クリスマス・イブイブツアー

スキークラブの自主トレその2。クリスマスの直前ということで、イブイブと銘打ってのツアー。
今回も、指導員1名、準指導員1名、1級3名、2級2名、小学1年生1名(笑)と、バラエティに富んだメンバー。ぴなのホームゲレンデ志賀での初滑りです。
日時:2000年12月22日(金)夜〜24日(日) ゲレンデ:志賀高原(サンバレー他)

22日(金)

小学生のいるCくん一家3名が先発、ぴなは第2陣、平均年齢50歳(!)の男性3名。ぴな邸21時発、0時10分頃サンバレー着。定宿である「志賀の湯ホテル」の乾燥室には10台足らずしか板がない。そんなに空いてるのか???
部屋に入り一息ついていると、Cくんが合流。飲み始めました。先週のカービングの話等を始めると、終わらない、終わらない。ビール、ワインを飲みながら2時過ぎに就寝。

23日(土)快晴

朝7時過ぎ、第3陣のKくん夫婦到着。9時過ぎに滑り始める。リフト券は「スーパーパス10」を購入。昨年と同じく10日分で36,000円+保証金でした。10日間、志賀で滑れる見込みはないけど、自らへのインセンティブとするために敢えて買いました。

最初1時間ほど師匠は小学生のレッスン、残りのメンバーは準指導員のKくんのレッスンを受ける。初滑りの人が多かったので、まずは足慣らし。サンバレーは、少々堅めのバーン。写真とおり、あまりにも天気が良いので、両班合流して奥志賀を目指すことにしました(小学生はC夫人とシャトルバスにて。)。
奥志賀への道中は、一応、全て滑っていくことはできましたが、ところどころ草は出ており、今年は雪が少ないんだな・・・というのが実感。ジャイアントは、何故かふかふかの雪でした。途中、寺子屋で一本滑ったり、焼額のクワッドが運休していたりと、いつもと最短ルートとは別の行程になりました。さすがにコクド、客が少ないと(?)いとも簡単にリフトを運休しちゃうんですねぇ。それでも奥志賀には12時前に到着。

奥志賀に近づくにつれて雪質は良くなっていき、さすがに奥志賀は「キュッキュッ」という雪でした。シャトルバス組と合流、ホテル・グランフェニックスの篝火で昼食。混んでいたわけではないのに、ラーメンが出てくるのに30分くらいかかった・・・。

午後は、しばらく奥志賀で練習。Cクン夫婦、師匠・小学生、その他の3班に分かれて、それぞれのレベルに応じた練習。空いており、雪質も良かったので、いつもより長く奥志賀にいました。サンバレーに戻るタイムリミットの3時頃になったので、ようやく戻ることに。ラストの丸池のリフトの最終に間に合うよう、かなり飛ばしていきました。途中、西舘の急斜面は半分くらいしかコースがなく、かなりのコブが出ていたのですが、170センチの短い板だと、ひょいひょいと好きなように、まるで歩くように降りてくることができる。カービングの板(が、長さを短くすることができること)のもう一つの大きな利点だ。そんなこんなで、丸池リフトに乗ったのは16:21。ギリギリでした。

無事、サンバレーについて、いつものパブレストランで一服・・・と思いきや、経営形態が変わっちゃったようで、すっかり雰囲気が変わってしまった。なんか、居心地が悪かった。

17時過ぎにホテルに戻り、夕食までビールとウィスキーを呑みながらしばしスキー談義。なかなか夕食の放送が入らず、18時半になり、しびれを切らしてフロントに電話すると「もう準備できてますよ・・・。」とのこと。あらら。食堂に行ってみると、中学生の団体がわんさか。彼らは、板を外のスキー立てに置いてあったようで、どうりで昨晩、乾燥室に板がなかったわけ。

ということで、ナイターに出るにはちょっと遅い時間から食事が始まりました。いつもながら立派な食事をとるうちに、物足りなくなって、小生は持参の日本酒(飛良泉の山廃純米。Thanks to Takko)をKくんと飲み始めました。この時点で二人はナイター放棄。師匠も日本酒を一杯。ということで、19:30くらいまで、のんびりと「オードリーごっこ」(笑)なんぞをしながら、宴会のような夕食を楽しみました。

部屋に戻り、うだうだ、ゴロゴロ。酒を呑んでいないK夫人がひとり元気でナイターに行きたそう。部屋がゲレンデ側で、覗いてみると10名程しか滑っていない。師匠がムクッと立ち上がり「仕方ない、1本だけ滑るか。」K夫人が即反応。二人で準備を始める。ふたりの様子を見て、おいらも「仕方ない・・・。」(笑)
この時点では小雪がちらついていました。誰もいないゲレンデで、比較的長い距離をカービング大回りで滑りましたが、小生「開眼」しました。(^o^)
結局3人で3000円の回数券を回して使い3本で上がりました。たった3本、25分ほどでしたが、収穫の多いナイターでした。

