White Christmas in Shigaなんとも気恥ずかしくなるタイトルであるが、クラブでそう決めているので仕方がない(笑)天皇誕生日のおかげで、ちょっとした連休となることが多くなった12月のこの時期であるが、今年は3連休となったので、クラブの自主トレにこちらの読者の大輔命サンとお姉さん、りおサンの3名にも参加頂いて、計11名、にぎやかに滑りました。 01年12月21日(金)東京組のうち4名が先乗りで半泊、3名が早朝着、大輔命さん一行は昼前到着とのこと。おいらは名古屋22時発の夜行バスにて。志賀行きは1台のみで満席。ゆったりシートのバス。こんなことなら1000円余計に払わなくても、このバスに乗れたんだな・・・とチト残念。選んだバスが地元の地味なバスだったせいか年輩の客が多かった。 22日(土) AM吹雪→夕方曇り→ナイター快晴夜行バスは予定より1時間半遅れて8時20分サンバレー着。降りるときに運転手に訊いたところでは、道路の至る所でチェーン装着のためにトラックが停車していたためノロノロ運転となったんだそうだ。眠っていたので気づかなかった。中途半端に早朝につくよりは、ちょうどこれくらいが先発隊が起きる頃で好都合。さて、たどり着いた志賀は吹雪・・・。先週に引き続き辛いスキーとなりそうである。まだ先発メンバーは爆睡中のため部屋まで起こしに行き朝食開始が8:40過ぎ。小生がゲレンデに出た>のが10時、吹雪は一向に収まる気配がない。 例によって10日券(スーパーパス10)を購入。ちなみに今シーズンのサンバレーのリフト券売り場の女性は要チェックである。 吹雪の中滑っていると大輔命サン一行が10:30くらいに到着との無線が入る。午前中はぴな班(大輔命さん一行)と師匠班(その他)に分かれて滑る。雪、風、ガスとコンディションが悪い中、ぴな班はファミリーゲレンデで足慣らし。お姉さんは何でも7年ぶりとか・・・。 ここで、またまた声をかけられる。国分寺SCのUさんである。クラブでビワ池ホテルに泊まっているとか。先週ペンタピアでお会いしたSさんと同じクラブである。いやぁ、ほんとにいろんな人に出会うものである。 昼食はティファニー。昨シーズンに引き続き、またまた経営が変わったらしい。おいらが食べたスタミナ焼き肉丼(800円)は、塩辛すぎで食えたもんじゃなかった。普通なら「ビールが進む」と書きたいところなのだが、さすがにあれじゃねぇ・・・。生ビールの注ぎ方もなってなかったしなぁ・・・。 午後は全員で一本滑った後、師匠班(初級)、O武班(中級)、N穂班(上級)に分かれて、それぞれ講習。おいらが入ったN穂班はカービングである。先週もさわさんに指摘されたが、まだ腰、特に右腰が遅れて身体が開いてしまう。右腕を前に出す意識を強めて滑ってみる。 たっぷり2時間滑って、アプリコットで3時のお茶。お茶のあとは師匠に教えていただいたような気がしますが・・・、忘れました。 去年も一緒になった渋谷のS中160名が午後、志賀の湯ホテル入りしてて、宿の中は中学生だらけでした。うふふ。 夕食前、師匠とN穂先生が指導員研修会が開かれる菅平に移動、帰京する別の1名が最終の高速バスで下山。見送りに出ると、この頃には星が見える空模様になっていて、絶好のナイター日和(夜なのに「日和」はおかしいか?)になっていた。残る8名で夕食をとるも、ナイターに備えてビールはたった3本、いつもの半分以下である(笑) おいらは7時のナイター開始と同時にゲレンデへ、他のメンバーも続き、結局、6名がゲレンデへ。昼間の講習を思い出しつつ、びゅんびゅん飛ばしておりました。とにかく、一日中降り続いたので雪がいい、加えて、人が少ない、天気が良く 、風もない・・・と言うことなし、丸2時間滑りっぱなしでした。 入浴後、晩飯時の節制を取り戻すべく、ビール&小生持ち込みの八海山で軽く宴会。