岩原ツアー5週続けてパソコン通信の仲間のツアーです。昨年も参加した岩原のツアー。やはり名古屋からは遠かった。でも、そんなことも言ってられない。何故って・・・。 2月9日(金)最初っから大失態である。この日、静岡で仕事をしていたぴなは、名古屋集合22時に間に合うように静岡から新幹線・ひかり号で名古屋に戻った。豊橋(停車のひかり号だった)で席が空いたので、つい座ってしまった。眠らないように会議資料を読んでいたのだが、これが逆効果であることは人類が文字を使うようになって以来の定理であった・・・。ふと気がつくと、通路に人がたくさん立っていて、先ほどと違う雰囲気。しかも、名古屋到着時間を5分ほど過ぎている。関ヶ原で雪でも降ってて、遅れているのか・・・と降りる準備をしていると、どこぞの駅を通過、車内の電光掲示板には「」。やっちまった・・・。たったひと駅乗り過ごしただけなのだが、1時間以上のロス。結果、合流する仲間を30分以上待たせてしまった。この仲間は、半田、桑名、四日市、そして岡山から集まってくれていたのであるが・・・。ぴなの家の前の駐車場で皆さん、待っててくれました。 速攻で着替え、岡山からのクルマに荷物を積み、一路岩原へ。交替で運転しながら(正確には、交替で眠りながら)5時に宿に到着。まだ、みんな起きてたので、酒を呑みながら朝を迎える。 10日(土)曇り〜雪仲間が職場のツアーで上越国際に来ているとのこと。ウェアに着替えて朝食。4名で速攻でゲレンデへ。とにかく人が多くてびっくり。今シーズン(というか、ここ数年)、こんなに人がいるゲレンデに遭遇したことはなかった。北側斜面がかろうじて許せる雪。何本か滑るうちに、どんどん仲間が合流してくる。昼前には雪も降り始めたので、混む前にと昼食。おしるこ茶屋はすでに満席。生ビールの幟に惹かれて、ちょっと離れた「雪ん子」なるゲレ食へ。とにかく生ビール。3杯目には食堂のおばさんがサービスで漬け物を出してくれた。わらびがうまかった。これで昼食は終わり。出がけに件のおばさん。「気を付けて滑ってくださいね。」確かに、おいらとしても3杯呑んだのは初めて。 どんどん状況が悪くなるゲレンデではあったが、その分すいてきたのでしばらく滑る。なんとか3時まで滑るも、いい加減イヤになってくる。昼食1時間をはさんでかれこれ5時間は滑ってたのだからしかたない。 途中、クルマは温泉に寄ったが、着替え等を持ってこなかったため、クルマの中で惰眠をむさぼる。 宿に戻る。きょうは落語家さんが来て、話をしてくれる日である。進行役を仰せつかっていたので、スタッフと若干の打ち合わせ。 落語は、いつ聞いても面白い。落語家さん(アマチュア)のひとりが、国民文化祭で文部大臣奨励賞を受賞したお祝いで、鏡開き。黒松翁に無理をお願いして、一斗樽に一陽来復(純米大吟醸生酒だっけ?)を五升だけつめてもらったものを用意して、鏡開き。それにしても樽って開くの大変なのねぇ・・・。生酒を樽にってのは、蔵元の若旦那もちょいと難色を示したのだけど、2日前に詰めて貰ったので移り香もほどほど。なかなかのものであった。(かなりの贅沢) (右の写真、人物の顔は修正かけてます。心霊写真ではありません。念のため。) あとは宴会。とにかくよく呑んだ。 11日(祝)晴れ〜雪朝方、5時まで呑んでいたら、寝るところがなくなってしまい、残された仲間と3人で空き部屋に潜り込んで眠る。おかげで、9時過ぎまで寝こけてしまう。速攻で朝食(自家精米のコシヒカリ。とにかくうまい)をくい、何とか10時にはゲレンデへ。この日は岩原。とにかく人が多い。前々からレッスンを頼まれていた仲間(素敵なおねぇさま)と滑る。滑る回数は少なそうであるが、その分、余計な癖がついていないので、どんどん上達する。休みもとらずに、ようやく1時半に上がる頃にはプルークからパラレルらしきモノにまでなっていた。こんな風に上達するのをみると、教えていても気持ちがいい。 昼飯は岩原定番のピザ屋さん。とにかく人気の店で11時半頃に予約(ウェーティングリストに名前を乗せる)したのだが、席に案内されたのは2時近く。イタリア風のカリっとしたピザとお気に入りのバスエール(イギリスビールなのだが、アメリカ東海岸ではよく呑んだ)を堪能。店を出たのは3時をとうに回っていた。 この時点では吹雪に近く、ガスも出て視界も悪い。宿の迎えが4時なので、ピックアップポイントに急ぐ。 宿に帰ったら、先に帰ったメンバーがホットワインを作っていた。ひとっ風呂浴びて戴く。初めて呑んだが、これがうまい。 実は、この日は夜のイベントとして花火が用意されていて、花火師の面々はゲレンデにもいかず、1日かけて打ち上げ場所の圧雪、花火の仕込みをしてくれていたのだが、如何せん、この悪天候。雲が低く、打ち上げても花火が見えない・・・ということで、断腸の思いで中止決定。うーん、残念。 その分、夕食時から樽酒(梅錦さんの差し入れだったのだ)が振る舞われ、宴会突入モード。それからはあとから、あとから日本酒、ワインと出てくる。この日は東京の地酒だったかな? 一晩で乾杯を41回。チャイナドレス姿の撮影会もあったぞ。おいらは、いつのまにかサルになってた・・・。 12日(休)雪さすがに、この日は「スキーはもういい」。皆で後かたづけ。宿にお願いして、自家精米のコシヒカリを10キロ分けていただく。10時半、宿を出て、越後湯沢の「新橋」なる蕎麦屋さんに行く。予約が入れられないため並んで待つ。11時の開店と同時に乗り込み、へぎそば、マイタケの天ぷら、身欠きニシンの煮付けを頼んで、朝からビール、日本酒。「蕎麦屋で一杯」っつうのはあこがれだったが、酒も食い物もうまくて満足。 長居をして1時過ぎに越後湯沢発。途中、渋滞を避けて下道を走る等の工夫をするも「この日混まなきゃ、いつ混む?」という2月の3連休最終日。しっかり渋滞にハマリ、千種着は20:30。ふー、お疲れ。皆と別れた後、途中のSAで買った水沢うどんで味噌煮込みうどんを作ってチョイと遅い晩飯。 【データ】滑走日 :01年2月10〜11日(シーズン通算滑走日数19日)ゲレンデ:上越国際、岩原 アクセス:往路6時間 復路8時間半 天候 :初日 雪、二日目 晴れ リフト待:5分程度 リフト券:週末1日券4,000円(宿の割引券利用で3,500円) 2時間券2,300円、3時間券2,700円、4時間券3,200円 【おこづかいちょう】ツアー費 : 19,500円(宿泊費、酒代)リフト代 : 9,000円 交通費 : 7,000円 計 35,500円 シーズン累計:291,350円 |