時間
天気  :1日目 快晴、2日目 小雪〜晴れ
リフト券:スーパーパス1036,000円
リフト待:焼額第2ゴンドラ30分、東舘ゴンドラ12分 
ゲレ食 :だけかんば(高天原) 野菜&ポークカレー 700円

【おこづかいちょう】

宿泊費  : 10,650円(志賀1泊2食、税含む)
交通費  : 14,300円(名古屋〜志賀7500円+志賀〜長野500円(ガス代・高速代割勘)+長野〜名古屋6300円)
リフト代 :   8,700円(SP10の2日分+ナイター1500円)
 計     33,650円

シーズン累計:450,660円



スキーのページに戻る

ぴなのほめぱげへ