スキーツアーらしく珍しく自己紹介なんぞをやって、後はお決まりのスキー談義に花が咲き、お開きになったのは1時を回った頃でした。いい感じのツアーの夜でした。 23日(日・祝)快晴![]() 蓮池から道路を渡ってジャイアントに出る細い山道が子どもを先頭に渋滞したが、さしたるリフト待ちもなく順調に進む。 途中、いつものとおり、東舘山頂でアルコールを調達し、看板の前で記念撮影をし、時間にも余裕があったので寺子屋を一本滑り、一ノ瀬、焼額と進む。この間、とにかく修学旅行の中学生、高校生、大学生がもの凄く多かった。後で聞いたら一ノ瀬だけで16校入っていたそうな。これというのも、テロの影響で海外への修学旅行が中止になったことが原因らしい。なるほど。関係者には申し訳ないが、こうやって偶然にせよスキー場に来てくれた若い人の10人にひとりでもいいから、この雪、この天気に「スキーって楽しいな! またやりたいな!!」って気持ちになってくれたらスキー場も賑やかになるんだろうなぁ。スキー場側も正念場だね。 焼額では、横の移動を少しでも減らす為に第2ゴンドラ(?。奥志賀寄りの4 >人乗りのゴンドラ)に乗ろうね・・・と、さんざん言っておいたにも関わらず、昨シーズンの正月ツアーと同様、今回も「脳内気持ちいい物質」が出てしまった人がまっすぐ第1に向かってしまった。お疲れサン。 横の移動で汗をかいて奥志賀エリアに入ったところで恒例の乾杯。この楽しみのために苦しい思いをして奥志賀までやってきているのである。ところで、ジョギングの効果か禁煙のおかげか、この横の移動が苦にならないのである。不思議なものだ。 さて、これまたお約束のグラン・フェニックスを目指す。かがり火到着は丁度正午。20分待ち。その間、1階のフェニックスのアウトレット・ショップで時間をつぶす。ここは一見の価値あり。ウェア、小物の類しかおいていないが、とにかく安い。「カタログ未掲載」という訳のわからない理由で半値くらいになっているものもある。ちょうど穴があいてしまったグローブ(2900円)と五本指ソックス(980円)を買った。 かがり火では、今シーズンの新メニュー豚汁定食(1200円。お奨め。)とビールを頂く。 13:15、グランフェニックス発。途中、焼額を一本降りる。雪はいいが、さすがにこのゲレンデは人が多くて滑りにくかった。そういえば、この連休はついにプリンスも修学旅行を1校受け入れたそうだ。 この後は、淡々とサンバレーを目指す。西舘のコブ斜面がいい具合にコブがついてて、コブごとに倒れている高校生をよけながら滑ってくるのは面白かった。途中、リフトからみた丸池Aコースはまだコブがなく、あれなら滑れる・・・と思ったが、コブのない丸池Aを滑っても誰もほめてくれないだろうからやめた。 サンバレー到着は16:00。 この日のツアーを終えての反省点だが、志賀初めての人や初級者もいたので、例えば「合流があるので左側に気を付けて」「次のリフト乗り場は少し登るので勢いを付けて行って」「曲がったところに大きな木があるので、そこで集合」といった、我々にとってはごくごく当たり前のことでも、こまめに情報を与えてから滑り出すべきであったということ。これがないと、初級者が必要以上にスケーティングや階段登行を強いられ余分に疲れたり、先頭を見失わないようにと気もそぞろで他のスキーヤーに気づかなかったり・・・という危険に結びつくのである。先頭を行く者はガイドとしての役割が要求されるわけだ。 この晩、2名が帰京、残りは6人となりました。さすがにこの日は皆さん疲れたのか、大輔命サン一行はナイターはなしだが、AFSC組は「きっと菅平から師匠が滑りに来るに違いない。」とナイターを敢行。しかし師匠は都連の偉いサン方と呑んでいたとかでおいでになりませんでした。 この日のナイターにはS中学の生徒さんも多数出てきており、途中でO武、ぴなの「これ見よがしのフォーメーション」が何度か見られたが、殆ど気づいて貰えませんでした(泣) ナイターから上がって、ロビーでちょいと休んでいると、宿のおかみさんから五一ワイン(赤)の一升瓶(市販されていないとのこと)の差し入れがありました。