初心者ツアー

昨年1月、3月に引き続き、パソ通の仲間の初心者特訓ツアー。ホームグラウンドの志賀・サンバレーを舞台に幹事をやりました。

02年1月25日(金)

この日は郡上八幡で仕事が入り、終了予定は夜の9時。おっと、これじゃどうあがいても志賀には行けないじゃん・・・と困っていたら、高山のさわさんが「迎えに行くよ。」。土地勘がないので気軽にご厚意に甘えたが、雪道を往復2時間という行程であった。さわさん、ありがとうございました。

高山のさわ邸で仮眠を取らせていただき、3時過ぎもうひとりの仲間を高山でピックアップして、一路志賀へ。例によってうつらうつらしているうちにサンバレー着。

1月26日(土)

7時前にはサンバレー着。定宿のありがたさ、ひと部屋を使わせていただき、またまた仮眠。神奈川、栃木、滋賀からのクルマも順次到着、8時には全車4台計8名が揃ったのでありました。

ここで、各自に用意したカードに住所、本名(笑)や生年月日、血液型、既往症、薬アレルギーの有無、緊急時の連絡先等を記入してもらいました。パソ通の仲間はハンドルというペンネームで呼び合い、連絡もネットを通して行うのが通常であるため、いざというときに大変困るのであります。とくに初心者のレッスンですから、どんな事故が起こるかも知れない・・・、ということで書き込んで頂いたのです。
これを回収して、幹事のおいらが保管してもいいのですが、普段なら他人に知られたくない情報がある場合も想定されること、おいらが事故に遭ったときには困ること、といった点を考慮して、それぞれのリフト券ホルダー(折り畳んでも、裏返しても可)に入れていただくことにしました。(幸い、このカードを使うような場面はありませんでしたが・・・)

9時にレッスン開始。イントラ役3名、生徒3名、サポート(ビデオ撮影等)1名という豪華な布陣。天気は快晴、ゲレンデはガラガラ。これで上達しなきゃ嘘
準備体操の後、まずは全員のレベルを確認するために足慣らしを兼ねて一本。身体が暖まったところで「使用前」ビデオを撮る。まだみんな堅い感じでした。

午前中はとりあえず、さわ先生の下、4人(3シーズン目のプルーク〜をひと班でレッスン。残る3人はサポートに回る。まずはずらす滑りを徹底的にやりました。4人、それぞれ指導のポイントは違っていましたが、大まかに言うと、
・ 外足にしっかり乗り込むこと
・ 後傾にならないようにすること(外向傾をしっかり作ること)
・ 無理矢理、板を回さないこと
・ ターンを切り上げる
ってのがポイントだったと思います。

午前中2時間のレッスンを終え、少々早く11時に昼休み。
午後は、班分けをする予定でしたが、思いの外、レベルが似通ってきた(問題箇所が似通っていた)こともあり、午前に引き続き、ひと班でレッスン。午前の指摘事項に加え、
・ ストックを活用したリズム調整
・ ニュートラルポジションの意識
・ 角付けを強くしてみる
といったことがアドバイスされていました。

途中、休憩を挟んで4時までレッスン。午後のいち番と、終了間際にそれぞれ「使用中」「使用後」のビデオを撮りました。皆さん、お疲れさまでした。

夕食までの間は、天然温泉で疲れを癒し、ゴロゴロ。おいらはたまたまプライベートで来ていたAFSCのO武君と1時間ばかり滑っていました。

夕食は志賀の湯ホテルの「売り」のひとつ豪華な食事。ビール、持ち込みの日本酒、宿から差し入れのワインなんぞも傾けつつ、たっぷり1時間半かけて喰いました。
クラブの合宿だと、この後にナイターが控えているため、「食事」という感じにしかならないのだけど、この日は天候も悪かったし、ビデオの上映会も控えていたので最初っからナイターなし・・・ということだったので「宴会」モード。いつもは「おかず、喰いきれないよぉ。」と思っていたのであるが、じっくり時間をかけて、会話を楽しみながらアルコールとともに食べると、とびきりの宴会料理である。
凄いぞ>志賀の湯ホテル

20時過ぎから昼間のビデオを、プロジェクターでスクリーンに大写しにしてひとりひとり、コマ送りにしながらさわ先生の解説で、自分の滑りをチェック。
ポジションの指摘が多くなされてましたが、グリップの位置ひとつをとっても、滑りに大きく影響があるってことをお判りいただけたでしょうか?

ビデオ終了後も、3人のコーチ陣が、実演しながらいろいろ語り、質問も飛び交っていましたが、そろそろまぶたが重くなってきた23時にお開き、就寝となりました。

ちなみに、おいら、お開きと同時に布団に潜り込む。普段、スキーツアーで他人よりも先に寝ることはないのに・・・。やはり、疲れがたまっているようである。おかげで、O武の部屋を襲いに行けなかった。

27日(日)雪

朝、体中が痛くて起きられない人続出。かくいうおいらも全身倦怠感。しかも窓の外は雪。起きたくない・・・(笑)

とは言っても飯を食わないわけにもいかず、食堂に向かう。

ひと部屋は帰りまで使わせて貰えるので荷物の移動を行い、9時半からレッスン開始。雪は降っているが、風はそれほどなく、また、気温もマイナス1度程度だったので寒さは感じない。

参加者の希望もあったので、この日はサンバレーを離れ、ブナ平でレッスンすることとなり出発。途中、蓮池で一本、足慣らしをしてジャイアントへ向かう。各ゲレンデとも昨晩から降り続いた雪があり、初・初の方々にはかなり滑りにくい状況だったと思います。ジャイアントへの横の移動でかなり疲れた人もいた様子。ジャイアントの下りでは転倒も続出したため、急遽BERGで休憩。
人によっては麦の汁、人によってはケーキなんてものをお腹に入れて気分転換。
サンバレーに戻り、3グループに分かれレッスン&ブーツの調整。2時半くらいに最後のビデオ撮りをして、ようやくレッスン終了。遅い昼食を取り、15:30、ツアーは無事終了しました。

おいらは、コブコブになったゲレンデへ繰り出し、もう30分・・・と思ったけど、ガスもかかってきたため3,4本で終了。

温泉につかり、ディーゼルの給油パイプにお湯をかけ、滋賀県在住の仲間のクルマに送られて、ネクタイ姿で名古屋に戻って参りましたとさ。

【データ】

滑走日 :02年1月26日〜02年1月27日(シーズン通算滑走日数23日)
ゲレンデ:1日目志賀・サンバレー 2日目サンバレー〜ジャイアント
アクセス:いずれもクルマに同乗
     往路 郡上八幡〜高山(1時間強)、高山〜志賀(4時間弱)
     復路 志賀〜名古屋 ジャスト4時間
天候  :1日目晴れ 2日目雪
リフト券:いつもの通り。
リフト待:なし
ゲレ食 :志賀の湯ホテル なべやきうどん 750円

【おこづかいちょう】

リフト代 :  7,200円(3,600×2)
宿泊代  : 10,900円(1泊2食、夕食時のビール等含む)
交通費  :  8,500円(ガソリン代・高速代割り勘)

 計     26,600円

シーズン累計:299,410円



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