よませツアー

2週続けてパソ通仲間のツアー。名古屋に転勤になり、交通手段がないのであきらめていた恒例のツアーなのですが、先週のバスツアーでピックアップしてくれる人が見つかったので急遽参加することにしました。大人から子どもまで参加する楽しいツアー、今年のテーマは「学園祭」。

19日(金)

桑名の仲間が23時きっかりにぴな邸到着。春日井から高速に乗り、渋滞もなく午前3時によませ着。途中1時間ほど運転を交替する。実に1年ぶりの運転だったのだが、「青いイプサム」はとっても運転しやすいクルマでした。
通常、夜中の3時に着いたら、こっそりと控室に潜り込んで毛布にでもくるまりながら朝を待つもの。事実、寝袋と毛布を用意していったのですが、ここのメンバーは違う。そう、その時間にも20人以上が呑んでいたのである。
1年ぶり、つまり昨年のこのツアー以来の仲間もいて、5時くらいまでビール、日本酒でお話を楽しむ。

20日(土)晴れ

9時半まで爆睡。いい天気、雪もバッチリ。昨年のこのツアーでレッスンをやったためか、今年も「教えてください。」って人が何人か出てきました。「学園祭」がテーマということもあり、部活代わりにレッスンをすることにしました。午前2時間、午後2時間、みっちり。
終わった後、先生仲間とカービングの練習。

日中、スノボの大会のため閉鎖されていたコースが空いたので、そこで高速の大回りを練習してたのですが、4,5本滑ったところで、縦に深く掘れたギャップにインスキー(左足)がはまり、変な力が加わったため板がはずれてしまった。
「あ、やばい」と思い、何とか残る右足一本で滑ろうと思ったのだが、板のない左足をついてしまい、体勢が崩れ(左足が残り上体だけが前に出てしまった)、残る右足も板が外れてしまった。結果、顔面から雪にたたきつけられることに・・・。この一瞬に、それこそ走馬燈のようにいろんなことが思い出された。左のストックが雪面にささったため、左肩を少々変なひねり方をした他、顔面(頭)を雪面にたたきつけたため、サングラスが吹っ飛び、頭を打ちました。

文字に書くと、大変な事故のように聞こえるが、まあ、雪の上をもの凄い勢いで転がったってな感じ。落ち着いて身体を点検してみると、特に痛いところはなし。意識もはっきり。出血もなし。最後の緩斜面で滑落もなく、雪は柔らかかったし、ストックにじゃまされた左肩を除き、うまい具合に受け身が取れたようである。ポケットの中の無線機、デジカメも無事。
吹っ飛んだサングラス(SWANSのガルウィング)はつるが左右ともはずれてしまった。折れたと思い、穂面の請求用にレンズ部分とフレームを拾ってみたところ、どうもこのサングラス、衝撃を受けるとつるがはずれる仕組みになっているみたいで、簡単に直った。うーん、なかなかの優れものである。

左の板は10メートルぐらい、右の板は5メートルくらい上に転がっていた。5メートルは吹っ飛んだということだろう。それにしても、両足の板をはずすような転び方ってのは、この10年くらい記憶がない。大きな怪我をしなかったのは不幸中の幸いである。

さて、夜のイベントは二つ。ひとつは花火、そしてもう一つは「学園祭」である。
まずは花火。我々のパソ通仲間には「花火師」の資格を持っている人たちが何名もいる。そろいの法被を身にまとった彼らは、花火の買い出し、仕込み(導火線のセット)から打ち上げまでやってくれるのである。
左の写真は、打ち上げ筒を手にした花火師の二人である。(この日は5人ばかり揃ったかな?)。向かって右の人は、そう、正月ツアーでお世話になった職場の先輩である。この日は花火師で登場である。
右の写真は何発か打ち上げられた花火の一つ。ぶれて見えるのはリフトである。この日の一番大きな花火は4寸玉だそうだ。
いろいろな花火大会で「尺玉」なんてのに慣れていると4寸なんて・・・と思ってしまうが、目の前で、自分たちだけのために打ち上げられて、頭の真上に開くと、それはそれは迫力である。

花火の後の学園祭は、慎吾ママあり、ミニライブあり、腕相撲あり・・・。ぴなの高校時代の文化祭の後夜祭のノリであった。懐かしいなぁと思っていたところ、今回のツアーの幹事さんは、ぴなの高校の同窓生だったらしい。なるほどぉ・・・。
その後は、伝統芸能(謎)あり、ラ族あり。おいらは3時過ぎに寝たが、みんなは明け方まで語り合っていたそうである。

21日(日)吹雪→晴れ

昨晩、さんざん騒いだ仲間達。もとより今日は滑る積もりがない人が多い。あはは。
ぴなをピックアップしてくれた桑名の仲間も朝10時には宿を出て小布施で昼食とのこと。小布施は去年の7月に行ったばかりなので、土岐の仲間と滑ることにする。10時過ぎに仲間を見送り、残ることにした数少ないメンバーと一緒にゲレンデは。にしても、きょう一緒に滑った人は、浦和、富山、土岐と全国に散らばる。「パソ通、強し」である。

視界が悪く、ゲレンデに人が多い(何やら長野県では、毎月第3日曜日は「親子の日」で、リフト券が割引になるのだそうである。)状況で、昨日のことも頭にあったので、今日は小回り中心に慎重に滑る。

天候が回復してきたので途中昼食をはさんで、2時過ぎまで滑る。3時には宿を発ち、途中50キロ制限、偽造ハイウェイカード騒動等もあったため、ぴな邸についたのは9時近くになってしまった。一緒に帰ってくれた小うさぎちゃん(5歳)はおなかが減ったようで、悪いことをしてしまった・・・。

【今回のキーワード】 サル、サル・・・

【データ】

滑走日 :01年1月20〜21日(シーズン通算滑走日数13日)
ゲレンデ:北志賀・よませ
アクセス:往路4時間 復路6時間
天候  :初日晴 二日目吹雪
リフト待:二日目の一番下のリフトのみ10分弱
リフト券:1日券4,000円 2日券7,000円

【おこづかいちょう】

ツアー費 : 15,600円(宿泊費、酒代含む)
リフト代 :  4,000円(初日の1日券(2日目は宿の優待券利用))
交通費  :  4,500円(同乗させて貰った往路の高速代、ガス代負担)

 計     24,100円

シーズン計:201,900円



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