これが冷えてて、甘くてうまい。空けちゃいそうになるのを抑えて部屋に戻り、ひと風呂浴びたあと、全員で宴会。ふた晩続けて一升瓶が空きました。この日は0時前に就寝。 24日(休)快晴さすがに疲れが出てきたのか、朝の動きが鈍い。食堂に行ったのが7:45くらい。それからのんびりと食事をして、「ほんまもん」を食堂の大画面で見て、さらにゆったり。最終日のため荷物の移動があり、滑り始めたのは10時になってしまった。この日もいい天気、いい雪。各自、サンバレーで滑る。ここでまたしても声をかけられました。東京時代のパソ通仲間(とは言っても、ひとりは奈良在住)が丸池に来ていて、サンバレーまで探しに来てくれたそうです。彼らも志賀フリークで、既に今シーズンもゲレンデラリー(志賀全山70基のリフトに乗る)を1回終えているそうです。なんとも、いやはや。ちなみに、今までの最高は1日に63リフトだそうな。(http://ueito.hoops.livedoor.com/ 参照) 昼になるとゲレンデは貸し切りに近い状態。これでやっていけるのか>スキー場 昼過ぎ、師匠・N穂先生が菅平での研修会を終えて合流。ビワ池ホテルのレストラン「アプリコット」(ビワだからアプリコット??)には新メニュー「野沢菜納豆丼」がありました。昨年からある野沢菜納豆スパがうまいので、丼もきっとうまいと思う。かくいう自分はビーフカレーかつ載せを食す。 午後は、研修会で師匠たちが教わってきたことを、即・伝授して頂きながらビデオ撮影。午前中で滑り終わってフェニックスのアウトレットに再び行く予定だった大輔命さん一行も気持ちいい物質が出てしまったのか、結局3時過ぎまで滑ってました。おいらは、下りのクルマの混雑具合で乗るバスを決めることにしていたが、さしたる渋滞もないようなので、最終バスにする。 ちなみに、研修会でのポイントは ・フラット(ニュートラル)のポジションを作る・見せる ・上下動をする ・スキーのトップ部分を雪面に食い込ませる意識でカービングをする(先週、さわさんが言っていたのと同じ) ってことだった。 16:15に上がり、入浴、パッキング。おいらは、サンバレー17:52発の最終高速バス、長野19:32発の最終特急、名古屋22:35発の最終市営バスと「最終」を3本無事乗り継ぎ、23時に帰宅。そこそこ混んでいたけど全て座れましたし、洗濯物以外の荷物を宿に預けてきたので、極めて楽チンでした。(死語か? だいたい「チン」って何だ?) そうそう、長野駅では時間があったのでわさび野沢菜蕎麦なるものを食ったのですが、快晴の二日間で唇が日焼けしており痛いの辛いのでまいった・・・。 それと、名古屋に着いたら24日の夜10時半、回りのカップル比率は90%でしたね。楽しかった・・・ていうカップルもあれば、さてさてこれから・・・という感じのカップルもいましたねぇ(笑) 【データ】滑走日 :01年12月22日〜24日(シーズン通算滑走日数8日)ゲレンデ:志賀・サンバレー〜奥志賀 アクセス:名古屋−志賀 往路夜行バス 約10時間 復路 高速バス+JR 約4時間半 天候 :1日目吹雪 2日目・3日目快晴 リフト券:スーパーパス10 36,000円 1日券は今シーズン値下げしたらしい。 サンバレーのみ有効のナイター券1500円 リフト待:ほとんどなし ゲレ食 :アプリコット 野沢菜納豆スパ 800円 【おこづかいちょう】リフト代 : 13,800円(3,600×3+1,500×2)交通費 : 13,250円(往路5500円(夜行バス)、復路1500円(高速バス)+6250円(JR) 宿泊代 : 25,000円(2泊4食+食事時のビール代等) 計 54,050円 シーズン累計:92,910円 |