世紀越えツアー

新年はスキー場で迎えるのが、ここ10年以上の恒例となってます。で、新世紀を迎える今年もなじみの志賀さんバレーへ行って来ました。今年のツアーは5日間、いろいろな話題がてんこ盛りだったのですが、とにかく転勤の内示を受けて3日目の出発と言うことで、なにやら落ち着かない中でのツアーでしたが、そこはそれ、アクシデントがあっても何とかしてしまうのがAFSCなのでありました。

29日(金)

本来、この日は、パソ通仲間の家での忘年会に顔を出して、夕方、クラブの師匠のクルマで志賀に向かうはずでした。ところが、転勤することもあり、何やら去りがたき雰囲気となり(どうせ、うまい酒でもあったんだろう、というツッコミは却下)、結局その晩は「私をスキーにつれてって」のDVDを5回も観て、とめて戴くことになったのであった。

30日(土)晴れ

さわさんで、その忘年会に一緒にいた職場の先輩が、朝、岐阜の実家にクルマでお帰りになるというので、途中にサンバレーに寄って貰っちゃいました (笑)。11時サンバレー着。

昨晩の「わたスキ」の効果か、はたまた、一面の雪のせいか、昼食後、先輩も滑ることになった。突然のことなので、とてもスキーヤーとは思えない格好なのだが、この先輩、れっきとしたSAJの指導員。2時間みっちりマンツーマンでカービングを教えて貰いました。(にしても、マンツーマンって休む間がなくて疲れた・・・。)

3時過ぎ、先輩が実家を目指してゲレンデを発ったあとは、クラブ(この時点で7名)に合流。師匠に引き続きカービングを教わる。左右の板の前後差(外足が遅れる)のを指摘される。
当然のごとくナイターも目一杯滑る。

31日(日)晴れ

早朝、4名が追加合流するはずが、7時頃、2名のみ現れる。はて、もう一台は・・・? 何でもダイナモがイカれてしまい、パワステもABSも使えない、つまり、ハンドルも使えなきゃ、ブレーキも利かない状態になったんだそうです。高速で・・・。幸い、異変に気づき、最寄りのSAに入ろうとハンドルを切った直後、しかもSAの中には他のクルマも少なかったので大事には至らなかったようです。自動化されたクルマってのも考え物ですねぇ・・・。

午前8時でプラス1度。この日は1日サンバレーでレッスン。夕食後、みなバッタリ倒れていたため、ナイターはなし。

初滑りのサル23時、思い思いの扮装で食堂の定位置に。小生はアラビアの富豪から定番のサルへ。宴会開始。45分前から乾杯。年越しそば。紅白のエンディングの「蛍の光」を他の客も巻き込んで大合唱。そしていよいよカウントダウン。今年は、年越しナイターがあり、また、サンバレーで花火が上げられたため、30秒前から例年よりもずっと明るい雪中へ。一般客からの飛び入りは1名。

新年になり、クラッカーをならし、特別バージョンの「花火の踊り」の後、定番のマイムマイム。志賀の湯の差し入れのシャンパンで客全員で乾杯。
その後、おいらはサルの姿でナイターを2本。21世紀の初滑りとなりました。

1日(月)曇り(だったかな?)

正月です。えっと何をしたんだっけ? とにかく、レッスンのお客さんが多くて、たくさんの班分けをして、おいらも5歳男児を担当したんだけど、1本ヒモ付きで緩斜面を滑ったら「もう、イヤだ。」となっちゃって、しばらく雪遊びをした後、師匠に引き継ぎました。あー。
夕食前、正月の行事を終えた2名が到着。当然のように夜はナイター。

2日(火)晴れ〜雪

朝のうち天気が良かったので、レッスン担当の3名を残し、残り9名で奥志賀ツアー。10時サンバレー発12時過ぎに奥志賀着。東舘で記念写真を撮った辺りではまだ曇りだったのだが、だんだん天気が悪くなり焼額に着く頃には雪が降り、ガスも出てくる悪天候。そんな中で、焼額の第1ゴンドラに乗るはずが、先に滑ってた某Sが「脳内気持ちいい物質」が出まくり、まっすぐ第2ゴンドラへ。結果、5人が第2ゴンドラ、4人が第1ゴンドラへ。しかし、いずれも10分待ち程度、無線で連絡を取り合いながら無事合流。第2は6人乗り、第1は4人乗りだったので、却って良かったかもしれない。

奥志賀はさすがに雪がいい。しかし視界も悪く長居は無用。バス停上の奥志賀レストランで昼食。四谷青対用にメニューを点検。五目堅焼きそばはお奨め。悪天候の中、帰りも2時間程度。3時過ぎにサンバレー着。志賀の湯で少し暖まる。おいらはコーンポタージュ。ぬるかった・・・。

最後の晩ということで、夕食は「さようならあるぴな」。ガンガン、ビールを呑んでヘロヘロになったところに、師匠の旧知の名古屋人2名が乱入。ナイター組はナイターへ。師匠は、昼間のレッスンのビデオを食堂の大画面で生徒さんに見せてあげる。

3日(水)曇り、ただし突風により地吹雪

すごい天気。マイナス6度。なかなか大変だった。おいらは、また知人(from 奈良)に声をかけられる。これで3週連続である。 あまりにも風が強かったので、午後はファミリーゲレンデでビデオ撮影。しかし、あまりにも寒く、3時過ぎに休憩。四谷青対の先発隊が到着済み。4時に再びゲレンデに出る。頂上はマイナス12度。しかも風が強く体感温度はマイナス20度くらい。おいらはコブ斜面にチャレンジ。今年から使い始めたVOLANTはコブにも強く、ガンガンいける。しかし、あまりにも寒いため、40分ほどで上がり。18:30下山。途中、東部湯の丸で夕食をとり、ぴな邸着はちょうど23時。 【キーワード】 ・フランス語で「ペ」とは? 「チンチン」とは?? ・M村の21世紀の初夢は? ・あやしいおっちゃんカメラマン ・ぴな、通訳になる

【データ】

滑走日 :00年12月30日〜01年1月3日(シーズン通算滑走日数 9日)
ゲレンデ:志賀高原(サンバレー中心)
アクセス:往路3時間10分、復路3時間45分(途中の休憩含む)
天候  :本文中のとおり
リフト待:ほとんどなし(焼額ゴンドラが5分程度)
リフト券:10日券36,000円

【おこづかいちょう】

ツアー費 :70,000円(交通費、宿泊・宴会代)
リフト代 :20,000円(3,600×5+ナイター1,000×2)

 小計   90,000円

シーズン計145,600円


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