ナイターから戻り、風呂に入り、ビール、お子ちゃまシャンペン、ワインなんぞをトロアグロのオニオンブレッド(師匠の差し入れで、うちのクラブの定番なのだ)やチョコレートで呑みながら、スキーから始まって、パチンコやさんの話、ウィスラーの話等・・・。12時を回って、一人、また一人と沈没し出したところで就寝。

24日(日)小雪〜曇り

8時に「館内のお客様、おはようございます・・・」のいつもの放送で目が覚めました。昨日は、適度に呑んで、早めに寝たせいか、みな、早めに目覚めていたようです。Cクン一家は、クリスマスの準備もあるとのことで、今日は滑らずに帰京。残る5人は9:30くらいにスタート。今朝は師匠がおおボケで、リフト券は忘れるわ、無線機は忘れるわ・・・。15分は時間をロスしましたな。その間、中学校の引率の先生としばしお話。私立の中高一貫の学校の中二165名だそうで、昨年までは、先生が教えていたそうですが、今年から専門のイントラにお願いすることになったそうです。うちのクラブも小さいながら中学生のツアーをお手伝いしていることから、短い時間でしたが、話が盛り上がりました。

さて、この日は小雪のちらつくサンバレーでガンガンカービングです。(修学旅行の団体が全部で3組くらいあったけど、蓮池方面やファミリーゲレンデに移動していったので、サンバレーのメインゲレンデは空いていたのだ。) 午前中は大回り中心。比較的長い距離を滑りながら、師匠が滑り、1,2級が滑り、最後に準指のKくんが滑って、おさらいしてくれるという、とっても贅沢なレッスン。いろいろなポイントがありましたが、「手を前」「進行方向を見る」「スタンスを広く」「へそを引っ込める」「ブーツの出し入れ(前後動)」「下を見る」「腰の解放」・・・。すごいでしょ? 口では説明できませんぜ。

滑っていて、二人の人に声をかけられました。ひとりは、何度か一緒に呑んだことがある国分寺スキークラブの方。この方は、ひょんなところ(もちろんゲレンデですが)であうんです。もう一人は件のパブレストランで昨年バイトしてた女性。いずれにしても、ホントに良くスキー場で声をかけられます。

さて、12時。昼飯をどうするか。例の店は使えない・・・。結局、初心に戻り、泊まっているホテルのレストランに。小生は、今シーズンの新メニュー「ハンバーグ定食」(1000円)を頂きました。お奨めです。
さて、午後にはいろう・・・とするとき、志賀の湯の隣で食事をしていた女性2人。某スキースクールのワッペンをつけていたのを師匠が見つけ、話しかけました。どんな練習をしているか等いろいろ話して、最後には「終わったらおいで。教えてあげるから。」うーん、さすが師匠。

午後は修学旅行生が戻ってきてゲレンデが混んできたこともあって、小回りも交え、ビデオも撮りながらの練習です。某有名中学の生徒さんとリフトで乗り合わせた小生は、たまたまその学校の先生を知っていたことから「駄洒落が好きな数学の先生いるでしょ」と話しかけて、お友達になっちゃいました。(その後、彼女たちは、おいらを見つけるたびに手を振って、声をかけてくれるんです。がはは。)俄然、張り切っちゃいました。いやぁ、持つべきものは中学教師の友・・・

4時くらいになると修学旅行生のレッスンも終わり、再び空いてきたので、メインゲレンデの上から一番下までの、総合滑降並みのレッスンを繰り返しました。K夫人がノリにノってました。

4時半近く、某スクールの女性2人が講習を終えてサンバレーに戻ってきたので、時間の都合で一本だけ一緒に滑りました。小生のクラブの名刺を渡しておいたので、今度はツアーに参加してくれるかもしれないo(^o^)o
5時前、暗くなってきたので本日は終わり。ゆっくりと風呂に入り、サンバレー発は18:15。途中、全く渋滞がなく、東部湯ノ丸での夕食を含めて、ぴな邸着はちょうど22時でした。

まだまだ、雪の量は足りないですが、まずまず、許せる感じ、今週末の正月ツアーが楽しみです。おいらのカービングもお楽しみに。



【今回のキーワード】

スキー場のスカート姿
いやあ、びっくりしました。同じ宿の中学生の女の子達、宿の中でスカート(&ルーズソックス)なんですよ。おいら、中学生の団体なんてジャージ姿しか見たこと無かったんで、なんというかドッキドキ。すっかりオヤジがはいっちゃいました。

爆発する頭
写真にもあるとおり、今回は髪がレゲー風に爆発しておりました。実はこれ、新たなアイテムなんでござんす。結構、ウケてましたぜ。

【データ】

滑走日 :00年12月23〜24日(シーズン通算滑走日数 4日)
ゲレンデ:志賀高原(サンバレー中心)
アクセス:往路3時間10分、復路3時間45分(途中の休憩含む)
天候  :初日快晴 二日目小雪〜曇り
リフト待:ほとんどなし(焼額ゴンドラが5分程度)
リフト券:10日券36,000円

【おこづかいちょう】

ツアー費 :28,000円(交通費、宿泊・宴会代)
リフト代 : 8,200円(3,600×2+ナイター1,000)

 小計   36,200円 シーズン計 55,600円


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